ついに入院生活がスタートするも、ママの願いとは裏腹に事が進んでいって…
2016年の春、長女を出産したぷにらーさん。出産後、授乳をおこなう際は陥没乳頭だったため、赤ちゃんが乳首を吸いにくく、体重が思うように増えなかったため悩んでいました。新生児健診では体重が半分しか増えていないのを指摘され、ショックを受けたぷにらーさんでしたが、近所で赤ちゃんの測定・相談会に参加し、助産師さんにアドバイスをもらったことで授乳の問題は解決されます。
しかし、赤ちゃんが生後2カ月を迎えたころ、小児科で「心室中隔欠損症の可能性が高い」と言われてしまいます。さらに、「大学病院で検査を受けたほうがいい」と言われたため、さっそく予約を取ることに。
大学病院の受診日は、家族みんなで病院に行きました。検査後に診察を受けると、「心室中隔欠損症です」と診断されてしまいます。医師から「手術が必要です」と告げられ、思わず涙してしまったぷにらーさん。
その1週間後、肺高血圧の検査をおこなうため、入院することになったのですが……?
一度入院したものの、思わぬ展開が待っていて…
5日後のカテーテル検査に向けて、
入院生活が始まりました。
「肺高血圧が進んでいると手術ができないので、
まずカテーテル検査で程度を調べます」
検査後、医師は説明を始めました。
「肺の状態はあまり良くないのですが、
緊急というほどではありません。
予定していた手術はおこなえます」
「手術はいつごろに……?」
「来週を予定していましたが、
手術の先生の予約が取れなかったので、
早くても2週間後になるかと……」
「まだ時期が未定なので、一度退院してください」
思ってもいなかった展開に、
拍子抜けしてしまったぷにらーさん。
(求めていたのは、こういう帰宅じゃないんだけどな。
でも手術ができないなら、いても仕方ないかぁ……)
不満が残りつつも、病院の指示に従い、
一時帰宅をしたのでした。
手術の緊急性が低かったことと、先生の予約が取れないというちゃんとした理由があるので今回の一時帰宅は仕方がないですが、なかなか思うようにいかなくて歯がゆいですね。病院いわく、手術は“早くても2週間後”とのことなので、それまで待つしかなさそうですが、次はちゃんと手術が受けられるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:マンガ家・イラストレーター ぷにらー
2016年生まれの長女と2018年生まれの次女の姉妹を育児中。旦那の行動力に振り回されつつ、愉快な日常や体験談を描いていきます。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。