コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
担当を決めずに2人で能動的な育児 うちの夫婦の役割分担【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.19】
産後の育児には本当に不安がいっぱいでした。
私たち夫婦はお互い芸人をしていて仕事もあり、2人で協力して育児をしていくことが必須だと感じていました。だから友人がよく言っている「旦那が育児をしてくれない」「独身時代と何も変わってない」というような状況にだけはするまいと、スタートからいっしょに育児をしていこうと思っていました。
きちんと役割を決めておいた方が良いのではとも思っていたのですが、仕事やら何やらでバタバタしているうちに出産し、そのままジェットコースターのように怒涛の育児が始まってしまいました。結果的に、役割を決めることはありませんでした。
それもあって、
「夜泣きも私しか起きないんだろうな…男の人は赤ちゃんの泣き声聞こえないって言うし…」
と想像していたのですが、旦那は夜も息子の泣き声に敏感に反応してくれていました。
母乳がメインの育児だったため、結果的に私は常に授乳し、それ以外のことは旦那にお任せという感じになりました。
今では私以上にオムツを替えるのが手際よく、本当によく育児をしている旦那。
役割を決めなかったことが意外に私たちにはうまくハマりました。
もし役割をきっちり決めていたら、相手がその役割をやっていなかったときにイライラしてしまっていたかもしれません。
もちろん、それなりにモメることはありましたが、今相手がこういう状況だから、自分はこうしておこうなど、自分の頭で何をしたら良いのかその都度考えることができたため、お互い能動的な育児になったことがとてもよかったです。