「貧乏人は帰れ」同窓会で社長夫人の同級生にバカにされた私→私の正体を明かした結果…!?
「地方の田舎農家に嫁いで、テキトーに野菜作ってるだけの負け組じゃないの!?」とこの期に及んで私をおとしめる発言をする彼女。
「うちは農家として野菜も作ってるけど、会社で卸売もしているの」「引退された義両親から会社を継いで、夫は社長だし、私は社長夫人だからあなたと立場は変わらないよ」と告げて、私はメッセージを切り上げました。
その後すぐ、私は夫と合流。ビールまみれの私を見て、夫は大変驚いていたものの、事情を聞いて私以上に怒ってくれました。私が勝手に取引中止を宣言したことについても、笑って許してくれました。
大慌ての同級生
翌日――。
例の同級生が半泣きで電話をかけてきました。どうやらうちの代わりの取引先が見つからない様子。
しかし、「昨日のことも全部謝るからもう許してよ!!」となぜか命令口調の同級生。まぁ、謝られても許すつもりはないのですが……。
せっかくの同窓会でビールをかけられて、あんなに屈辱的な思いをさせられたのです。しかも、あの同窓会の会場を手配したのも私。会場使用料が先払いだったので、私が立て替えておいたのです。だからこそ、幹事は私に会費を請求しなかったのでした。
そんな昨日の事情を知ってもなお、「いいからうちの夫の会社と契約し直してよ!」「所詮農家なんてそんなに稼げないでしょ!年商数十億の大口契約を失ってもいいのかしら」と同級生。
「うちはがんばっても2億が限界かな」と返すと、「え……野菜だけでそんなに稼げるの……!?」とうちの年商に驚いた様子でした。
続けて「でも、うちのような会社に契約を切られただけで大慌てなんて……年商の大きさってそんなに威張れるものじゃないんだね」と言うと、さすがの同級生も言い返せないようでした。
「社長夫人が社長の足を引っ張るなんて、本末転倒」「私が旦那さんの立場なら、そんな妻いらないと思っちゃうな」と言って、私は電話を切りました。最後まで同級生は電話口で何かをわめいていましたが、もう知ったことではありません。
その後――。
例の同級生は旦那さんからしこたま怒られたそう。