コミックエッセイ:ひなひよ育て ~愛しの二重あご~
価値観の違いや噛み合わない会話…無駄な衝突を避ける夫婦のコミュニケーション術【ひなひよ育て ~愛しの二重あご~ 第30話】
「夫婦は一番近い他人」という言葉通り、いくらパートナーといってもコミュニケーション方法を誤れば衝突してしまいます。
仕方ない時もあるけど、なるべくなら平和でいたい。
そのために、私が夫婦のコミュニケーションにおいて気を付けていることは…
■会話の意図を明確にする
この大事さを感じたのは、愚痴や弱音に正論で返されてしんどさを感じた経験から。
ただその反応も、弱音の元凶をなくそうという夫の優しさだったと思うので、単純にすれ違いだったんですよね。
すれ違いで辛くなったり喧嘩になるなんて、ものすごくもったいない。
だったら、どういう目的で話をしたいのか始めに宣言しておけばいい。
ということで、誤解がうまれかねない内容の時には前置きをするようになりました。
■重視するポイントを決めておく
私達夫婦は、お互い色々と目をつぶり合いながら過ごしていると思います(笑)
自分の中の理想があるとして、理想に反する度に文句を言い合っていたらきっと喧嘩の嵐です。じゃあ何はOKで何はNGなのか?
私は基本的には「してほしいことをしてくれなかった」ことよりも、「してほしくないことをされた」ことを重視しています。
してほしいことって、突き詰めたら自分でも出来たり他の誰かにもしてもらえることもある…ので、よっぽどじゃなければセーフ。
でもしてほしくないことをされたっていうのは、確実に「嫌なことで害を被っている」わけなのでアウト判定!としてます。
ただもちろん内容や度合いにもよります!
「してほしい」と思うまでもない、当たり前レベルのことだったらアウトです(笑)
幸いそんな事態はほとんどなく、むしろ「これやっといてくれたの!? ありがとう!!」と感謝することの方が多いので、きっと私の方がたくさんたくさん目をつぶってもらっていると思います。