2023年11月15日 08:30
「指しゃぶりをやめさせたい!」市販のクリームも意味がない…そんな息子を変えた意外な方法とは?
わが家は私、夫、息子の3人家族。息子は比較的大人しくて、育てやすいタイプの子どもだと思っていましたが、1つだけ困ったことが。それは、指しゃぶりです。1歳のタイミングで断乳してからというもの口寂しいのか、気づいたときには親指を口にくわえるように。やめさせたい私に対して、夫はのんびりと見守るスタンス。「そのうちやめるよ」と言う夫に合わせて、息子の意思を尊重していたのですが……。
1歳半になっても指しゃぶりをやめる気配がない!
1歳半の息子は、指しゃぶりが癖です。それが原因かはわかりませんが、息子は週に1度必ず発熱します。「雑菌が体に入りやすいのかな……」と考えた私は、夫を説得し本気で指しゃぶりをやめさせることに。
さっそく私は、苦味成分が配合された指しゃぶりをやめさせる専用のクリームを購入。息子の指に塗布したところ、苦いのか指しゃぶりの頻度が激減しました。ところがその数日後のことです。いつものようにクリームを塗ったはずなのに、指しゃぶりをしている息子を発見! どうやら繰り返しなめることで、苦味成分に慣れてしまったようなのです。
さらに息子も知恵をつけて、自分の服や絨毯などで指を拭き取る場面も。
途方に暮れた私は、少しイライラしながら息子に「なんでやめてくれないの!?」とひと言。すると息子はびっくりした様子で、私の顔をうかがっていることに気づきました。その姿を見て反省した私は、まだ言葉を理解できない息子に、なんとか身振り手振りで説明します。すると私の真似をして、息子はそれまでしゃぶっていた指を口から離したのです!
それ以来、指しゃぶりを見かけると、息子の目を見ながらゆっくりと「やめようね」と話しかけています。まだ完全に指しゃぶりを卒業できたわけではありませんが、今では眠りにつくまでの数分間だけ指をしゃぶる程度です。1歳半とは言え、子どもの理解力に感心した私。これからもきちんと目を見て身振り手振りで伝えようと思った出来事です。
作画/CHIHIRO
著者:稲垣くみ
「誰!?」孫と留守番をしていた実母。そこへやってきた人物に驚愕!