初対面の私に「ババくさい」と言った義妹→20年後、義妹が顔を真っ赤にして逃げたワケとは?
息子に近づいて声をかけても、義妹は私の正体に気がつきません。私を見て「彼女? ババくさい女選んじゃったのね〜 私みたいに、いつまでもかわいい子を選ばないと!」と、失礼な発言。私は大きくため息をついて、私と息子の正体を明かしました。
義妹の作戦
何も知らなかった義妹と息子は驚いた顔をしていました。それにしても、これから結婚相手と実家に挨拶に行くというのに、ナンパなどするでしょうか? そこで私の勘がはたらきます。
義両親は子どもたちのためにたくさんの結婚資金を貯めていました。強く結婚を望む義両親……。他の用途では渡さないと話していたのも聞いたことがあります。
義妹は、なんとか結婚相手として連れて行ける人を見つけ出して、形だけ義両親に紹介し、結婚資金を貰おうと考えたのではないでしょうか。
私の勘はビンゴ! 「もしかして……」と義妹に話すと、急にキョドキョドし始めたので、間違いないでしょう。息子は「くだらない」と呆れ顔。義妹は顔を真っ赤にして帰ってしまい、義実家には来ませんでした。
「ババくさい人」がブーメランに…
義両親に経緯を伝えると、あからさまにがっかりした様子。娘の結婚がぬか喜びだとわかり、ショックだったことでしょう。しかし落胆したのも束の間、義妹への怒りが湧きあがったようで、貯めていた結婚資金は自分たちの老後資金にすると言っていました。
どうやら義妹はまともに仕事もしないまま、だんだんとその日暮らしの毎日に疲れてきたよう。
そこで結婚資金をアテにしたのでした。
20年前、私のことをババくさいと言った義妹も、年月とともに年を重ねました。これを機に年相応の振る舞いやファッションを知ってくれればいいなと思います。
自分がバカにしていた「ババくさい人」になってしまった事実を受け入れるには、まだ時間がかかるかもしれませんね。でも、それを受け入れられれば、もっと素敵な年の重ね方を見つけられるのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班