「私かわいそう」ってバカなの!?悪行を棚に上げ被害者面するママ友と直接対決<ご近所トラブル物語>
庭野はなさん一家は、娘のつむぎちゃんが小学校に上がるタイミングでマイホームを購入。つむぎちゃんは、ご近所に住む、同い年のサラちゃんと大の仲良しになりました。母親のリカさんはユージという男性と不倫関係にあり、不仲だった夫とは別居予定。リカさんに苦手意識があるも、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちがあったはなさんは、「ユージとのデート中にサラちゃんを預かってほしい」というリカさんからの頼みを受け入れていました。しかしリカさんは、サラちゃんの遊ばせ方を始め、ユージとの仲がうまくいかないことまで、理不尽にはなさんを咎めることがあり、はなさんは限界を感じるも、「子どもたちのため」となんとか我慢していました。
そんなある日、サラちゃんを預かり遊んでいると、突然、警察官が訪ねてきました。そして、「ここのお家にサラちゃんが誘拐されていると、親御さんから通報を受けまして」と衝撃の言葉が飛び出たのです。驚き固まるはなさんですが、なんとか、リカさんに頼まれてサラちゃんを預かっていることを説明します。
その後、別の警察官が訪れ、「相手の親御さんも通報は勘違いだったと話しています。今回の通報は事件性がなさそうですね」と帰っていきました。
無事、誘拐犯の疑いが晴れたはなさん。しかし、リカさんへの怒りが収まるわけもなく、意を決してリカさん宅へ向かったのですが……。
ついにママ友へ怒りを爆発させ…
リカさん宅を訪ねるはなさん。
「……ん、どうしたの? 今誰とも話したくないんだけれど」
玄関から顔を出したリカさんは、悪びれる様子もありません。
「出てきて」
そうつぶやくはなさんに、「はなちゃんの家にも来たでしょ? 警察。いろいろ聞かれて疲れてんの」
まるで他人事のように話すリカさんに、「出てきて」と大声を出すはなさん。そして、扉をこじ開け、リカさんの胸ぐらをつかみ、怒りを爆発させます。
「アンタ、さっきから何言ってんの。自分が今日何をしたかわかってる!?」