食事づくりのストレスはなくせる! レシピを覚える前にやるべきこと【菅野のなさん インタビュー】
■食事づくりのストレスをなくす「ワーク」をやってみよう!
菅野さん主宰の料理教室では「食とこころの振り返りワーク」という、
食の状況を整理して書き出す時間を設けています。生徒さんのなかには、このワークをしたことで食事づくりのストレスがなくなったという人も多いそう。
菅野さんの常備菜本『子どもと食べたい常備菜入門』(辰巳出版)、『ていねいな時短ごはん』(学研プラス)には、自分の食の状況を分析ができる “ワーク” のページがついています。
ここで実際にワークをやって、頭の中を整理してみましょう!(ノートなどに好きなだけ書き出してみましょう)
Q. 家族それぞれの好物を整理してみましょう。
子ども:
パパ:
ママ:
Q. 食事づくりで家族のために考慮していることは?
・
・
・
・参考:『こころとからだにやさしいていねいな時短ごはん』学研プラス刊より
いかがでしたか? 家族のことをどれだけ考慮しようと努めているか、書き出してみると案外とても気を遣っていたりします。毎日の家事の中で、自分の偉業を認めてくれる人はなかなかいないので、自分自身で
確認をしながら自分を労り、◎をしていきましょう。
そのほかにも、“理想の食卓”や“チャレンジしたいメニュー”など、漠然と抱いていた食事づくりに対するイメージを一度整理してみると、料理の効率が良くなり、他のことに時間を使えるようになります。
まるで仕事の
タスク整理のよう!
「自分はちゃんとできていないかも…と、結構
モヤモヤしている人が多いのですが、話を聞くと案外ちゃんとやっている人がほとんど。食事づくりに関するお悩みは、じつは
レシピをたくさん覚えても解決しません。まずは、
自分の心の整理をしてみましょう」
毎日の食事づくりで何を一番大事にしたいかがわかるだけで、今よりラクな気持ちで取り組めそうです。でも、ママの思いとは裏腹に、子どもがお菓子ばかり食べたり、野菜を食べてくれなかったり…悩みは尽きないもの。そこで次回は、
子どもの食に関するお悩み解決法をお伺いします。
おいしい国際理解:子どもと作る3か国簡単レシピと食文化ガイド