やさぐれキャラで“スナック顔”のヒコロヒー。タバコが似合うが…朝活といえば聞こえはいいが、意識高い朝活ばかりではない。意識低い系の代表といえるのが芸人、ヒコロヒーだ。テレビ番組『有吉クイズ』で公開された彼女の朝習慣はまさに最悪だった。ヤニ一色の朝…12時25分に出発予定のヒコロヒーの部屋で目覚ましのアラームが最初に鳴ったのは11時20分。それでは起きられず2度目に鳴ったアラームでようやく目を覚ます。ベッドを出てキッチンから加熱式タバコを持ってベッドに戻り、一服。20分間の喫煙を楽しむと、名残惜しそうに洗顔とトイレに立った。「彼女の喫煙は、お行儀が……。お笑いコンビ『太陽の小町』つるとマンションで同居しているのですが、ヒコロヒーが喫煙するので、広いベランダのある部屋に住んでいるそうです。その6階の自室ベランダの柵に深夜、腰かけて喫煙していたところを、飛び降り自殺と間違えて警察が来る騒ぎになったそうです。通報者は近所の人。そりゃそうなりますよね」(芸能記者)この話はテレビ番組でつるも明かしていた。そんなヒコロヒーの朝はヤニ一色。洗顔とトイレの後、キッチンの換気扇の下で紙巻きタバコを2本。その後、ラジオを聴きつつ加熱式タバコでまた一服。もちろんスッピンで、洋服も着替えていない。出発まで13分を切った段階でようやく身支度を整えた。出がけに紙パック入りのカフェオレと肝臓系ドリンク2本を一気飲みする姿は、まるで二日酔いの中年サラリーマンの朝のようではないか。「ヒコロヒーさんのような目覚めの一服は健康リスク上、最悪です。起床後30分以内の喫煙は、それ以降に吸う人よりも発がん物質の血中濃度が高く、肺がんや口腔がんの発症リスクも上がる。朝イチのタバコが欠かせないという人は、ニコチン依存症である可能性が高いですね」(医師)やさぐれ女芸人のキャラには合った朝習慣だが、健康上では見直しが必要そうだ。取材・文/ガンガーラ田津美
2022年05月05日まだコロナ禍以前のお話です。長男が1歳半のとき、川崎病になりました。高熱が出るとその都度すぐに病院に行っていたというのもあり、幸い川崎病だと気付くのも比較的早く、大事には至りませんでした。入院中はまだ1歳半ということもあり、昼間は夫、夜は私が病院に付き添って寝泊まりしていました。川崎病の治療中は、薬の影響でどうしても機嫌が悪くなってしまうと医師の方からの説明があったのですが、実際、体調の悪さも加わり、日中はずっと抱っこしていないといけないくらいの機嫌の悪さで大変でした。入院中に苦い薬を飲まなければいけなかったのですが、ただでさえ薬が苦手な中、機嫌の悪さと体調の悪さで、毎回薬を飲む時間は地獄絵図と化していました…夜もいつもより寝付きが悪く、慣れない病院という場所で長男なりに頑張っているのだなぁと思うと心苦しいことも…。その後、薬の効きめが良く、予定よりも早く退院することができたのですが、退院してからもまた大変なことが…。薬の影響で機嫌が悪くなるとは言われていましたが、ここまで機嫌が悪くなるとは!! と驚くほどの機嫌の悪さ!一度「いやー!」となると、手が付けられない!日常のいろいろな所でこの「イヤイヤ」が発動し、一通り泣き終わるまでは落ち着きません。元々声が大きい長男のこのイヤイヤは本当に凄かったです。たいへんでしたが、夫と私で交代しながら、寝ているとき以外はほとんどずっと抱っこしてなだめました。抱っこされていると安心するのか、イヤイヤもまだマシなようでした。でも一度イヤイヤが発動してしまうと、あとは気がすんで泣き終わるまでやり過ごすしかありません。親としてはつらいものがありましたが、一過性のものだと信じて耐えているうちに、いつの間にか長男も元に戻っていました。しかし、この経験をしたことで、あとでちょっとよかったこともありました…。その後2歳になり本格的にイヤイヤ期が始まった長男でしたが、この時の機嫌の悪さに比べたら、本当に「ただのイヤイヤ期」という感じになって、さほど大変に感じなかったのです。まさかイヤイヤ期にそんな感想を持つことになるとは…育児というのはやはり想像通りにはいかないもので、とても奥深いと感じた出来ごとでした…!
2022年04月18日数年前、長男がまだ赤ちゃんだった頃。同じくらいの赤ちゃんがいる家族何組かで集まったことがありました。初めての子育てでいっぱいいっぱいで外出するのもまだまだ不慣れなときでした。そんな中、だんだんと息子がぐずってきてしまいました。いつもだったら母乳ですぐに落ち着くのですが、出先だったのでミルクしかあげておらず、母乳がもらえなくて不満だったのでしょうか、抱っこしていないと泣き出してしまいそうでした。他の方はみんな普段から母乳ではなくミルク、しかも男性もいた中でひとりで母乳をあげにくく、ひたすら抱っこで息子の機嫌を取っていました。息子は立って抱っこしている分にはまずまず機嫌がよかったのですが、座ると途端にぐずり出してしまうため、ずっと立って抱っこをしているという状況。すると、1人のママさんが、「抱っこしてみてみいいですか?」と寄ってきてくれました。それは、息子のプニプニ具合をかわいいと褒めてくれていたママさん。彼女の息子さんはちょうどミルクを飲んでお昼中。うちの息子を抱っこすると…こんな風に言ってくれました。息子のことに精一杯で気付きませんでしたが、みんなお昼ご飯を食べていたのです。抱っこを代わってくれ、ありがたいことに私にもご飯を食べさせてくれようとしたそのママさん。しかも、それを負担に感じさせないように、自分が抱っこしたいんですよという感じを醸し出し、私の罪悪感を消してくれている…!!ありがた過ぎて泣きそうになってしまいました。(泣いたら物凄く迷惑なので絶対に泣かないようにしましたが…!)あれから数年経ちましたが、子育て中に優しくされたことって、ずっと記憶に残っています。私もそんなふうに誰かをナチュラルに助けてあげたいと、さり気ない気遣いを常に心掛けています。なかなかママ友にも会えなくなってしまった昨今ですが、今日もみんな各々子育てに奮闘しているのだと思うと、心が温かくなるような、優しい気持ちになる日々です。
2022年03月20日久しぶりの単独ライブを開催するパックンマックン撮影/伊藤和幸結成から25年。日米国際コンビの元祖、パックンマックンが単独ライブを開催する。それもなんと、15年ぶりだ。パックン51歳、マックン48歳。アラフィフの2人がなぜ今、単独ライブをやるのか。これまでの歴史と現在、そして今後を語る。15年ぶりの単独ライブが決まったきっかけマックン「僕がたまにニュースになったりテレビに出ると、“生存確認”と言われます!」パックン「でもマックンは『ものスタ』(テレビ東京系)という通販の帯レギュラー番組を持っていて、テレビに出ている時間は僕より多いんですよ。生活も安定してるよね、商品をもらって帰れるし」マックン「そう、それで食いつないで……ってバカやろう!」情報番組のコメンテーターや大学の非常勤講師を務めるパックンことパトリック・ハーランと、通販番組のMCやぐんま観光大使を担う吉田眞のコンビ“パックンマックン”。そんな彼らが、15年ぶりに単独ライブを行う。まるで長い眠りから覚めたかのようだ。マックン「いい表現ですね」パックン「セミみたいだね!」公演を決めたきっかけは、周囲から背中を押されたこと。マックン「本当は、ずっと“やりません”と言っていました。でもすすめてくる人がどんどん増えて。“僕らのお笑いライブを誰か見たいのかな”とこぼしたら、主催のBSフジの局長さんが“見たいよ”と。その言葉が僕の胸に刺さったんです」パックン「うちの事務所の社長より、局長さんの思いにマックンは押されましたね!」ライブでは漫才やコント以外に、トークコーナーも予定。マックン「25年も2人でやってると、珍事件も多いですから」パックン「パックンマックン事件簿をお届けしようかと。例えば僕のお母さんは案外下ネタが好きだとか、マックンのお母さんは僕に裸を見せるとか」マックン「ここで言っちゃダメでしょ!」家族ぐるみで仲よしこの15年で、2人を取り巻く環境も大きく変わっている。マックン「2人とも結婚したしね。パックンの子どもは、前回の僕らの単独ライブを知らないでしょ」パックン「まだ生まれてないから、知らないね。ただ、ネタは見せたことあって。