「出血の頻度が高いですね」先生に指摘され、行動を改めるママ。すると、大事なことに気付いて…?
マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をこなしていたのですが、毎日がつわりとの闘いだったのです。また、1人目育児と大きく違った点は、1歳9カ月の娘・くうちゃんを育児しながらの生活でした。娘から抱っこをせがまれれば、その都度応じていたマキノさん。頭の中では妊娠中の体に良くないとわかっていたのですが、娘の要望を断るわけにもいかず……。
そんな日々を送っていると、ある日突然不正出血が……! 不安になったため、次の日に病院を受診。診断結果では医師から「異常なし」と言われ安心していました。
何日か様子を見たところ出血もなくなり、マキノさんが「もう大丈夫かな?」と思っていると、また不正出血が起こってしまいます。
それから何回か出血をしたり、治まったり……というのを繰り返すことに。
心配になったマキノさんは、再び病院を受診するのですが……?
医師の言葉を聞いたママ。思わず表情が引き締まって…
「結構、出血の頻度高いですね……」
医師の言葉に表情が引き締まるマキノさん。
「とにかく無理はしないで、
お子さんの抱っこも控えてください」
チラッとくうちゃんのほうを見ながら、
「無理して動かないように」と念を押す医師。
マキノさんはこれまでの行動を振り返りながら、
おなかの赤ちゃんに罪悪感を抱くと同時に、
くうちゃんに対しても申し訳ない気持ちで
いっぱいになっていました。
「ママ! こっちきてぇ!」
本当は思いっきり一緒に遊んであげたいのに、
体のことを考えると思ったように動けず、
歯がゆい思いをしていたマキノさん。
そんなとき、ある大事なことに気付いたのです。
(……そうか、くうちゃんとおなかの子ども。
2人育児ってもう始まってるんだ……)
マキノさんは心の中でそうつぶやいたのでした。
すでに2人育児が始まっていることに気付いたマキノさん。