コミックエッセイ:シャトー家の観察絵日記
1歳児クラスは何してる?大人も惹かれる授業内容【プレ幼稚園ってどんなところ?(3)】【シャトー家の観察絵日記 Vol.9】
前回に引き続き、今回も息子が通っているプレ幼稚園の満1歳クラスの話です。4月の入園日に授業で使う教材が配られました。
満1歳児向けでも、こんなにたくさんの教材を使うんだーと驚いたのと、プレとはいえ幼稚園に通うという実感が一気にわきました。
息子は5月生まれなので、プレ幼稚園に通い始めた頃にはもう2歳目前でした。まわりを見渡すと早生れの子はまだ歩くのもおぼつかない子がいたり、満1歳児であっても月齢によって成長の差が大きい時期だなとも思いました。また、教材でのお絵描きの道具がクレヨンだけじゃない配慮が、幼児の成長をよく考えられていて感心したのを覚えています。
私たちの通っているプレ幼稚園のお教室では、お絵描き以外に工作などをする日が月1回ぐらいあります。今まで児童館で季節のイベントがあった時に、工作をしたことはありますが、息子はあまり興味を示してくれませんでした。今回のプレ幼稚園でも工作と聞くと「ちゃんと座って参加してくれるだろうか?」と不安でした。
そんな息子が特に夢中になった授業が2つあります。
ひとつはあぶらねんどです。今まで小麦ねんどは遊ばせたことがありますが、あぶらねんどははじめてでとても興味を示していました。小麦ねんどよりあぶらねんどの方が少しかためなので、息子にとっては楽しかったようです。お教室の決められた時間だけでは満足できず「もっと! もっと!」と言うので、自宅遊びようにあぶらねんどを購入しました。
最初の頃はちぎるかぎゅっと握るくらいだったのが、今では細長い形を作って遊ぶようになってきました。手や指の練習になっているようでよかったです。
二つ目ははさみ。はさみで切る作業の集中力は目を見張るものがありました。先生が準備してくれた切るものには適度にかたさがあり、細長い形の紙(ポッキーに見立ててました)なので、一回「ちょきん」とすれば切り終わるのが良かったようです。私がみているときではありますが、家はさみを使わせるときには、大きな紙を好きに切らせていました。しかし、お教室以降は細長い形にした紙を渡してあげるようにしました。