好きな子にしつこくする娘…友だちとの距離感の伝え方に悩んだ母の後悔【泣いて! 笑って! グラハムコソダテ Vol.33】



■もしかしたら男の子は嫌がっていたの?

ある日、男の子ママに会って気が付いた

これは私の考え過ぎかもしれません。でも私の目には、あっくんは少しいやな表情を浮かべていたように見えました。そしてあっくんのママも、うちの娘からあっくんをサッと守ったように感じました。

そして、その光景を見て、思いました。「もしかしてあっくんは娘がしつこいと感じて、いやだったのかも…ママには自分の気持ちを言えたけれど、娘には言いづらかったのかもしれないな」と…。

あっくんに対する申し訳なさと、「ちょっと娘はしつこいけど、まぁこれも子どものかわいい恋かな」なんて、のん気に考えていた自分の想像力のとぼしさを反省しました。

その日、娘にはいつもより少しきつめに伝えました。


小さい子の「好き」の距離感の取り方

親として、子どもの恋路に口は挟みたくないと考えていました。でも娘の年齢では、恋というよりは「お友だち」として好きだという要素が大きかったと思います。だったら「お友だちにいやな思いをさせてはいけない」と教えるのは、親の役目だと私は考えました。

ただ、娘はあっくんが純粋に好きでくっついてるのだから、その気持ちをないがしろにして無理やり引き離してしまうのも、また少し違う気がして…。でもあっくんの気持ちも考えると、どうしたらいいのかわかりませんでした。

そしてそのまま少しのモヤモヤを抱えつつ。ときは流れ、娘は転園。あっくんとはお別れになりました。

あのとき、どうしたらよかったのでしょう。もしかしたら、私から担任の先生に相談できていれば、一緒になにか考えてもらえたのかもしれません…。

いまでも思い出す出来事ですが、これだという解決策がいまだに思いつけずにいます。

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