「うるさいって」妹の夜泣き対応にキレる姉→妹が赤ちゃんに衝撃発言!?<恋愛依存のシングルマザー>
なるべくりなと顔を合わせたくないさえは、「しばらく夜遊びしちゃお〜」と考えていました。
眠りについていたさえは、リビングから聞こえる物音とりなの声で、深夜2時に目を覚まします。
「こんな生活があと3カ月も……」
ミルクを探し、母を起こし、とにかく騒がしいりな。「赤ちゃんは仕方ないけど……お前……ちょっとは静かにしろっ!」とさえは怒り心頭。
さえが文句を言いに行くと、「はぁ? 赤ちゃん相手になに? 心せまっ」とさえをにらみつけるりな。さえは、「キキちゃんには言ってない。あんたがドタバタうるさいって言ってんの」と伝えますが……。
「いや、絶対嘘。
キキの声のほうがうるさいし、私への嫌がらせかよ」
「キキ〜鬼ババがいじめるよ〜怖いね〜大きくなったらやっつけてね〜」
りなは嫌みを言って去っていくのでした。
初めての子育て、大変な夜泣きの対応にドタバタしてしまう気持ちはわかりますが、姉に対して嫌みを言うのはお門違い。さえは、「赤ちゃんだから泣くのは仕方ない」とよくわかっています。
「住まわせてくれてありがとう」「うるさくしちゃってごめんね」。そんなひと言があれば、さえの気持ちも違うのではないでしょうか。姉妹であっても、さえとりなは、それぞれ自立した大人です。思いやりや気遣いを忘れてはいけませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター もち
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