出産予定日の1週間前に陣痛が来た、星田つまみさんは、家族で病院に行くことに。その後、実母が星田つまみさんのいる分娩室に到着し、安心した星田つまみさんでしたが、陣痛と共に骨盤にかなりの痛みが。様子を見にきた、助産師さんは顔面蒼白になり、医師を呼びに行きました。
死を覚悟した瞬間
病室に来た医師から「常位胎盤早期剥離(妊娠中、または分娩時に胎児が出てくる前に胎盤がはがれてしまうこと)」と告げられた、星田つまみさん。
緊急で手術をすることになったのですが、手術の準備中、星田つまみさんの体に異変が起きて……。
※こちらはイメージです。側管注射(点滴剤や薬剤を注入すること)は、メインの点滴につながれている三方活栓(2種類までの薬剤の混入をおこなう器具)からおこないます。
※術中の描写はあくまでもイメージです。実際とは異なるところがあります。
麻酔が効いて、陣痛の痛みから解放された星田つまみさんでしたが、麻酔や点滴などが体に入った途端、体が震え始めました。
そして、吐き気や息苦しさを感じ、声も出せない状況に。
苦しそうな星田つまみさんの様子を見た看護師さんは、酸素マスクをつけてくれましたが、余計に苦しくなるだけで、星田つまみさんは思わず外してしまいました。
すると医師の「赤ちゃん出ますよ」と言う声がして、元気な産声が!
愛らしく、元気な赤ちゃんとの対面に安堵した星田つまみさんは、そのまま目を閉じました。
◇◇◇
赤ちゃんの「産声」を聞いて、喜びを噛み締めたという、星田つまみさん。
赤ちゃんとの初めての対面。おなかの中でずっと一緒にいたママにとってはとてもうれしい場面ではないでしょうか。
みなさんは赤ちゃんと初めて会った際、何を思いましたか?
監修/助産師 松田玲子
著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ
6歳差元気兄弟の育児に日々奮闘中です!いっぱい怒っていっぱい泣いていっぱい笑った子どもたちとの日々を忘れないように、育児漫画を描いています。
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