【スリングの正しい使い方】新生児の抱き方とおすすめスリング3選!
赤ちゃんの抱っこひもを検討している中で
『スリング』を目にしたことはありませんか?
スリングは、新生児期からも使える物があり、デザイン性や利便性が高く、持っておいて損はないアイテムです。スリングの基本の使い方やおすすめブランドを紹介します!
■スリングはいつから使える?
種類豊富な抱っこひもの中に、『スリング』と呼ばれるアイテムがあります。
使用可能となる時期や、どのような特徴があるかを詳しくチェックしてみましょう!
▼そもそもスリングとは
『スリング』とは、
『抱っこひも』の1つです。
数多くの抱っこひもがある中でも、スリングはデザイン性が高く、たったその1枚で抱っこやおんぶなど、さまざまな姿勢で赤ちゃんを抱えることができます。
使わないときにはコンパクトに折りたたんで収納できるため、荷物が多いママにとても便利なアイテムといえるでしょう!
▼スリングは基本的には新生児からOK
デザイン性や利便性に富んだ『スリング』は、『新生児期』から使用できる優れ物です!
柔らかい布で、赤ちゃんの頭と体をすっぽりと包み、ママの体とぴったりと密着させます。赤ちゃんにとっては、ママの心音が聞こえてお腹の中と似た感覚になるため、安心しやすい体制といえるでしょう。
長時間の移動や体を大きく動かすときには、サポート力の高い抱っこひもの方が便利な場面も多いですが、お散歩や家事などはスリングはとても便利に快適に過ごせます!
■正しいスリングの使い方をマスターしよう
作りがとてもシンプルな『スリング』は、どう使用するか最初は分かりづらいものです。基本的な使い方を覚えて、さっそく日常生活に取り入れてみましょう!
▼新生児の基本的な抱き方 横抱き
新生児期の基本的な抱き方『横抱き』の方法を紹介します。以下の手順でさっそく進めてみましょう!
- ママの肩にスリングをかけ、鎖骨のやや下にリングがくるように合わせる
- 左ひじのくぼみに赤ちゃんの頭がくるように抱き、右手はスリングの内側から出しておく
- 赤ちゃんの下半身を右手で支えながら、赤ちゃんをスリングで包む
- 赤ちゃんのおしりがスリングの中にしまえたら、ママの右手をスリングから出す
- 左手で赤ちゃんを支えつつ、右手で赤ちゃんの頭をスリングで覆う
スリングで赤ちゃんを抱っこするときは、布にたるみがないか小まめにチェックすることを習慣付けましょう。
▼窒息の危険性も? スリングの注意点
無理な使い方をしなければ、新生児期にも使用できる『スリング』ですが、首の据わっていない赤ちゃんに使用する際は、いくつかの注意点があります。
具体的には以下がポイントです!
- スリングの布がたるんで赤ちゃんの顔にかかっていないか
- スリングの中で赤ちゃんの顔がママの体に埋もれていないか
- スリングの中で、赤ちゃんの足が伸びていないか
赤ちゃんは体が柔らかいだけでなく、体を自由に動かせないため、1歩間違えば窒息してしまいます。「スリングは慣れているから大丈夫!」と安易に判断せずに、鏡の前でたるみがないかしっかりと確認しましょう。
また赤ちゃんの足が下に伸びてしまっていると、そのまま赤ちゃんが落ちてしまう危険があります。足が下に伸びてしまった場合には、赤ちゃんの足を開脚させてママの体を挟むようにするか、足までスリングですっぽりと包んでしまいます。
▼月齢が上がれば縦抱きもおすすめ
赤ちゃんの体の成長に合わせて、『スリング』も幅広い使い方ができるようになりますよ。
例えば、『縦抱き』です。赤ちゃんの股をママの体に沿わせるように左右に開き、スリングを使って固定します。
赤ちゃんの顔がいつでも見やすく、何かあったときにも異変を感じ取りやすいため、人気の抱き方ですよ。
縦抱きのほかにも『コアラ抱き』『腰抱き』など、さまざまな抱き方があります。首が据わっておすわりもできるようになった頃にチャレンジしてみましょう!