「おしゃべりはいつごろから?」赤ちゃんの言葉の発達のためにしてあげたいこと
例えば、赤ちゃんが声を発したとき、返事をして視線をあわせてあげましょう。「じょうずだね~」など、通じなくても良いので声かけるようにします。生後3カ月ごろからは赤ちゃんの目も見えているので、ニコニコと笑顔を向けてあげると良いです。こうすると、赤ちゃんは自分の言葉で親が反応してくれる、笑顔になってくれることを学びます。声を出すのが楽しくなり、脳も言語による刺激を受けるため発達します。
離乳食で口や顎の筋肉が鍛えられます。筋肉が発達すると言葉をよりスムーズに発しやすくなるため、おしゃべりもじょうずになります。
赤ちゃんがしゃべったらこう反応しよう
赤ちゃんのおしゃべりは、まず聞いた言葉をまねすることから始まります。
実はパパやママ、きょうだいなどが話す言葉をよく聞いているので、遊び感覚で話しかけるようにしましょう。赤ちゃんは音や動きに反応しやすいため、歌やダンスなどを取り入れつつたくさんの言葉をかけてあげると効果的です。
また、赤ちゃんがしゃべったら、大げさにリアクションを返してあげるのも喜びます。赤ちゃんは、自分のおしゃべりで家族の反応が返ってくるのがおもしろくなり、声を出すようになります。
赤ちゃんがしゃべらないときは?
平均的な言語の発達段階と比べて、「うちの子はなかなかしゃべらない」と気にしているパパやママもいると思いますが、首すわりやハイハイ、歩くなどの身体的な成長よりも、言語の発達には個人差があります。おしゃべりが早い赤ちゃんと遅い赤ちゃんでは、半年以上も差が出ることも珍しくありません。
しゃべるのが遅い赤ちゃんでも、発達が遅れているとは限りません。1歳になってもしゃべらなかったとしても、言葉の意味そのものは理解しているケースが多いです。
例えば、絵本などを見せて「ブーブーはどれ?」などと聞いてみましょう。自動車の絵を指させば、言葉は理解しているため心配する必要はありません。意味が理解できていれば、あとは自然としゃべりだすのを待ってあげることも大切です。
2歳を過ぎてもしゃべらない場合は注意が必要です。この場合は発達に問題がある可能性も捨てきれないため、できるだけ早く専門医に相談しておくと安心です。多くは1歳半健診で言葉の発達のチェックをするので、そこで専門医療機関に紹介されたりします。
まとめ
赤ちゃんがいつからしゃべりだすかは、個性にもよります。