孫フィーバー!?生まれた途端にぐいぐい距離を詰めてくる義母→苦手な義母のことを、気づいたら私は…
わが家から車で高速道路を使って2時間ほどの距離に住んでいる義母。結婚したばかりのころはそうでもなかったのに、子どもが生まれた途端にぐいぐいと距離を詰められて、だんだんと苦手に。しかし、だんだんとその気持ちが薄れていきました。その理由は……。
結婚当初の義母との関係
私たち夫婦が結婚したばかりのころ、義母とは住んでいる場所が離れていることもあり、ほとんど交流がない状態でした。
結婚前の顔合わせや結婚式当日、年末年始の帰省で義母と会っていたくらいでしたが、結婚して1年後に子どもが生まれてからは、義母がわが家に遊びに来る回数が急激に増えました。
多いときは月に2回も泊まりに来る義母のことを、私は少し負担に感じていたのです。
お金は出すけど口は出さない義母
義母が遊びに来ると、たいてい夕食をごちそうしてくれます。わが家にとっては「少し高いな」というお店でも、義母が「ごはん食べに行こう!」と誘ってくれ、「〇〇(私)ちゃん食べてる? なんでも好きなもの頼みなさいね。デザートも2個頼んでもいいんだから」と、気を使ってくれていました。
また、義母は子育てにはまったく口を出してこず、たまに子育てについて話すとしても、「昔とは違うんだね~」と言うくらいです。私にとって、それはとてもありがたいことでした。
さらに、義母は毎年お正月には私に個人的にお年玉を用意してくれ、「家族の物でもなく、子どもの物でもなく、このお金は〇〇ちゃんのために使うんだよ」と言ってくれるのです。私はだんだんと「義母は、私のことを心から気遣ってくれているんだな」という気持ちになり、義母に感謝するようになりました。
最初は義母に対して苦手意識を持っていた私ですが、気遣いじょうずな義母をだんだんと受け入れられるようになってきました。
今でも義母に気を使う場面はありますが、子育てに関しても見守ってくれていることに感謝しています。
作画/ぐら子
著者:吉川 みきな
テスト勉強を自主的にやってほしい!という思いから、子どもたちにごほうびを提案しました!【4人の子ども育ててます 第150話】