コミックエッセイ:コソダテフルな毎日

妻の仕事に理解のなかった夫、なぜ変わった? 夫に聞いてみた【コソダテフルな毎日 第112話】


夫:「働きたいなら勝手に働いていいけれどオレの仕事の負担を増やすな、といった感じ」

なるほど。

それは肌でひしひしと感じていました。

家計を助けるために働きに出るというパターンよりかは、自分が子育て以外に打ち込めるものが欲しいと思って始めた仕事なので、仕事=余計な物として捉えていたのでしょうね。

では、一体何をきっかけにして夫の意識が変わってきたのでしょうか。

■夫の意識が変わったきっかけ

夫:「これといった大きなきっかけはなかったけれど、しいて言うなら妻の仕事が端で見ていて面白いから応援したくなったということかな」

へーーー!!

そうだったんですね。

実は当時は赤ちゃんの写真撮影業をやっていたのですが、夫の転勤を機に撮影業はやめて、今のライター業に舵を切りました。

家にいる時間は以前より増えましたし、体力的な負担も軽減されたのですが、反比例するように夫がすごく家事も育児も率先して協力してくれるようになったのです。

現状に至るまでには何度も何度も話し合いを重ねて、私の仕事についての相談を夫に持ち掛けるようにして、私がどういう仕事をしているのかを夫が把握できるように心がけました。

もちろん最初からうまくいったわけではありません。

例えば子どもが体調不良になった時などは、最初の頃は夫が仕事を休むという選択肢は全くありませんでした。

仕事を休めるかどうかを聞くことすら許されない雰囲気で、私1人が仕事をキャンセルするか、必死に病児保育の手配をしてから仕事に行くといった状況だったのですが、

妻1人が何もかも手配するのは実際しんどいし、夫も仕事が休めないのはわかりますが、それと同じぐらい私だって仕事を飛ばしたくはないということを何度も話し合った結果、今では2人平等に対策を考えるようになりました。

夫の方が相手がある仕事なので急に休むということは難しいのは難しいですが、逆に事前に申請をすればきちんと有給が取れるので、事前に相談して私が平日出張する時などには、夫が当たり前のように仕事を休んでくれるようになりました。


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