爆笑してくれてうれしかったけど、僕は校長先生に翌日呼び出されたよ。“息子さんがお友達に『洗剤でも飲めば?』と言ってるんですけど”って」マックン「コントのオチだ!」パックン「そう。過程を無視して、オチだけ友達に言っていたらしい」マックン「それでウケると思ったんだろうね……。うちの長女は20歳なので、前回の単独ライブでは大きな声で笑ってくれていたよ」家族ぐるみの付き合いで、一緒にホームパーティーも開く。パックン「ホームパーティーは、よくやります。子ども同士も仲がいいよね」マックン「パトさん家にトランペットとトロンボーンがあるので、ドラムをやっているうちの娘がそこら辺のものを叩いて、セッションしたりとか」パックン「映画で見るようなホームパーティーを開くのが、僕の生きがいのひとつなんだよ!」これだけ仲のいい2人だが、出会ったころはケンカもあった。マックン「夫婦と一緒かな。結婚直後は奥さんとケンカしたように、パトさんとも結成直後はよくモメてた。でも怒りながらの発言は相手に伝わらないことがわかってきたから、今は奥さんともパトさんともケンカしない。怒りそうになったら、少し距離を取って心を落ち着けるようにしてます。後日、いい関係のときに“この間のことなんだけど”と伝える。そのほうが相手の言うことを素直に吸収できるから。ただ舞台裏で口をきかないみたいな、険悪な仲になったことは一度もないよね」パックン「うん、ない。楽屋を別にしてほしいと言ったこともないし。逆に先方が気を使って、分けちゃうことはあるけど」マックン「それでも結局、一緒にお弁当を食べるもんね!」東日本大震災で『パックンマックン寄贈』かなり珍しいことに、最近のコンビ活動のメインは講演会。マックン「パックンが出演していた『英語でしゃべらナイト』(NHK総合)のつながりで、英語に関する講演の依頼が最初はパックンだけに来たんです。でも当時のマネージャーが“マックンも英会話教室に通って、パックンと英語で漫才できるレベルになっています。パックンマックンでやったほうが、絶対に面白い”とプッシュしてくれて。講演会というと堅いイメージだけど、僕らは笑いを入れながら話せることが強み。英語に関する講演をやっていくうちにどんどんジャンルが広がり、国際交流、おもてなし、インバウンド……」パックン「金融やアクティブラーニングもね。僕らは専門にしていることがないから、入門編的な講演がほとんど。でもそこそこの玄人が聞きに来ても、勉強した気になれるような講演をしています」マックン「玄人の人に“自分もこんな講演をやりたい”と言われたりするし」パックン「玄人の前でやるときは、“ご存じの情報かもしれないけど、われわれの伝え方を参考にしてみてください”と伝えます。こうやって噛み砕いて聞かせると、一般の人は食いつきますよ、と。そう考えるとパックンマックンの専門分野は、コミュニケーションなのかも」この15年の間、世の中でも大きな出来事が起きた。それらは2人に、どんな影響をもたらしたのだろうか。マックン「僕は講演をきっかけに投資を知り、リーマンショックの直後に始めました」パックン「マックンが投資を始めて以降、日経平均株価は4倍以上に膨らんでいるからね。一方、僕はもっと前からやっていて、リーマンショックのせいで紙切れになっちゃったから、アメリカに帰れなくなってしまいました!」マックン「東日本大震災が起きたときは、しばらくやっていなかった歩行者天国でのライブを再開して、寄付用の投げ銭をいただくようになりました。また当時やっていた月1のライブでも募金を集めて」パックン「そのお金で、気仙沼の幼稚園に遊具を寄付したね」マックン「それでうれしかったのが、知り合いの役者さんから電話がかかってきて、“気仙沼で遊具を取り付けるボランティアをやってるんだけど、『パックンマックン寄贈』となってるよ”と言われたの。あれは鳥肌が立ったなぁ」パックン「避難所に行って、漫才も披露したし。パックンマックンの中でも有意義な活動だったね。ほかは無意義だけど……。そして今も渦中の新型コロナウイルスは、2人とも感染しました。しかもマックンは、2回感染した」マックン「1回目のときは、SNSを通して情報を発信したよ。どうしたらいいのか、まだよくわからない時期だったので」パックン「僕は、隔離キットを用意しておくべきだと実感した。あとは近所の人と“お互い感染したら、支え合いましょう”と約束しておくことをオススメします。薬局への往復を頼める人が近所にいるかどうかで、全然違うから」マックン「僕が最初にかかったときはYahoo!ニュースになったのもあり、近所の人から“何でも頼んで。置き配するから”と連絡が来てありがたかった」パックン「マックンは、視聴者に不人気でも、近所では人気だからね!」夢は叶って終わるものではなく、叶え続けるものお笑い史上において、初の日米国際コンビという歴史をつくった彼ら。ネタ番組や情報番組などで活躍した時期を経て、現在も知名度は高い。しかし今なお、「まだブレイクしていない」と語る。マックン「別に第一線から退いたわけじゃなくて、2人の経験を講演会で話せるようになったので、仕事の方向性が変わったんです。ずっと形を変えて進化してるし、充実してます」パックン「進化と同時に、開拓もしてる。僕は冒険したいと思って日本に来たし、“未知の世界に進む”という意味では、それをやってることは間違いない。道なき道を走り続けることは、めちゃくちゃ楽しいよね。今も冒険中だし、ブレイクするのはこれからです」アラフィフになっても仲がよく、単独ライブを15年ぶりに打てる。そんなコンビ、なかなかいない。彼らが抱く、これからの夢は……。パックン「26年目を迎えたいです」マックン「そう、1年ごとが大事。あとは新たなステージを与えてくれる人がいたら、さらに大きくして返したいですね」パックン「夢は叶って終わるものではなく、叶え続けるものだと思うんですよ。挑戦させていただけるだけでも、夢を生きてる。この生き方こそ冒険だし、僕の肩書は冒険家だと自負しています」Q春に食べたいものといえば?マックン「母親の作るクリームコロッケが大好きで、試験に合格したり、お祝いごとがあると必ず作ってくれました。お笑い芸人を目指すと上京を決め、東京に行く前日、3月31日に母はクリームコロッケを作ってくれたんです。春になると、思い出す味です」パックン「ピザだね、もしくはピッツァだね!ちゃんと考えると……、僕は第二の故郷がホタルイカで有名な北陸の福井県だから、それはやっぱり大好き。でもいちばんやりたいことは、メニューはおいといて会食です。仲のいい人と、花見をしたいですね」《取材・文/篠崎美緒》
2022年03月12日昨年11月に第二子男子を出産しました。現在、2男児育児奮闘中です!周りのママさん方に、「二人目は手が掛からない、良く寝るよ~」と言われることが多かったのもあり期待していたのですが……新生児の頃からいきなり寝るわけではない…!!何故か何もしなくても物凄く寝るものだと期待してしまっていたのですが、新生児って頻回授乳もしなくてはならないですし、まぁ寝ないですよね…!しかし、長男のときよりも母乳の出が良く、頻回授乳にしなくてもどんどん母乳が出てくれていたというのもあり、夜くらいはなるべく寝て欲しいなと思うように……。ということで、とにもかくにも良く寝てくれるよう、寝かしつけグッズをいろいろと試行錯誤してみました!手作りCカーブベッドに、楕円型お布団におくるみ。いろいろな寝かしつけグッズを試し、なかなか効果があったと感じています。しかし最も効果があったなと感じたのは、すぐに「抱きかかえないこと」でした。長男のときは、初めての育児ということで「母親として頑張らなくては」という意識が物凄く強く、泣いたらすぐに抱っこしてあげなくては、泣き止ませなくてはという思いでいました。そのため、少しでも泣けばすぐに抱っこし、授乳し、という生活。ですが、実は泣いてから少し様子を見るというのも大事だということを後で知ったのです。寝たまま泣いている、「寝言」のような状態というのもあるらしく、すぐに抱っこせず「ぼぎゃ~」となっても1分くらい見守っていると、すぐに泣き止んでそのまま寝付くことが結構あるのです。次男の育児にて、まさにそんな瞬間がたくさんあり、長男のときにも知りたかったなと少し後悔しております。起こさなくていいところで起こしてしまっていたのかなぁ。最初はどうなることかと思った二人目の寝かしつけですが、今ではスムーズに寝てくれ、夜間も連続してたくさん寝てくれるようになりました。落ち着いて育児をするというのは少し難しいときもありますが、どーんと構えることも大事なのだなと気付かせてくれた出来事でした。
