目指せ海外留学! 英国「ボーディング・スクール」事情

皆さんは、「ボーディング・スクール」という言葉をご存じですか? ボーディング・スクールとは、広いキャンパス内で、学校時間外も寄宿舎で学友と寝起きを共にし、授業だけではなく日常生活のマナーや秩序も学んで行くという、日本でいえば全寮制学校を意味します。

目次

・英国のボーディング・スクール事情
・ボーディング・スクールのメリット&デメリット


目指せ海外留学! 英国「ボーディング・スクール」事情

© Sam Spiro - Fotolia.com


子どもさんを将来海外留学させようと考えている方は、ホームステイにするか全寮制の学校にするか、正直悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?

国によって少々スタイルが異なるボーディング・スクールのうち、今回はボーディング・スクール文化がもっとも長い国、英国のボーディング・スクール事情をご紹介します。

英国のボーディング・スクール事情

勉強だけでなく生活全般を共にすると聞くと、日本では中学校、もしくは高校のイメージがありますが、イギリスでは、4~5歳の子どもを通わせることも可能です。

英国内にボーディング・スクールはおよそ500校あるといわれています。それらは大きく3つのタイプに分かれています。

1.プライベートスクール
たとえば「牧師さんのご子息だけ」といったように、入学できる生徒が特定されている学校や歴史が浅い新しい学校を指す。

2.パブリックスクール
別名、インデペンデントスクールと呼ばれ、古くからある名門校を示す。

3.公立の学校
数は圧倒的に少ないですが、授業料が無料(ただし、寮費は別途かかる)の学校。


このうち、残念ながら公立校は、英国国籍もしくは、EEA(欧州経済地域)の学生しか受け入れていません。プライベートスクールとパブリックスクールについては、どちらも(いくつかの私立は除く)留学生を受け付けています。

イギリス人に圧倒的に支持されているのは、プライベートスクールよりも断然、歴史があるパブリックスクール。ただし、授業料が高額な学校が多く、貴族のご子息や歴代の首相が通っていたことで知られる名門校、イートン校(Eton College)の学費は、なんと年間430万円にもなります。


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