「ウソでしょ?」夜中に泣きわめく娘。慌てて向かうと…妻が見たのは衝撃の光景だった<セルフねんね>
とどうにか気持ちを前向きに切り替えて、できることから少しずつ始めようとしたころ、事件が起きてしまったのです!
ある日の夜、いつものようにソファでゆらちゃんを寝かしつけしていたゆのさん。その日はいつも以上に待機時間が長く、疲れが溜まっていたゆのさんは寝落ち……。
数時間後、夫に起こされ、ゆらちゃんをゆっくりベッドに置きました。寝入りしていたゆらちゃんは、起きることなくスヤスヤと眠っている様子。その間に自分のことを済ませようと思ったゆのさんは、夫に、「何かあったらよろしく!」と伝え洗面台へ向かったのです。
しかし20分後……。
「えええぇぇぇぇえん!」
ゆらちゃんが泣き出してしまいました。
慌てて部屋に戻ると、夫は泣き叫ぶ子どもの横で熟睡しているではありませんか!
この状況にゆのさんは困惑してしまいます……。
里帰り中は、夫が週末泊まりに来て、夜泣きの対応や、ミルク作りなど育児に協力的だったのに、いつからか夫はゆらちゃんの面倒を見なくなりました。
そのきっかけは、ゆらちゃんの成長。夫が抱っこをすると大泣きし、ミルクを飲ませようとしても拒否……。“とと見知り”になっていたわが子に心が折れ、それ以降、夫は夜泣きの対応もミルクをあげることもやめてしまったのです。
ますます「育児をひとりでできるようにならなくちゃ!」という気持ちがゆのさんの中で膨らみます。しかし、ワンオペ育児の現実はとても大変……。
「仕事で疲れているのはわかってる。わかってるけど、起きてほしいよ……」と、心の中で夫に助けを求めていました。
パパ見知りをされてつらい旦那さんの気持ちも理解できますが、それもゆらちゃんの成長の証。頑張って乗り越えてほしいですね。旦那さんはゆのさんの孤独や育児のつらさをわかっていないだけかもしれません。早い段階で旦那さんに、ゆのさんのモヤモヤした気持ちや孤独な感情を相談できるといいですね。2人で話し合ってまた育児を助け合ってできる日が来ることを願うばかりです。
監修/助産師 松田玲子
著者:マンガ家・イラストレーター ゆの
「夫がいる方が孤独。日中ひとりで育児している方がマシ」そう思ってしまう理由は<セルフねんね>