2022年02月14日告発するヒカル(公式YouTubeより)、アルピー平子《これ、オレですね》2月8日深夜放送のTBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』にて、名乗り出たのは芸人コンビ『アルコ&ピース』の平子祐希。ユーチューバー・ヒカルを激怒させた“芸人”だったのかーー。事の発端は2月4日、ヒカルが自身のYouTubeチャンネルを更新して【苦楽を共にした初期メンでビッグマック大食いしたら喜怒哀楽全部出たww】のタイトルで動画投稿したことに始まる。ヒカルの兄・まえっさん、ユーチューバー集団『NextStage』メンバーの名人らとハンバーガーを食べつつ和気あいあいと進行していた3人。ところが、終盤にまえっさんから突如として《そういや最近、飯に行った時に、芸人さんにこき下ろされとったやん》と振られると、表情を曇らせながら《それ、いつかは言ったろうと思ったんだけど》と、ヒカルはエピソードを話し始めたのだった。なんでも、ヒカルらが知り合いの芸人に招かれた会食の場に、同じく参加していたとある別の芸人。その動画では名前が伏せられた「芸人・A」は、ヒカルに面向かってユーチューバーを見下すような発言を繰り返したのだという。《“結局、ユーチューバーなんて芸能人のマネごとの、落ちこぼれ”みたいな。“芸能界で売れへんかった子がユーチューバーやってるんでしょ?”みたいな感じできたんですよ》40代とされるAに言われ放題も知り合いの手前、反論したいのをグッと我慢したというヒカル。当時の状況を思い出してか、ますますヒートアップしては《お前(芸人に)、これ(動画)見とるか知らんけども。これワンチャン、Yahoo!ニュースに上がると思うから》と堂々の宣戦布告。■出られるものなら出てこい《お前、ハッキリ言うけども俺に勝ってるところ一つもないからな。お前なあ、ちょっと芸能界で売れたからって調子乗んなよ、ホンマに。お前なんてどうせな、テレビ出て自分の力で活躍しとうかもしれんけど、いろんな人に生かされて今お前がおるわけ》しまいには《(動画に)出てこられるんやったら、連絡してこい、俺に》と、動画での直接対決をふっかけては《お前は二流やから、どうせ(俺とは)やり合われへんわけやろ?これも見て見ぬふりするんやろうけど、ホンマに面白い人なんやったら、来て欲しいと思うけどな》と挑発したのだった。動画内で語られた芸人・Aの人物像というのが「ダウンタウンとの共演はあまりない」「ハイヒール・リンゴの後輩」「レギュラー番組こそあれど消える可能性もある」「ちょっとはうまいこと言う」「女性にモテる(と思っている)」「YouTubeをやっていない」「M-1で見たことがない」「世間の好感度は高い」というもの。ネット上では千原ジュニアやバカリズム、南海キャンディーズ・山里亮太、千鳥・大悟らが疑われるも、当てはまらない条件も多く“犯人”から外されていた。そして、このまま迷宮入りするかと思われた矢先の、冒頭のアルピー平子による“自首”だったのだ。というのも、なんでもヒカル激怒事件を知った平子の友人らの間で、この芸人・Aが「平子ではないか」と話題になっていたようで、自身もヒカルが話した条件を確認したところ、《逆に俺じゃない条件の方が少ない。9割方、俺ですね、これ(笑)》と、ほぼ全てが当てはまることを確認。Aの正体は平子で確定、と思いきや《なんか飲んだ時に実はヒカルさんがいたのかな~》《俺のわけはないよな〜。覚えはない》と、条件は9割合っているはずなのに彼自身はヒカルと会食で同席した覚えがないのだという。どういうことかーー、■“自首”は平子のネタだった「これ、平子さんのネタでしょう」と笑うのは、バラエティー番組に携わる放送作家。「平子さんは確かに“意識高い系”と言いますか、理論派だけに特に飲み会の席では面倒臭いタイプになりがち(笑)。また、お笑いを真剣に考えているので、熱く語り出しては周囲に少々引かれることも。でも、アドバイスを送ることはあっても、決して他人をこき下ろすようなことはしませんよ。それにアルピーはYouTubeチャンネルを開設していますが、いわゆる芸人のネタ披露動画ではなくてユーチューバーに近い企画をメインにしています。それだけにYouTubeでチャンネル登録者や動画再生数を増やす難しさは理解しているはず」ラジオでも《こうなったらもう、(芸人・Aは)俺ってことにして。よく分かんないけど謝るから》と笑っては、最後にはヒカルとのコラボ動画をちゃっかり提案していた平子。「騒動をすぐに笑い変える瞬発力はさすがですよね。少なくともテレビで活躍する芸人は視聴者を笑わせる、楽しませるために一生懸命です。プライベートで起きた出来事もなんとか笑いに昇華させようと考えてネタにするもの。確かにヒカルさんが言うようなことが起きたのなら、そのAの言動は不適切ですし、おもしろくない思いもさせられたのでしょう。ヒカルさんはユーチューバーであって芸人ではないこと、YouTubeは見たい人が見るものだとは理解しています。ただ感情に任せて視聴者に愚痴を垂れ流すのもあまりいい気はしません。テレビ進出を考えているというヒカルさんですが、どうやらテレビ向きではなさそう」(前出・放送作家)いっそのことヒカルは芸人・Aを平子にして、コラボ動画を作った方が双方に利益と笑いが生まれるのではないか。
2022年02月09日3歳の誕生日、息子は祖父母や親戚などからたくさんプレゼントをもらいました。それが非常に嬉しかったようで、「プレゼント」という言葉が大好きになったのです。実家や義実家からは、誕生日などの特別なことがなくても時々宅配便でお菓子や洋服などを送ってくれます。プレゼントを期待をし過ぎている息子は、家のインターホンが鳴る度に自分へのプレゼントが届いたと思ってしまうようになりました。息子へのプレゼントよりもネットで頼んだ日用品が届くことの方が多いのですが、自分へのプレゼントではないとわかるとへそを曲げてしまう息子。宅配便が来る度にこれでは困ってしまうため、プレゼントというのは特別な時にしかもらえないということ、そして、物を買うには「お金」が必要で、お金というのは限りがあるので何でもかんでもすぐに買ってあげるわけにはいかないということを、伝えました。プレゼントに関しては、誕生日やクリスマスなどもあるためわかりやすく伝わったのですが、お金に関しては3歳の息子には少し難しいかなと思いました。しかし、子どもだましのような感じにはしたくなかったため、とにかく何かを買うときには「お金」が必要になってきて、お金をもらうにはパパやママがお仕事しなくてはならないんだよと簡単な言葉で教えました。すると息子は、少し考え事をするような表情をした後、突然駆け出して部屋の隅に行きました。私があっけにとられていると、息子は私がいつもイラストの仕事で使っているiPadで絵を描き始めたのです。(時々息子は遊びでiPadお絵描きをしています)私がイラストレーターの仕事をしているということもあり、息子の中でお金=お仕事=絵を描くという図式が出来上がり、とにかく絵を描いてお金を稼ごうとしていたのでした…!まさかの息子の行動に驚いてしまいましたが、今すぐ仕事をしてでもプレゼントが欲しいという強欲さにも、衝撃を受けた一日でした……。
