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連載 いつから? どうやって? 疑問だらけの子どもの足育

運動が苦手、姿勢が悪い、集中力がない…それって足が原因?【いつから? どうやって? 疑問だらけの子どもの足育 第1回】

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運動が苦手、姿勢が悪い、集中力がない…それって足が原因?【いつから? どうやって? 疑問だらけの子どもの足育 第1回】

ⓒchihana-stock.adobe.com


年を取っても一生自分の足で歩きたいとは誰もが願うもの。そんな大事な足は、小さいころから気を付けていないといけないというのは知っていましたか?

なぜ子どもの時期が大切なのか、足育アドバイザーの高階貴子さんにうかがいました。

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運動が苦手、姿勢が悪い、集中力がない…それって足が原因?【いつから? どうやって? 疑問だらけの子どもの足育 第1回】 お話をうかがったのは…
高階貴子(たかしな・たかこ)さん


日本足育プロジェクト協会認定足育アドバイザー。自身の足のトラブルをきっかけに若石リフレクソロジストに。正しい知識で足を守ってほしいと足育講座を開催している。
・若石リフレ・足育 KICO
・日本足育プロジェクト協会



■足育って何? 6歳までの刺激が「足を育てる」



――足育とはどのようなことでしょうか?

高階貴子さん(以下、高階さん):文字通り「足を育てる」ことです。子どもの足は大人のものとは異なります。

赤ちゃんの足はプクプクしていますよね。
大人のようにつながっていないバラバラの小さく柔らかい骨があり、脂肪が守っているからなのです。赤ちゃんはみんな扁平足なので、それをアーチのある足に育てていかなくてはなりません。

足は大事と思っていても、どういうことか具体的には知らない方も多いので、「育てていく」ものだとお伝えする活動をしています。「育てる」という意識や知識を毎日の生活習慣のなかで取り入れていただければと思っています。

足を育てるには、足を使って、足裏を刺激することが大事です。歩いたり、遊んだりして足の指をしっかり使うことで、小さく柔らかい骨がつながって強く硬い大人の骨へと成長し、アーチが形成されます。また、感覚神経も刺激されます。神経は刺激で育つので、完成する6歳ごろまでに刺激をするのがいいでしょう。


運動が苦手、姿勢が悪い、集中力がない…それって足が原因?【いつから? どうやって? 疑問だらけの子どもの足育 第1回】

成長するにつれて大人の足の形に近くなっていく。左から、年少、3年生、5年生の足(写真提供:若石リフレ・足育 KICO)







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