「母さんは他人だ」息子に隠していた秘密を姑にバラされた!→真実を知った息子の発言に涙腺崩壊
でもタイミングを見つけられないまま、ここまでズルズルときてしまいました。
息子が事実を知ったら今の関係が壊れてしまうのではないか……そう考えると怖かったのです。
義母から事実を告げられた息子は、客間にこもったままだと聞き、私は居ても立っても居られなくなり、義実家に向かいました。
私が義実家に到着すると、息子は客間から出てきました。それを見た義母は「無理に『母さん』なんて呼ばなくていいのよ! だって、血のつながってない偽の親子なんだから」と笑っています。
さらには「本当の家族はおばあちゃんだけなんだから、うちで暮らしなさい!」とドヤ顔。息子も「うん。母さんは他人だ……」とつぶやいています。
息子の本音
息子を失ってしまうと血の気が引いた次の瞬間、息子は冷たい目で義母を見て言いました。「そんなの父さんから聞いて知ってたよ。血縁関係がなくても世界で一番俺のことを考えてくれる、自慢の母親だよ」そう続ける息子の言葉に、私は思わず声をあげて泣いてしまいました。
「おばあちゃんの思い通りにならなくてごめんね! じゃあ」そう言って、息子は私の手を引いて義実家を後にしました。
どうやら義母は義父の遺産を使い果たしたようで、息子が相続した夫の遺産と私からの養育費目当てに、息子を引き取りたがっていたそうなのです。息子は井戸端会議で義母が話しているのを耳にし、すべてわかっていました。
一度は息子を失う恐怖でいっぱいになりましたが、おかげでこれまで打ち明けられずにいたモヤモヤも晴れ、親子の絆も深まりました。息子が大人になるまで、これからも親としてしっかり支えていきたいと思っています。
血のつながりがなくても、家族は家族です。2人が過ごした時間や絆が、紛れもなく彼らを家族にしたのですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班