2022年01月04日がんばれ“おじさん芸人”!錦鯉のふたり50歳と43歳のお笑いコンビ・錦鯉がM-1グランプリ優勝を飾ったことで、が然注目を集める“おじさん芸人”。’20年の同大会では40代同士のコンビ・おいでやすこがが準優勝、’16年にはR-1グランプリでハリウッドザコシショウが当時42歳で優勝を飾るなど、遅咲きながら華々しい活躍をみせる芸人たちが目立つ。「千鳥やチョコレートプラネット、ダイアン、シソンヌ、それからかまいたちにニューヨークなど、現在のテレビ界でひっぱりだこの顔ぶれも、それぞれもともと評価は高く一定の人気もありましたが、現在のようなお茶の間の人気者になるまでには時間はかかりました」と、ある芸能ジャーナリストは言う。最近はチャンス大城もにわかに注目を集めており、第7世代の若手芸人たちもひととおり登場した反動もあるのか、キャリアを重ねた芸人が注目を集めるケースがじわじわと増えてきてる印象だ。■おじさん芸人が見つけてもらえない理由それにしても、なぜ実力はあっても“おじさん芸人”たちはなかなか見つかりづらく、遅咲きになるのだろうか。ある放送作家は、大阪と東京の土壌の違いをまず指摘する。「大阪には、どんどん新しい面白い人が出てきては売れていくという土壌がありますが、東京や全国区の場合は、人気者イコール面白いと捉えられることが多い。ネタの面白さ以外に、武器となる趣味や特技、または“M-1で優勝”みたいな肩書きのようなものがあってようやく出られますし、見ている視聴者も、そこを優先して見る一面があります。それが“見つからない”結果なのかもしれません」しかし昨今、そんな東京キー局側の番組のつくりや視聴者側にも変化がみられるようになってきたと、前出の放送作家は言う。「例えば『アメトーーク』などで、売れている芸人がたくさん出る番組で、『○○は面白いのになぜハマらないのか』と、知名度の低い芸人を取り上げ紹介するスタイルが定着してきました。面白いのに売れていないベテラン、中堅のおじさん芸人を、人気ある売れっ子芸人たちが面白がっている。そういう姿を見せることで、世の中が(面白さに)“気付く”ということはありますね」有吉弘行やマツコ・デラックス、ダウンタウンの松本人志ら影響力のある人が評価することによって、彼らが認めた「おもしろい芸人」という“肩書き”になるパターンもある。また芸人を中心とした番組の“空気”にも変化が起きている。これまではスベると全体が冷たい空気になることが多く、それを笑いにしてきた。しかし今は、奇抜すぎてスベるようなことをやる人がいても、そこを面白い方向に突っ込んだりリアクションしてくれる、“あたたかな空気”が生まれているという。「番組の中心にいる芸人さんたちが、同期や同世代のテレビ慣れしていない芸人がスベりそうになると、しっかりフォローしてくれるんです。『さんまのお笑い向上委員会』のように、さんまさんという絶対的な存在が一番上にいて、ベテランのまわしやフォローのうまい芸人たちがアングラ芸人のような特殊な存在を、うまく生かしている番組もあります」(同前)そのようにして見つかった“遅咲き芸人”や“おじさん芸人”たちは、世の中の空気にハマると、急に出てきた若手芸人よりも強いという。「若手はまだトークが未熟で盛り上がらないこともある。でもベテランはやはりベテランだけあってエピソードもたくさん持っているので、トークはうまいんですよね」(同前)あたたかな時代の空気の中で、新たに「見つかる」未知のおじさん芸人は、まだまだたくさん埋もれているはずだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2022年01月01日『もも』のまもる。とせめる。(吉本興業のホームページより)先日開催された『M-1グランプリ2021』。決勝進出者の中で最後に登場した、“まもる。”と“せめる。”のコンビ「もも」のネタが一部で問題視されることがあった。ネタ中、メガネでおかっぱ頭、おとなしそうな“せめる。”に対して、「転売目的顔やろ」「プリキュア映画行く顔やろ」「(財布が)三つ折りマジックテープ顔やろ」と、相方の金髪ヒゲ面の“まもる。”がオタク的なネタでいじりまくる。これに対して、オタクの見た目いじりだと不快感を覚えた一部視聴者が、SNS上などで批判コメントを書き込むような事態が生じてしまった。■見た目いじり芸人は絶滅してしまうのか昨今のルッキズム(外見にもとづく差別や偏見)への向き合い方の流れから、お笑いの世界にも大きな影響が及んでいる。「ブサイクいじり」によって笑いをとってきた一部芸人が不快感を顕にし、見た目いじりのネタを封印する流れができていった。今回のもものネタ、さらに批判の声があったことを受けて、人気バラエティーなどを手掛けるある放送作家は、芸人の見た目いじりの封印について、やや同情的な見方を示す。「ひな壇バラエティーのトークの流れでいじられるのと、ネタの中でいじられるのは、本質的に違うはずなんですけどね。ネタはフィクションという捉えかたもできるので難しいラインではあります。とはいえ、ドラマなどでも”ブス”や“デブ”いじりは避ける傾向にあるので、芸人の見た目いじりネタも難しいのかもしれません」実際、見た目いじりをする芸風は減少傾向にあるといい、「デブ」や「ハゲ」、「ブサイク」というだけで笑いをとる芸人さんはほとんどいないどころか、「怖くて使えない」とすら感じるという。つまり、見た目いじりはもはや「使えない」時代に突入しているのだ。「ハゲ、デブ、ブサイク、そのいじりだけで出てきちゃった芸人たちは、最大にして唯一の武器を失ってしまうわけですから、それを封じられると死活問題。それらの発言は炎上の原因になるので、迷わずカットの対象になっています」(同前)見た目いじりで多くの笑いを取ってきた芸人は、この先絶滅してしまうのだろうか。前出の放送作家に聞いてみると、間髪入れず「それはありません」とこう断言する。「アインシュタインの稲田さんは、ブサイクだといじられまくっていましたが、それができなくなっても、ちゃんとトーク力があるので、見た目いじりを封印してもおもしろい存在でい続けられるわけです」では「チェケラッチョ、ハゲラッチョ!」のかけ声で、互いのハゲいじり(ハゲ自慢)で笑いを取って人気を博し、M-1王者の座にもついたトレンディエンジェルの場合はどうか。自虐とはいえ、ストレートな見た目リズムネタではある。「トレンディエンジェルさんも、そういったネタは今はおさえてますよね。基本的に自分たちのことを言っているだけなのに、世の中の誰かを傷つけてしまう可能性がある。だったらやめたほうがいい、という選択になりますね」(同前)世界的なルッキズムの流れに適応して、新しい笑いを届けられる芸人が求められる時代になった。この流れはまだまだ続きそうだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年12月27日スクールゾーン、左から橋本稜、“告発”された俵山峻(吉本興業公式HPより)12月11日にフジテレビ系で放送された2時間超の特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(以下、細かすぎて)で『スクールゾーン』というお笑いコンビの俵山峻が初優勝を果たした。「『細かすぎて』は2004年から『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナーとして放送され、番組の終了に伴い特番化。阿佐ヶ谷姉妹の“玄関を開けたらいる人”など、細かすぎて周囲に伝わりづらいけれど秀逸なモノマネが披露されます」(テレビ誌編集者)俵山は、この大会で複数のネタを披露。1度目の登場では先輩芸人『スカチャン』の2人と共に披露した“大技を決めそうで絶対決めないシブがき隊”。黄色い衣装で布川敏和役を担当し、司会を務めていたアンタッチャブルの柴田英嗣は「安定感あるなあ、この3人は」と、評価。2度目は、ピンネタの“友達からの電話で地元の重大ニュースを知らされる地元から一生出ない女”。「マジ!?ジャスコにひょっこりはん来るって」のフレーズで一同大爆笑。その後、すでに登場した芸人のネタを“おかわり”するコーナーに再びシブがき隊で登場すると、“大技を決めそうで絶対決めないシブがき隊とバックバンドのシブ楽器隊”をモノマネ。さらに、ピンネタでも“おかわり”されると“ベリーショートの国語教師”としてクセの強い話し方の女性教師に。■デビュー時から若い女性ファンがいた見事、勝ち進んだ決勝戦では、ピンネタの“ラーメン二郎で緊張している男”を披露。人気ラーメン店『ラーメン二郎』で店員にトッピングを尋ねられた際に、「ニンニクマシマシアブラカラメ……」と、早口でまくしたてる“いそう”な男に。最後に披露した優勝ネタは、“バイトの子を狙っているこの後すぐ潰れるイタリアン居酒屋の店長”だった。俵山はテレビでの活躍こそ少ないが、コンビのYouTubeチャンネルの登録者数は8万人を超す。