保育園の点数稼ぎはリスクも! フルタイムでも差が出るって本当?
■雇用形態を考える
結婚を機に退職したNさん(30歳・2歳児のママ)は、子どもが2歳になるまでには仕事に復帰したいと考えていました。しかし、求職中だったためか点数が足りず、保育園に入れなかったそうです。
「私の住むところでは、育休中も含めて働いている人は10点ですが、求職中では3点しかもらえないんです」
とはいえ、すぐに仕事が見つかるわけではありません。そこでNさんが注目したのが、雇用形態について。保育園の点数では
正社員、パートの区別はなかったので、とりあえずパートとして働ける場所を探したといいます。
「パートならすぐに見つかりましたが、週5で1日8時間働ける場所は少なくて…。いまは無認可保育園を利用しつつ、フルタイムで働かせてもらえるよう仕事で実績を重ねています。それ以外でも正社員として働ける仕事も引き続き探しています」
Nさんは4月から入園させたいと考えていますが、まだ結果待ちとのこと。
「働いている実績があると入りやすくなった」という先輩ママの声を信じて、認可保育園に入れることを願っています。
■情報収集が要となる
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各自治体によって保育園入園のための条件が異なりますし、同じタイミングで認可保育園を狙うライバルたちの状況によっても、
入園できるボーダーラインが変わってきます。
また自治体の調整点数なども年度途中でも変更することもあるので、つねに情報収集をしつつ、できるだけ点数を稼いでおくことが必要です。わからないことがあったら、すなおに各自治体に相談することも有効です。
保活では、ママ友の口コミや経験談が役に立ちますが、なかにはグレーゾーンのテクニックがあるので注意が必要です。また、年度によって状況が異なってしまうこともあるので、同じように活動しても希望どおりの結果にならないこともあります。保活をする同志として、気持ちを共有するくらいでいる方がよいかもしれません。
ネットの情報をすべてうのみにせず、参考程度にとどめながら、ママ自身は全力で対応するしかないのかも。
またつい保育園を入れることだけを考えてしまいがちですが、実際に入園してそこで生活するのは子どもです。その保育園の質や運営状況などもしっかり把握することが大切です。
家族のライフスタイルをもう一度夫とも共有しながら、希望園への入園を目指したいですね。
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