結婚の顔合わせになぜか幼馴染が同席「ブスじゃん」と言われた私→両親からの印象を爆上げした秘策とは
それに、大事な顔合わせの場を邪魔されたことも許せないのです。
目の前には完全に引っ込みがつかなくなったマキ。彼はオロオロし、お父様は呆れ果て、お母様は悲しそうにしています。彼のご両親と初めて会った今日が、こんな思い出になってしまうのは残念でなりません。
私の策略勝ち!
あれこれと考えを巡らせた末、ここはなんとか対処して、嫁としての信頼を得ようと判断した私。保育士の経験が役に立ちそうです。駄々をこねた子どもに接するように、私はマキに話しかけました。
まずマキの思いに共感し、気持ちを肯定し、気分が切り替わるよう誘導します。
マキに、私の知らない彼の話を聞かせてほしい、マキのほうが私よりも彼のことを理解している。そう伝えると、マキは泣き止み、彼との思い出を誇らしげに話し始めました。まるでイヤイヤ期の幼児です。
こうして無事ご両親との顔合わせを終えた私。マキのおかげで、ご両親にやさしくて賢い嫁という印象を植え付けることに成功しました。
私の株は爆上がりをしたわけですが、私はやさしいのではなく計算高いだけ。マキに「ブス」と言われた恨みはいつかはらしてやると密かに誓ったのでした。
さすがの対応に「お見事!」としか言えませんね。
マキほどの厄介な人に出会う機会はあまりありませんが、クレーマーなどの面倒な人に出くわした際は、参考にしたいと思います。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班