「芸歴は11年目。デビュー当時は相方の橋本稜さんのビジュアルに定評があり、俵山さんも今より痩せていたので、若い女性ファンがいました。お笑い養成所時代からセンスにも定評があり、同期たちに“面白いのに評価されない”と思われていたそうですが、劇場に出るようになると徐々に評価も上がっていきました」(お笑いライター)そんな俵山の『細かすぎて』優勝後、かつて俵山と関係を持ったという女性たちから、こんな声が集まってきた。「彼がまだ芸歴2年目くらいのころで、芸人として若い女の子にキャーキャー言われて調子に乗っていただけかもしれませんが……」と、振り返るのはAさん。俵山には、さんざん振り回されたという。「いつも突然、呼び出されていたんです。終電間際にメッセージが来たり、“始発で来て”と早朝に電話があったり……。こっちの都合はおかまいなし。飲み会や稽古が終わった後なのか、朝8時ごろに呼ばれることも。たまに誘いを断ることもありましたが、彼はあっさりした感じでしたね。私が断っても、次に連絡する女の子がたくさんいたんだと思います(笑)」(Aさん)■多い時は一晩で5回以上待ち合わせ場所は、いつも西武新宿駅だったそう。「カラオケか居酒屋に行ってからラブホに行くのがいつもの流れ。俵山さんが一晩の間に複数回したがるのは当たり前で、多いときは5回以上なんてことも。なので、ほとんど眠れず翌朝そのまま仕事に行くこともありました」それでもできる限り誘いに応じていたというAさんだが、俵山はいつもつれない態度だった。「私から誘うと、いつも来てくれなくて。わかってはいたものの、都合よく扱われていたんだなと改めて思いました」(Aさん)一方で、Bさんが悩まされていたと話すのは金銭面。「たまにお金を出してくれることもありましたが、基本的には“お金ないから”というのが口ぐせ。私は当時19歳で、俵山さんが22歳。彼のほうが年上でしたが、いつも“お金ない”と言われ続けるとどうしても“私がお金を出さなきゃ”って思ってしまって、なけなしのバイト代を……」なんともダサい一面も。「お金を出すのは私なのに、連れていかれるのは宿泊5000円前後の安ラブホ(苦笑)。私も若かったし、彼なりに気をつかっていたのかもしれませんけどね」(Bさん)どれだけ人気が出ても、一寸先はどうなるかわからない芸能界。スキャンダルには“細かすぎる”くらい慎重に……。
2021年12月24日もうすぐ第二子出産です。(この記事が公開される頃には生まれているはず…です!)3歳の長男にも、以前から「赤ちゃんが生まれる」ということについて少しずつ説明していました。最初は『お腹に赤ちゃんがいる』ということがよくわからなかったようでしたが、だんだんと時間が経つにつれ理解し、最近では「赤ちゃんのお世話したい!」と言ってくれるようにもなりました。私たち夫婦はフリーランスなので、産休育休という制度はとくになく、勝手に自分で無給で休むという感じになるので、必然的に出産間際まで仕事をしていることになります……。産後に働けなくなる期間の収入のことも考え普段よりも多めに仕事を入れたりしているので、妊娠期間中はいつもよりハードです。とにかく時間が足りません!いつも長男の寝かしつけは私の担当なのですが、寝かしつけにかかる時間のことや、今後赤ちゃんが生まれた後もママとしか寝られないという感じだと困るかもしれないということもあり、夫が頑張って長男を寝かしつけてくれるようになりました。最初はものすごく嫌がった長男……。しかし、根気強く夫が頑張ってくれたこともあり、「パパと寝るのが楽しみ!」とまで言ってくれるようになりました。その間、私は仕事を進めることができ、良い方向に生活スタイルが変わっていったと思っていました。ところが……臨月に入ったある日のこと、就寝したはずの長男が物凄い勢いで泣き始めました。いつもは夜泣きなどなく、朝までぐっすりの長男。どれくらいぶりかわからないほど久しぶりに大きな夜泣き。寝室へ駆け付けると、嫌な夢を見たような感じで、怒って泣き叫んでいます。暴れて暴れて、何かを叫んでいるのですが、うまく聞こえません。わかったことは、とにかく「パパは出て行け!」とのこと…!パパと寝ることを楽しいと思っていたのは確かだと思うのですが、本当はママとも寝たかったのに我慢していてくれたのかなと思いました。長男の成長に少し甘えてしまっていたところがあったと反省。久しぶりに長男と添い寝すると、安心したのかすぐに寝てくれ、翌日も機嫌良く起きてくれました。しかしこれからはお兄ちゃんとして成長した長男に甘えることなく、時々はきちんと甘えさせてあげる余裕を私たちが持っていないとなと思った出来ごとでした。
2021年12月03日第一子の長男を妊娠していたときは、2017~2018年でした。平穏な時期で、初めての妊娠ということで不安はありましたが、今思えば妊娠中も産後も通常通りの生活を送ることができている幸せな日々でした。第二子を妊娠している今は当時とは状況が異なり、妊婦健診に夫が立ち会えなかったり、毎日体温を測って健診の際に申請しなければならない等大変なことが増えました。しかし、その一方で良かったこともちらほら。打ち合わせは基本リモートになったとくに良かったと日々感じていることは、リモートでの仕事が増えたことです!実は以前から、これってリモートワークでできるのでは…?このくらいの打合せだったらオンラインでよいのでは?と思うことが多々あったのです。しかし、やはり直接現場に出向かないと「楽をしている」と思われてしまうのではないかと思い、提案することなどはありませんでした。しかし、今は打合せは基本リモートとなったので、移動時間の短縮にもなり、いろいろなことが捗るようになりました。普段は芸人の仕事もしている私なのですが、これまでは、「まだこの番組が放送するって決まっていないけど、とりあえず話聞きたいから来てください」と言われテレビ局まで打合せに行き、結局その番組自体がボツになるということが日常茶飯事だったりしました。そういったことがリモートで済んでしまうというのは本当にありがたかったです。夫が飲み会に行かなくなったそしてもう一つ良かったことは、夫が飲み会に行かなくなったということです。お酒を飲むことが大好きな夫。職業柄お酒の席に誘われることも多く、私もその大切さを同業ということもあり理解できている方ではあると思います。しかし妊娠中というのはいろいろと不安なこともありますし、第一子妊娠中に飲みに行ってばかりいた夫にはモヤモヤすることもありました。当たり前ですが、妊婦はお酒を飲むこともできず、体調の変化なども日々あります。臨月にもなると、いつ陣痛がくるかわからないという日々なのに「また飲み会!?」と思ってしまうこともありました。しかし今は違います。緊急事態宣言は終わりましたが、病院での立ち合いをする場合は家族以外との会食をしてはいけないという病院側のルールもあるため、夜でもいつも夫が家にいてくれるという安心感があります。不安なことが多い日々ですが、少しでも良くなったことを見つけ、今後もうまく付き合っていけたらと思います。
2021年11月15日息子のトイレトレーニングの際に、キャラクターもののかわいらしい補助便座を購入しました。キャラクターものではない方が値段が安かったのですが、トイレを楽しいところだと思ってほしいという願いから、息子の好きなキャラクターものに決めました。そして、自分でトイレに座る習慣をつけてほしいと思ったのと、大きい方をする際に踏ん張る場所があった方がよいだろうと考え、スツール(はしご)付きのものを買いました。そのため平均よりも若干お値段が高めな感じにはなってしまったのですが、トイレトレーニングというものは大切ですし、スツールは外しても使えるため、長く使えるのではないかと考えて購入しました。いざ届いてみると…とてもかわいらしい補助便座で、息子に良く似合っていました…!(補助便座が「似合う」という表現はおかしな気がしますが、とても子どもらしくてかわいらしかったと言いたいのです…!)息子もその補助便座を気に入り、トイレトレーニングは良いスタートを切ることができました。やはり良いものを買って良かったなぁと思っていたのですが……しばらくすると、「トイレ行きたくない!!」と息子が駄々をこねるように……。いったいどうしてしまったのか……。いろいろと試行錯誤しましたが、どうしてもトイレに行くのを嫌がる息子。するとある日、とうとう理由を話してくれたのです。なんと、補助便座を嫌になってしまっていたのです……!何がきっかけで嫌になってしまったのかはわかりませんが、とにかく補助便座はもう使わない、お兄さんだからもう無くてもいい! とのこと……。いつの間にか息子の気持ちも成長していたのだと知り、嬉しいような寂しいような。まだまだ使うものと思っていたのですが、本当に短期間の使用で終わってしまった補助便座……。もうあのかわいい姿が見られないのかと思うと、やはり寂しさもあります。そしてここまで短期間で使わなくなることを知っていたら、もう少し安いものですませたかったという勝手な気持ちも…!子どもの成長は突然訪れると知った一日でした。
