子どもにとってはいいことづくめ? 野菜作りで得られる5つのメリット

近年、海外では次世代の子どもたちに安全でおいしい食物を届けるため、子どもたちに実際に野菜を育てさせるプロジェクトが、学校や地域のコミュニティなどで盛んに行われているようです。子どもたちは、野菜を育てることで一体どんなことが学べるのでしょうか? 今回は、野菜作りで得られる代表的なメリットを5つ紹介します。

目次

・子どもが野菜作りで得られること(1)観察力がつく
・子どもが野菜作りで得られること(2)自然の生態系を学べる
・子どもが野菜作りで得られること(3)責任感が身につく
・子どもが野菜作りで得られること(4)自然や季節を体感できる
・子どもが野菜作りで得られること(5)食への関心が高まる


農業では、自分が丹精こめて育てた野菜を食べることによって、食事が楽しくなるだけでなく、毎日たくさんのことが学べる。

© Oksana Kuzmina - Fotolia.com


子どもが野菜作りで得られること(1)観察力がつく

晴れの日、曇りの日、雨の日、そして雪の日。天気はどのように植物の成長に影響を与えているのでしょうか? また、実際に毎日自分が世話をしている植物は、種をまいてからどれぐらいの日数で発芽が出るのでしょう? 毎日どれぐらい水を与えなければいけないのでしょう? そうしたことを考えながら農作物の世話をすることによって、幼児でも観察力が自然に身につくようになります。


子どもが野菜作りで得られること(2)自然の生態系を学べる

植物である農作物は、大地で育ちます。大地にはさまざまな昆虫や目に見えない微生物、野草などの生態が循環し、それらが土にたっぷりの栄養を与えてくれます。子どもたちは実際に土に触れて作業をすることにより、そこに存在している自然の生態サークルを学ぶことができるのです。

子どもが野菜作りで得られること(3)責任感が身につく

実際に農業プロジェクトに参加したことがある子どもたちは、丹念に農作物を育てる任務を完了することによって、思いやりと責任感が身についたと話します。ちなみに、そう感じるのは大人も同じようです。親子で野菜作りをすることで、何か新しいことに気づくきっかけになるかもしれませんね。


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