2023年5月18日 17:20
「ダメッ!」子どもを怒鳴ってしまった母。原因はママ友からのありえない仕打ち<ご近所トラブル物語>
庭野はなさん一家は、娘のつむぎちゃんが小学校に上がるタイミングでマイホームを購入。つむぎちゃんは、ご近所に住む、同い年のサラちゃんと大の仲良しになりました。母親のリカさんはユージという男性と不倫関係にあり、不仲だった夫とは別居予定。リカさんに苦手意識のあったはなさんですが、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちで、ママ友付き合いをしていました。リカさんに頼まれ、ユージとのデート中にサラちゃんを預かることが普通になっていたころ。リカさんは、サラちゃんの遊ばせ方を始め、ユージとの仲がうまくいかないことまで、理不尽にはなさんを咎めることがありました。はなさんは限界を感じるも、「子どもたちのため」となんとか我慢していました。そんなある日、サラちゃんを預かり、みんなでお菓子パーティーをしようと張り切っていると、突然警察官が訪ねてきました。
そして、「ここのお家にサラちゃんが誘拐されていると、親御さんから通報を受けまして」と衝撃の言葉が飛び出たのです。驚き固まるはなさんですが、なんとか、リカさんに頼まれてサラちゃんを預かっていることを説明。ひとまずサラちゃんは警察官とともに家に帰ることになり、しばらくすると別の警察官が訪れました。
よくわからないまま事情聴取をされたはなさん。聴取が終わると警察官は、「相手の親御さんも通報は勘違いだったと話しています。今回の通報は事件性がなさそうですね」と帰って行きました。
無事、誘拐犯の疑いが晴れたはなさんですが、「今まで感じたことのないこの気持ち……」と怒りに震え、まったく納得できない気持ちに。そしてはなさんは、立ち上がり……。
誘拐犯にされかけた母は…
「許せん……! 許せん!! 何もかも許せん許せん許せん許せんッ!!!!」
リカさんに対し、ブチ切れるはなさん。そのまま出かけようとすると、つむぎちゃんに声をかけられます。
「ねぇママ、どこ行くの?」
はなさんのただならぬ様子に、不安な表情を浮かべるつむぎちゃん。
「ちょっとお話してくる」
「え……じゃあつむも」
「ダメッ! お家で待ってなさい!」
思わず大きな声を出してしまったはなさん。