2021年10月13日岩井勇気撮影/齋藤周造10万部ヒットの初エッセイから2年、第2弾エッセイを発売したお笑いコンビ、ハライチの岩井勇気。新刊には初めて書き下ろした小説も収録。“本嫌い”という芸人作家の本音に迫る。初エッセイ『僕の人生には事件が起きない』が10万部を超えたお笑いコンビ、ハライチの岩井勇気が第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』を発売。前作に続くベストセラーに期待が高まる。「(前作の)10万部に手放しでは喜べないですね。自分では何で売れたのかわからない。エッセイがおもしろいのかどうかも疑わしい。(読者から)おもしろかったと言われましたが具体的なことは知らないです。ユーモアを入れて書いていますが、大爆笑できるほどじゃない。“クスリと笑いました”という声がエッセイとしてはいい評価だったとしても、お笑い芸人でネタをつくっている立場からすると“クスリと笑う”は傷つくし、うれしくない評価です。だからといって“大爆笑しました”“涙を流して笑いました”と言われたら“そんなことあるか”って。漫才のようにリズミカルに書いているつもりなので“読みやすかった”“あっという間に読めた”と言われたほうが納得できたかな」相方の澤部佑やエッセイにも登場する母親の反応も気になるところ。「どっちも読んでないし、渡してもいません。母親はいっぱい買って親戚や知り合いにあげたりしています。でもあるとき“まだ読んでないのよ”というので理由を聞いたら、“熟成させているの”って。意味がわからないですよね。磯野貴理子さんと島崎和歌子さんからは、おもしろかったと言われましたけど俺のエッセイを買って読む人って、あのくらいの年代の女性なのかなって(笑)。うれしかったけど俺のエッセイにたどり着くには相当、活字が好きじゃないとたどり着かないだろうから解せなくて“何で読んでいるんですか? ”と逆に聞いちゃいました」■自分から書きたいとは言ってないエッセイは月刊誌とブックサイトでの連載をまとめたものだが、新作には初めての小説を書き下ろして収録した。「そもそもエッセイは出版社にやってくれと言われたからで、小説も自分から書きたいと言った覚えはないです。もともと本は読まないし、活字を読むと頭が痛くなる。俺のような活字が嫌いな人でもスラスラ読めるように書いているつもりです。もしかしたら、純文学とか好きな人には物足りないかもしれないけど……。出版社の方はいろいろな本をくれるんです。ちょっと読んでみたけど本好きがすすめる本だなって(笑)。そういう本にはしたくないと思って書いています」エッセイみたいな小説を心がけた。「エッセイの延長線上にあるような内容です。小説と謳うとワンランク上、崇高なものにとらえられるのにちょっと腹が立って(笑)。創作においては一緒なのにエッセイのほうが低い評価をされる印象で、何が違うのかと思う。俺が書いたエッセイは小説じゃないのか。垣根を取っ払い、警鐘を鳴らしてやろうと思います」本嫌いだが中学生のときに読んだライトノベル『ブギーポップは笑わない』(上遠野浩平・著)は印象に残っている。「当時のライトノベルに多かった男の願望を詰め込んだような作品とはまったく違って、視点をいろいろ変えて書かれているのがおもしろくて何回も読みました。何であんなにうまく書けるのか、いまでも思うほど。自分には無理ですね」■相方・澤部に発言権はないです前作から2年を経て執筆作業に変化は?「書く時間が早くなりました。最初のころは(一編に)5時間ぐらいかかったけど、いまは2、3時間。内容を無理に誇張することが減って、思ったことをそのまま書いたほうがおもしろいと思うようになり肩の力が抜けました。書くのはリビングかベッドの上です。ゲームに飽きて食事をして、エッセイが暇つぶしと思えるくらい何もやることがなくなったら書くモードに入ります」ネタづくりとも並行する。「エッセイはネタづくりより楽です。ネタは確実に笑いをとらないといけないので緻密さが必要です。文章はダラダラ書いて何か言われても、ダラダラ書いていることに意味があると後づけして言い逃れができる。でもネタはその場で結果が出るものなので難しい。気をつけないと笑いもとらないダラダラ話すだけの内容になるのでネタづくりに支障をきたしています(笑)」快活な印象の相方・澤部とは対照的なコンビで、自身はひねくれキャラのイメージが強い。「学生のときからリア充だったし、自分が暗いと思ったことはありません。友達も多いし、人への垣根もなく人見知りや物怖じしないタイプです。コンビにおいては俺のネタで売れたし、ネタをつくらない澤部に発言権はないので、俺に100%従うようになりましたね」2冊目が発売されたばかりだが、早くも3冊目が計画されている。「1冊目を書いたときに“出版社のゴリ押しで何か賞をとらせてくれ”と言ったんです。でも“エッセイの賞はないです”って。小説は賞がいっぱいあるのに、目指すものがない状態で書かされている。でも文章を書けるようになりたいと思って始めた部分もあります。例えば声明文とか遺書をしっかり書きたい。思っていることが伝わらず、内容がまとまっていないのは嫌だしカッコ悪い。俺のパブリックイメージのためにも(笑)文章はうまくなりたいです。小説家として名をはせることはできないだろうから、エッセイを小説と言い張っているやつになってやろうかと思います」文学界の新星として注目されるかも。■恋愛エッセイは薄味?35歳、独身。その日常を綴ったエッセイには“恋愛”めいたことが登場しない。「恋愛を書く予定は、ないですね。書いてもいいけど薄味になると思います。理由は優先順位が低いから。人生において仕事、お笑いがいちばん。恋愛はだいぶ下です。好きな女性のタイプは、俺のことを好きな女性ですね。俺が好みだと思っても相手が俺のことを好きじゃなかったら興味がなくなる。需要と供給で成り立っているような関係は疲れちゃう。無償の愛をくれる人がいいですね。マザコンだけど、母親を理想と思ったことはないです」(撮影/齋藤周造)
2021年10月03日お笑いコンビ「マシンガンズ」滝沢秀一さん昨年は、コロナ禍でおうち時間が増えたことで、可燃ゴミから粗大ゴミまで大量のゴミの廃棄が問題になったが、ここ最近はどうなのだろう。世界中で“ゴミ”が問題になる中、ゴミ清掃芸人として活躍するお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんにお話を伺った。■お金持ちエリアのゴミは「ぜんぜん違う」「外出自粛が始まったころは、体感でゴミの量が1.5~2倍に増えた気がしますね。そのゴミの量と言ったら……人手不足もあり、とにかく大変でしたね」多く見られたのは、お弁当のカラ容器に、ピザの空き箱、アルコールの瓶や缶、片付けで出た粗大ごみに、段ボール、あとは庭の手入れをして出た葉っぱなど……。「そのころはウイルスの恐怖からマスクだけでなく、ゴーグルもつけて収集にあたっていたんですけど、汗はダラダラかくし、むしろ熱中症のほうが危険なので、いまはマスクだけです。手洗いやうがいをしっかりすることで、感染は防げています」最近は、断捨離もひと段落したのかゴミの量はコロナ以前と同程度になっている。ただ、ここにきて、ゴミ捨て場へのマスクのポイ捨てが目立つようになってきたという。長引くコロナに気持ちが緩んできているのかもしれない。とはいえ、このマスクのポイ捨て、どこのエリアでも見られるわけではない。捨てられているのはズバリ、「比較的お金のない人が住むエリア」。