子育て情報『「絶対に断るからな!!」そう強く決意していたのに…。脳裏によぎるトラウマ<無痛分娩がしたい>』

「絶対に断るからな!!」そう強く決意していたのに…。脳裏によぎるトラウマ<無痛分娩がしたい>

2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。しかし、無痛分娩は陣痛の途中から麻酔を入れるということに気がついたはちこさんは「途中までは、あの痛みに耐えないといけないの……!?」と動揺します。そして一番恐れている「陣痛」をどうにか乗り切るための対策を調べた結果、はちこさんは、お尻にあてるといきみ逃しがラクになるというテニスボールを購入しておくことに。

出産予定日の4日前のクリスマスイヴ。

早めに就寝したはちこさんは、おなかの異変を感じて目を覚ましました。最初は弱い痛みでしたが、時間が経つにつれ強い痛みに変化……。「陣痛で間違いない!」と思い、陣痛タクシーで産院に向かうことに。


「いよいよ始まる!」戦闘モードに入っていたはちこさんは、ある決意をしていました。

これだけは絶対にしない!と、決めていたのに…

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陣痛タクシーに乗り、産院に向かっていたはちこさん。

「あれ?」

通常なら自宅から産院まで車で5分で到着するのに、もう10分以上経過……。

緊急事態にも関わらず、道を間違えた運転手にイラつきつつも、これから壮絶な闘いが待っている!と心の中で思い、気持ちを落ち着かせていました。

それから数分後――。

産院に到着したはちこさんは、子宮口を確認するために分娩室に案内されました。

現時点で子宮口は3〜4cm。「まだまだ長い闘いになりそうだ」と思いながら、個室の陣痛室に移動します。

はちこさんは今回のお産で、あることだけは絶対にしないと、心に強く深く誓っていました。

それは「浣腸」!

第一子出産時に浣腸をした結果、痔が悪化してしまい猛烈な痛みを経験していたのです。今回は何がなんでも拒否すると決めていました。が、助産師さんたちは一向に浣腸の要請を出してきませんでした。

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