■肉割れが消える! 4つの対策
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▼肉割れを消す方法1: レーザー治療
クリニックで受けることができる治療です。肌の真皮にレーザーを照射し、熱の作用でコラーゲンの再生と皮下脂肪の分解を促し、伸びてしまった皮膚を収縮させます。
肌を引き締めてなめらかにすることで、肉割れを目立たなくします。治療後は赤みや腫れが出ることがあるので、事前のカウンセリングでしっかりと相談しましょう。
▼肉割れを消す方法2: 血流改善ガス治療
皮膚の代謝アップを狙い、血流を改善する炭酸ガスを肌に注入する治療法です。血流が改善された真皮が再生することで、肉割れのスジが薄くなります。
極細とはいえ針を使って治療をするので、痛みを感じる場合も。クリニックで治療を受けることができます。
▼肉割れを消す方法3: マッサージをする
マッサージをして、血液循環を促したり柔軟性を保つようにしましょう。その際、皮膚に摩擦感があると、皮膚表面のバリア機能を弱めたり、かえって皮膚に負担をかけるため、保湿剤を十分に使用しましょう。お肌をマッサージすることで、新陳代謝を助け、肉割れのケアをします。
自宅で簡単にできるので助かりますが、あくまで肉割れを目立たなくする程度だと理解しておいたほうがよさそうです。
▼肉割れを消す方法4: とにかく保湿!
お肌が乾燥すると、肉割れのすじが目立って見えることも。保湿力の高いクリームやオイルを塗ってケアしましょう。コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分や、保湿力の高いホホバオイルやアルガンオイルが配合されているアイテムがおすすめです。
▼肉割れを消したいならやってはいけないNG行動
憎い肉割れを消したい気持ちが強いあまり、つい力を込めてマッサージしたくなる気持ちはわかりますが、これは危険。お肌への摩擦が強いと、皮膚表面のバリア機能を弱めて皮膚に負担をかけてしまいます。
また、内出血や血行障害といったトラブルを引き起こす可能性も。肉割れだけではなく、新たなコンプレックスができてしまうおそれもあるので、マッサージはやさしく、が鉄則です。
■肉割れを予防しよう
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★足裏バランスを整える
前に述べたように、足指の力不足によって肉割れを引き起こすこともあります。ヒールをはじめとするかかとの高い靴をはいて足の指を上げたまま歩いていると、ふくらはぎの筋肉に負担がかかります。このような歩き方はバランスが悪いため、ふくらはぎの筋肉に大きな負担がかかり、結果として肉割れができてしまいます。
足裏のバランスを整えるためにも、土踏まずのあたりから指のつけ根までをテーピングで締めて足の指を開くことが大切だといわれています。こうすることで指で踏ん張りながら歩くことができるようになり、肉割れの心配がひとつ減ることになるそうです。
★日々のケアで予防
できてしまった肉割れや妊娠線を完全に消すことはできませんが、予防することは可能です。多くの場合、肉割れの主な原因は、太るスピードの早さに皮膚組織がついていけないこと。でしたら、まずは急激に太らないことを目標としましょう。
まずは、体重のコントロール。適度な運動と、高たんぱく、高繊維質、低脂肪の食事を心がけることは体重の増加防止につながります。妊娠していない人はもちろんですが、妊婦さんは太りすぎるとお産によくない影響もあるので、体重の管理は肉割れ予防に限らず実践したいところです。
また、血液循環が悪いと新陳代謝が低下して、肌の伸縮性が弱まり肉割れができやすくなるので、クリームやオイルでしっかり保湿しながら肌の表面をすべらせるようにマッサージするのがおすすめです。妊婦さんならおなかが大きくなる前の妊娠4カ月ごろからケアを始めて。
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参考書籍:
『おなかの中を可視化する! はじめての妊娠&出産』(大泉書店) 監修者 竹内正人
『はじめてママの「からだとこころの悩み」お助けBOOK』(世界文化社) 監修者 竹内正人
■まとめ
服を着てしまえば見えない部分にできることが多いとはいえ、自分の肌に肉割れがあるのはやはり気にする人もいることでしょう。肉割れや妊娠線は一度できると自然に消えたり、完全に消すことは残念ながらできません。
しかし、クリニックでの治療やセルフケアで肉割れを目立たなくすることは可能です。肉割れができてしまってもあきらめないで。きちんとお手入れをすることで、肉割れのできにくいお肌へと導きましょう。
参考資料:
・『あたらしい皮膚科学:第2版』(中山書店) 著者 清水宏(北海道大学)
・『おなかの中を可視化する! はじめての妊娠&出産』(大泉書店) 監修者 竹内正人
・『はじめてママの「からだとこころの悩み」お助けBOOK』(世界文化社) 監修者 竹内正人
・公益社団法人福岡県薬剤師会