ほかにも、タバコの吸殻やアルコールの空き缶が大量に出ている。「お金持ちのエリアでは、そういったゴミはほとんど見かけません。実は、一般庶民とお金持ちの家から出るゴミは、ぜんぜん違う。たとえば庶民のゴミで目立つのは、100円ショップの商品やファストファッションの衣類。しかもそれほど着ていないようにみえる新品同様のものばかり。ワンシーズン着たら簡単に捨ててしまうんでしょうね」これらのゴミはお金持ちエリアでは見かけない。それどころか、そもそものゴミの量が圧倒的に少ないという。「高級住宅地ほど収集はスムーズに終わります。お金を持っているからこそ、欲しいものをじっくり吟味して買うんでしょうね。愛着がわくから大事に使う。安いからと適当に買うと、ちょっと使っただけで捨てたり、使わなくても安いからいいか~と安易に捨てるのではと」その人の生活レベルはゴミに表れる……。滝沢さん自身、4年ほど前から「お金持ちのマネをして」ゴミを少なくする生活を実践しているという。「モノを買うときは思い入れを込めて買う、ゴミになるようなものは極力買わない、生ごみはコンポストで肥料にする、洋服も毎月レンタルで借りる。食べ残しを出さないように、冷蔵庫の中もしっかり管理しています。こうやってごみを減らしていくことで、ムダが減って、お金も貯まるようになりましたね~。そしてなにより、ゴミを捨てないのって心地いいんですよ」■小さな結び目で出すのはやめてほしいゴミ清掃員を始めて9年。驚くようなゴミに遭遇することもあるという。「ゴミ袋にそのままお味噌汁が注がれていたことがありますねー。どうして流しに流さずに?ってびっくりしました」ほかにも、生きたネズミがそのまま入れられていたことや、牛乳パックにトイレの小を詰めて出してくる人も。「世の中にはいろんな人がいるのを実感しています。液体関係は、清掃車の回転板に挟まると飛び散るので、僕らが悲惨なことになります……」では「理想的なゴミの出し方」はあるのだろうか。「袋の口を結ばずに出す人がいますが、中身がでちゃうと、いまはウイルスをぶちまけてしまう可能性もあるので、やめてほしいです。あと、袋にめいっぱいゴミを入れて“どこで持つの?”ってくらい小さな結び目で出す人も(笑)。8割くらいにしてもらって、しっかりと二重に結んで出してほしいですね」ゴミは出したら終わり、ではない。人は、“顔の見えない相手”のことは想像しにくいけれど、相手のことを知っていると思いやりをもって行動できる。私たちのゴミの向こうに、日々ゴミと格闘している多くの人がいることを想像すれば、少しでも気持ちのいい世の中になりそうだ。滝沢秀一(たきざわ・しゅういち)太田プロダクション所属。西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。’12年に定収入を得るために芸人をやりながらごみ収集会社で働き始める。ごみ清掃員の体験などを発信するTwitterが人気を集め、エッセイ『このゴミは収集できません』など著書多数。’20年には環境省「サステナビリティ広報大使」に就任。最新刊『日本全国 ごみ清掃員とゴミのちょっといい話』(主婦の友社)入れ歯を資源として回収する新宿区など、全国の自治体が進めるゴミの工夫をゴミ清掃芸人の視点から紹介。
2021年09月26日ただいま妊娠中の私。つわりは終わったものの、遊びたい盛りの3歳の長男とのワンオペ休日遊びにはなかなかの工夫が必要でした。とにかく息子は体を動かすことが大好きで、「お相撲ごっこしよう!」とよく言ってくるのです…。普段だったらつきあってあげられるのですが、妊娠中にお相撲ごっこは…。かと言って一日中動画などを見せておくのも…と思っていたところ、あることを思い出しました。それはまだ息子が歩いたばかりの頃。保育園で、丸めた布団の上にもう一枚布団を被せ、緩やかにできた布団の山の上をハイハイで登ったり下りたりしていたことでした。保育園で夢中になっていたので、よく家でもやっていたのです。3歳になりさすがにハイハイには夢中になってくれないと思ったので、公園の遊具の中でも大好きな滑り台を作ることにしました。ベッドにマットレスを掛けて、布団や毛布などでマットレスを安定させただけの簡易的なおうち滑り台です。滑り過ぎてしまったら危険かもと心配していたのですが、わが家のマットレスの素材はあまり滑らないものだったためか、その心配はありませんでした。滑らなさすぎて滑り台としての効果も発揮できず楽しめないのでは…? とも思ったのですが、グニグニとした感触が面白かったらしく、滑らないながらもはしゃいで楽しんでいました。滑ることに飽きると、今度は下からよじ登ってみたり、マットレスにパンチして戦いごっこをしてみたりと、勝手にどんどんと新しい遊びを見つけていく息子。エアコンの効いた部屋の中でも汗をかくほどに体力を使って楽しんでいました。一応、マットレスの下敷きになったりしないよう、目を離さないようにしないといけないのですが、妊娠中で、体力を使う遊びにあまりつきあってあげられないときの強い味方になってくれたおうち滑り台。安全には気をつけないといけませんが、体力自慢の子どもにはよい遊びになったようです!
2021年09月15日毎日暑い日々が続いていますね。ただいま第2子を妊娠中の私は、真夏の妊娠後期の生活がこんなに暑苦しいとは…! と、驚く毎日です。3歳の息子はとにかく公園遊びが大好き。息子に付き添って公園に行くと、毎回行くだけで家族全員汗だくになってしまいます…。曇っていたり、木陰があるときはまだマシなのですが、炎天下で木陰も無いというときもあり、そんなときはさすがの息子も「あつい……」と言い、早々に帰り支度をしてくれます。わが家の夏のお出掛けの必須アイテムはこちら。これがあると、とりあえず暑くて暑くて我慢できない! というときも一瞬で涼しくなります。夏は、自販機でお茶などを買ってもすぐにぬるくなったりしてしまいますが、保冷剤の入ったクーラーバッグに入れておけば冷たいままで一石二鳥なのも嬉しいです!今まで断捨離などの機会に毎回大量に捨てていても、いつの間にか冷凍庫に溜まっていってしまっていた保冷剤。夏はかなり役立つアイテムになってくれ、最近では重宝しております。時々クール便などに入っている20cmくらいある保冷剤もあるのですが、それは冷凍庫ではなく冷蔵庫に入れておくと、保冷剤が冷たすぎる際などにも使えて結構便利です。(凍っていないのですぐにぬるくはなってしまいますが…)すぐ捨ててしまいがちな保冷剤、案外活用方法がたくさんあるものですね。
2021年08月16日脇役でもキラリと存在感を放つ演技派芸人たちが今、業界で熱視線を集めています!なぜ今、芸人がドラマで引っ張りだこ?その秘密を徹底チェック!ドラマにリアリティとワクワクを与える存在。『大豆田とわ子と三人の元夫』の東京03・角田晃広や『テセウスの船』の霜降り明星・せいやなど主役ではないが、それを食わんばかりの存在感で活躍をみせる芸人たちが気になる。昨今増えている芸人俳優バイプレイヤーズ。その理由は業界の“ひな壇化”にあり?「かつてお笑い芸人がドラマに出るといえば人気トップの芸人を主演で迎える形が主流でした。でも、今やバラエティ番組で言うところの“ひな壇”芸人が急増してきています。ドラマ界もそこに目をつけてキャスティングをしているんだと思います」(ライター・西森路代さん)いわゆる“ひな壇枠”は中堅といわれる30~40代。ドラマで不足しがちな世代の役どころをうまくカバーしてくれるという。「主人公の同僚やいきつけの店の人…そういう役柄を芸人さんに演じていただくとなんでもない普通のシーンも“何か起きそう”というワクワクできる雰囲気を作ってくれる。また、笑いを入れたいこちらの意図も読み取って、いい塩梅で色をつけてくれることも。とてもありがたいんです」(ドラマプロデューサー・岩崎愛奈さん)かつてのトレンディドラマ一辺倒の時代と違いドラマもテーマや設定が多様化。その中で、リアリティを持って役に入り込んでくれる演技派芸人は貴重な存在なのだ。「キラキラしたメインキャラだけのドラマはいまや主流ではありません。そこに自分たちの生活と地続きのようなリアルな存在がいてこそドラマが面白くなる時代です。