子育て情報『「お前の妹と俺の結婚式に参加しろ」元夫からのありえない連絡→「妹はいないけど?」妹の正体は実は…』

「お前の妹と俺の結婚式に参加しろ」元夫からのありえない連絡→「妹はいないけど?」妹の正体は実は…

 

呆れ果てて何も言えなくなってしまった私。言葉に詰まっていると勘違いしたのか、元夫の幼なじみは「そっか、20年以上付き合いのある私は理解してあげられるけど、たかが数年結婚してただけのあなたにはまだ理解できないんだね」「昔っからアイツは相談も愚痴も私じゃないとダメみたいだし」と続けます。

「では、引き続きあの人の幼なじみとして、彼と仲良くしてやってください」と言うと、「あんたに言われなくても仲良くし続けるっつーの」「嫉妬深い前妻もいなくなったことだし、なんだったら妹さんも入れて家族ぐるみで仲良くしちゃおうかな」と元夫の幼なじみ。

やはり非常識な元夫の周りには、同じように非常識な人しか集まらないのかもしれないと思いました。

妹の正体

1週間後――。

元夫の結婚式の招待状が届いたので、私は「欠席」に丸をつけて送り返しました。その返信を受け取ったらしい元夫から、再び私のもとに連絡が来たのです。

「せっかく式に呼んでやったのに、欠席ってひどいじゃないか」「しかも俺の幼なじみが慰めようとしてくれたのに、邪険に扱ったんだって?」

妹も含め、元夫の周りの人たちは私を不快にしかさせません。
適当に受け流していると、元夫は「妹ちゃんも『結果として略奪みたいになったけど、これからもお姉ちゃんと仲良くしたい』って言ってたぞ?」と言ってきたのです。

それを聞いて、私の堪忍袋の緒が切れました。結果としてではなくて、わざと奪ったに違いないからです……。

「お前は妹と元旦那の結婚を見届ければいいんだよw」

「これからは義姉としてヨロシクなw」

「妹なんていませんけど?」

「え?」

実は、私たち姉妹はまったくの他人。私は父の連れ子で、妹は再婚した女性の連れ子。元夫は異母姉妹と思い込んでいたようですが、一切血のつながりはありません。

「妹はいつも姉の私の恋人を奪ってしまうのよ」「高校時代から数えてもう5人は彼氏を取られてまーす」と言うと、「でもあの子は人見知りの恥ずかしがり屋でちょっと奥手で……。がんばって俺に思いを伝えてくれた純粋な子なんだぞ!」と元夫。


「ああ、品行方正でおとなしい女の子のフリをしているんでしょ?」

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