「離婚したい…」兄に助けを求めると兄が言い放った衝撃的な言葉に呆然<離婚で見つけた本当の家族>
主人公のあおねろさんは、あることがきっかけで5年間暮らしていた青森を出ることに。母方の親戚・おばさんと、いとこ・オサムが住む家で居候することになったあおねろさんは、迷惑をかけてしまうと心配していました。しかし、予想とは違い2人はとてもあたたかく迎えてくれたのです。夫からの愛情を感じられなくなっていたあおねろさん。それでもあおねろさんは夫に歩み寄ろうと着飾ってみたり話しかけたり努力しますが、夫はいつもスマホばかり見て相手にしてくれません。それどころか、生活費をゲームに課金してしまう浪費癖もあり、貯金をしようと努力しているのはあおねろさんだけで毎月家計は赤字に。一番身近な存在である夫を、信じることも頼りにすることもできないあおねろさんはうつになってしまい……。
夫との生活に嫌気がさし、夫の面倒を見たくなくなってきたあおねろさん。
しかし、それでも生活を改善しようと試行錯誤するのですが、どれもことごとく裏切られてしまいました。他人に迷惑をかけたくないあおねろさんは、誰にも相談することができず……。
ただ苦しい心を聞いてほしいだけなのに
今の生活に限界を感じ、実の兄に離婚を考えていると胸の内をメールで打ち明けたあおねろさん。しかし、兄からは甘えるなと冷たい言葉で突き放されてしまいました。
思春期のころにも、うつを患っていたあおねろさんは、ひきこもりがちで母との関係もこじれていました。
自分がいなければみんなが幸せになれたのではと、あおねろさんは自分自身を厄介者だと感じてしまいます。
友だちの存在が恋しくなり地元に帰りたくなりますが、頼るよすがを失ってしまったあおねろさんは、このまま溶けて消えて去りたいと思ってしまうのでした。
藁をもつかむ思いで離婚したい旨を兄に相談したあおねろさんですが、兄から心配されることもなく、むしろ自立して自分でどうにかしろと冷たく突き放されてしまいました。
自分は厄介者なんだと悲観的になってしまい、生まれてこなければよかったと思うように……。
このままの生活を継続しているとあおねろさんの心も体も持たなくなってしまうので、夫自身が生活のひっ迫した状況に気づき、改善に向けて何か行動を起こしてほしいものですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター あおねろ
「もう最悪」妻に無関心な夫。離婚したい妻が逃げ込んだまさかの場所とは<離婚で見つけた本当の家族>