2016年7月27日 20:00|ウーマンエキサイト
長距離移動で子どもがギャン泣き! 改めて見直したい、とっさの対処法3つ
子どもたちがいよいよ夏休みに突入。これからお盆にかけて、帰省や旅行など、子連れで新幹線やバスなどの長距離移動をする機会が増えますよね。
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「子どもが泣いたらどうしよう…」と不安を抱えるママもいることでしょう。
そこで、車内でぐずり出す子どもにどう接するべきなのか、エキサイトお悩み相談室の
隈元麻愉美(くまもとまゆみ)先生にお伺いしました。
■「電車内で子どもがぐずり出した!」とっさの対処法3つ
1.「どうしたの?」と話しかけ、笑顔を向ける
頭をなでたり手を握ったりしながら、「どうしたの?」と笑顔で優しく聞くようにしましょう。
子どもが泣く理由のひとつには、日常とちがう場所にいるという不安が含まれています。ママの笑顔によって、「なんの問題もない」ことを感じとり、「怖がらなくていいんだ」という安心感につながります。
まだ言葉が理解できなくても、自分がどうしてほしいのかを聞いてくれるママの声のトーンはわかるもの。
子どもは自分を気遣ってくれるママを見て安心し、うれしい気持ちになることでしょう。
そのまま笑顔で会話を続けられるといいですね。
2.小さなおもちゃや絵本などで気持ちを紛らわせる
日ごろから使っているお気に入りのおもちゃと、新しいおもちゃの2つを持って行くと良いでしょう。
子どもが慣れ親しんだおもちゃは、“日常”とつながっています。手にすることで、いまの状況を日常の延長と感じることができ、子どもの安心感につながります。
飽きてきたら、今度は子どもが遊んだことのないおもちゃを渡しましょう。「なんだろう?」と子どもの興味を引きだし、ぐずりの原因となった心理状態から離してあげる効果があります。
ママも声をかけながら一緒に遊ぶことができると、なお良いでしょう。
3.子ども向けの飲料や、甘味をおさえたおやつなどを与える
「おなかが空いた」「喉がかわいた」ということが原因で泣いている可能性もあります。
また、見知らぬ人が多いことで緊張を感じ、安心するために口のなかに何かを入れておきたいと感じる子もいます。
食べ物や飲料は、子どもを安心させる最強のツールです。日ごろから子どもが口にしているおやつや飲み物を持っていきましょう。