「何もなかったことにしてもらえますか!?」土下座して頼み込む夫。すると?<妻の友人を抱いた夫>
夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。
ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。その言葉に思わず言葉を失ってしまって……!?
女性の言葉を聞いた瞬間、土下座にて謝罪するも…?
「すいませんっ!!」
「俺本当に何も覚えてなくて!
今回の件はなかったことにしてもらえないですか!?」
そして、籍を入れたばかりだと事情を話し、
来週結婚式を挙げる予定を伝えるヒナタ。
しかし……。
「そんな大事な人がいるのに、
私とこんなところにいるんだ」
女性はケロッとした表情でそう返したのでした。
◇◇◇
謝罪して、事情を少しでも分かってもらおうと説明をしたヒナタですが、効果はまいちでしたね。何を考えているのか分からないですが、この女性一筋縄ではいかなそうです。せめて断片的にも記憶が残っていればよかったのですが、この女性と夜どうやって過ごしたのか全く記憶がないとのことなので、問題の早期解決は厳しそうです。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
「結婚式が近いのにこんなことしない」その言葉を聞いた瞬間ガバッと立ち上がり<妻の友人を抱いた夫>