子育て情報『「カレー作りに行っていい?」家に帰りたくない彼女が男友だちに聞くと彼がまさかの<母娘トラブル>』

「カレー作りに行っていい?」家に帰りたくない彼女が男友だちに聞くと彼がまさかの<母娘トラブル>

「カレー作りに行っていい?」家に帰りたくない彼女が男友だちに聞くと彼がまさかの<母娘トラブル>


りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがち。そんな母でしたが、母なりに娘を愛する気持ちは伝わって来ていたため、りささんは母を憎めずにいました。一方で父はそうは思わず、母の行動が原因で夫婦喧嘩が絶えず起こり、祖母の死後、両親は離婚。りささんは母と2人暮らしとなりました。高校卒業後、フルタイムで働き始めたりささん。仕事の間は、うつを発症した母のことを考えなくて良いので気が楽でしたが、家に帰ると毎夜のように知人を呼んで大騒ぎしている母の姿に、思わず涙が溢れます。母の面倒をみれるのは自分しかいないにもかかわらず、母は自分を大切にはしてくれていない状況に、心休まる場所を求めて家を飛び出したりささん。
そんなりささんに救世主が現れます。

家を出て泣きながら道端に座り込んだ私を呼ぶ声。
その声の正体とは……?

幸せなはずなのに…

母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


母と娘


暗闇の中りささんに声をかけたのは、高校時代の同級生・ゆうたでした。

ゆうたは数時間前、街で出会ったりささんの具合が悪そうだったこと気になり、りささんの住むアパートまで様子を見に来ていたところだったのです。

りささんが泣いている理由は聞かず、何かを察して「かわい子ちゃんが座ってた!」とおどけながら話すゆうたの姿に、りささんは居心地の良さを感じます。

ゆうたと2人、改めて家へ帰ろうとするも、ドアの向こうから母が自分をまったく心配しておらず、むしろけなしている言葉が聞こえ、りささんはハッとします。
そんな姿を見たゆうたは、りささんを自分の家へ誘ったのでした。

このできごとをきっかけに、母をきらいにならないためにもと、母と別れてひとり暮らしを始めたりささん。
しばらくすると謎の体調不良もよくなり、ゆうたと結婚を前提に交際を始めるなど、りささんは人生の再スタートを切ったのでした。

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