子育て情報『「え~ダメなの…!?」保育士が明かす!家庭での油断が転落事故を招く!?やりがちなNG行動と予防策』

「え~ダメなの…!?」保育士が明かす!家庭での油断が転落事故を招く!?やりがちなNG行動と予防策

「え? どういうこと?」と思いますよね。私の保育所で過去あった事例です。お休みの日にお父さんが3カ月の赤ちゃんを抱っこしてスーパーに行きました。赤ちゃん、機嫌が悪かったようでのけぞりました。お父さん支えきれずに落としてしまいました。幸い、落ちたところが段ボールの上で、かすり傷ひとつなく無事だったのですが……。

また、「少しなら大丈夫だろう」と自転車に座らせたままそばを離れたら、自転車ごと倒れてしまったという話は、いまだに時々聞きます。その他にも、活動の幅が広がり、公園の遊具で遊べるようになってくると、遊具から落ちそうになる(落ちる)こともあります。


転落事故を防ぐベランダ対策

「ベランダなどからの子どもの転落事故」。ニュースで見るたびに、何ともいえない気持ちになってしまいます。年齢の低い子どもは、「ここから落ちたらどうなる」というところまで考えることができません。目の前にある、興味や関心事に必死なのです。

では、ベランダや窓からの子どもの転落事故を無くすためにはどうすればよいでしょう?

まずは、子どもひとりでベランダに出られないように、窓から顔を出せないようにすることが大切です。そのためには、子どもが今何をしているかの確認が必要です。

そのうえで、下記のような予防策をとるとよいでしょう。


家庭でできる具体的な予防対策

●窓のカギをかける。

(私は自分の子育てのときは、必ずカギのロックをして更に補助錠をつけました)

●風通しするときは、子どもが出られない程度に開けて補助錠で窓が開かないようにする。

●窓を開けている部屋では子どもだけで遊ばせない。

●部屋を離れるときは、一時的であっても窓を閉める。

●窓のそばに、踏み台になるような物を置かない。 

●ベランダには、踏み台になるような物を置かない。

また、「網戸をしているから安心」ではありません。網戸を押して網戸が外れて転落する恐れもあります。


保育園で行っている転落予防策

保育園では、「まさかそんなこと!」をするのが子どもだと思って、部屋や外遊びの環境づくりをするように心がけています。一例を紹介します。

●トイレのドアに外カギをつける。

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