見ていて“こんな人ほんとにいるよね”を与えてくれるのが芸人俳優バイプレイヤーズなのだと思います」(西森さん)芸人俳優のココがスゴい!ドラマプロデューサーの岩崎さんとドラマ批評家であるライターの西森さんに芸人俳優バイプレイヤーズのここを見ろ!ここがスゴい!というポイントを教えていただきました。【1】ひな壇芸人だからこそハングリーに爪痕を残す!「脇役だからと萎縮せず結果を残せるのは普段、バラエティの戦場で鍛えられている芸人だからこそ」(西森さん)。「アドリブの度胸や瞬発力はさすが。場の空気を掴む勘のよさに現場でいつも助けられてます」(岩崎さん)【2】ちょうどいい空気感の普通の人を演じられる。「芸人さんはちょうどいい感じの“おじさん”がたくさんいる。あの普通っぽさ、身近にいそうな感じはドラマ、映画に絶対必要」(西森さん)。「第7世代など若い世代も“今どきの若者”枠で気になってますね」(岩崎さん)【3】旬な芸人登場が作品の話題性UPのカギに。「舞台やコント番組を見るなど常に新しい芸人さんがいないかとチェックをしています。あの人がどんなお芝居をするんだろう?と気になる方が出演するとドラマの話題としても盛り上がります」(岩崎さん)にしもり・みちよライター。香港、台湾、韓国と日本のエンタメ事情に精通。共著に『韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある。いわさき・あいなドラマプロデューサー。2020年に手がけた『私の家政夫ナギサさん』が大ヒット。現在、重岡大毅さん主演のファミリードラマ『#家族募集します』が放送中。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。イラスト・岡田成生取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年08月08日会見に臨んだ渡部建7月28日、当時17歳だった少年にわいせつな行為をしたとして、歌舞伎役者の坂東竹之助(本名・柴原永太朗)が逮捕された。報道によると、昨年3月13日の夕方、東京都墨田区にある商業施設の「トイレ」で少年にわいせつな行為をしたという。2人はツイッターを通じて出会い、犯行日が初対面だった。容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。同容疑者はかつて人間国宝の片岡秀太郎さん(故人)の代役に抜擢されたこともある実力の持ち主で、歌舞伎界でも期待されていた人物のひとり。それだけに、このニュースは大きな衝撃を与えることとなった。また、この件で注目を集めたのが、「トイレ」が現場だったということ。トイレで“行為”といえば、記憶に新しいのがアンジャッシュ・渡部建の多目的トイレ“ゲス不倫”。今回の報道を受け、ネット上には「あの人の名前を連想してしまう」「またか」と言った声や、「不衛生だし、迷惑だからやめてほしい」というごもっともな意見が。なぜ、わざわざ「トイレ」なのかーー。精神科の先生に真剣に聞いてみた。■スリルよりも、いかにバレないか「ホテル周辺で知人などに目撃されて『そこで何やってるの?』と聞かれたときは、言い訳もしづらい。ましてや芸能人ならなおさら。そのため、できるだけ人目につかない場所であり、何かと言い訳が通用しそうな“商業施設のトイレ”という場所は都合がいいのです」そう話すのは、精神科医であり産業医でもある井上智介先生。しかし、いくら言い訳がきくとはいえ、商業施設は多くの人が行き交う場所。その中の多目的トイレ(※現在は“みんなのトイレ”“だれでもトイレ”などに名称変更)ともなれば、障害を持つ人や、赤ちゃんのオムツ替えをするお母さんなど、必要としている人も多く、人の出入りもある。バレそうでバレない、彼らはその“スリル”を味わっているようにも思えるが……。「そもそも、そういうことをする人たちには<人目があってリスキーな部分を味わう目的>はなく、どちらかと言えば、いかにリスクがなくバレないようにと、用意周到に頭の中で計算し尽くされていることがほとんどです。トイレでの性交渉であれば、ホテルでの行為と違って、パパッと短時間ですぐに性行為に至ることもでき、より簡便に自己の欲求を満たすことができる。簡便性を相手の素質に求めるケースも多く、例えば相手も自分より若い人や立場の弱い人、自分の意思でコントロールすることができる人を選びがちです」さらに、トイレを選ぶのには、こんな心理的背景も。「ただ性的欲求を満たすだけではなく、支配欲、優越性の欲求、復讐欲などの欲求も満たすことが目的となっていることも多いです。例えば、トイレはホテルよりも相手の同意を得るのにハードルが高い。そこで同意させることができれば、相手をコントロールできたという支配欲も満たされる。ただこういった場合、相手が同意していたとしても、トイレで性処理の道具のように扱われたことが相手の尊厳を踏みにじり、それが怒りに変わって、被害者からの通報・暴露で事件が明るみに出ることも少なくありません」当時、渡部の多目的トイレ不倫を報じた週刊文春によると、渡部は女性を呼び出しては15分ほどで行為を済ませ、しまいには1万円を渡していたという。そんな「女性をモノのように扱う」渡部の行為は、相手の女性だけでなく、世の女性たちの怒りを買う形となってしまった。しかし、渡部の場合は不倫だったが、今回の歌舞伎役者の件は、れっきとした犯罪。そもそも、人の心理観点から見ても、商業施設のトイレは犯罪に利用されやすい面があるという。「犯罪の機会を減らすためには、(1)領域性(2)監視性(3)抵抗性を高めることが必要と言われていますが、商業施設のトイレは(1)と(2)が低いんです。領域性というのは、いわゆる“入りやすさ”のこと。誰でも利用できるとはいえ、トイレの入り口からさらに男女で別れるようなタイプは、境界線がはっきりしておらず領域性が低い。 (2)の監視性は“見えやすさ”。商業施設のトイレは奥の方に設置されていることも多く、当然トイレの中には監視カメラもありません。入りにくい、見えにくいという意味では、犯罪の温床となりやすいのです」■なぜ、私たちは許せないのかどちらにせよ、「トイレで」というのはインパクトが強く、好感度が重要となる芸能人ともなれば、そのダメージは計り知れない。渡部に関しては不倫発覚から1年以上経つが、いまだ世間が許す気配は見られない。「とくに“和をもって尊し”の精神をもつ日本人は、社会の一般的な秩序や道徳観念が外れる行為に対して、かなり冷ややかな視線を送ります。そのため、道徳観念を捨ててまでトイレでの性交渉が出来てしまう鬼畜な人格に対して、気持ち悪さを感じてしまうんだと思います。しかし、2人がそうだったとは決して言いきれませんが、もし2人に何かしらの依存性があったのならば、不健全さから『早くやめなくてはいけない』と普段から思っていながら、やめることができず、イラつきや自責の念、葛藤などを感じて苦しんでいた時間もあったことでしょう。そういう意味では、バレたことで“やっとやめることができる”とどこかホッとした気持ちもあるかもしれません」欲求のままトイレを「現場」に選んでしまった2人。その悪行は、そう簡単には水に流すことはできなさそうだ。
2021年07月31日わが家は、夫が長男で私が長女という、長男長女同士の結婚でした。長女あるあると言えば、・責任感が強い・我慢強い・甘えるのが下手などが挙げられるかと思いますが、私はまさに長女タイプという感じでした。親戚や近所にも小さい子が多かったため、自ずと世話をやいたり、リーダーシップを取らなければならない場面が多く、学校でもクラス委員や生徒会役員に任命されることばかりでした。夫は夫で、弟とは5歳離れているため、やはりお世話をよくしていました。長男ともあって学業への期待も高かったそうで、我慢強くよく勉強したそうです。そんな私たちが親になり、子育てをしてぶつかった壁と言えば…まずは私の「ワンオペでも平気な顔をする」ということでした。本当は新生児期にはいっしょに子育てして欲しかったのですが、甘え下手で「母」としての責任感もあった私は素直には言えず、ひとりでも大丈夫だと必死になっていました。一方夫は、子どもが生まれたことでより仕事を頑張ろうという責任感があふれ、仕事で家を空けることが増えたのです。そんなある日、とうとう私は…爆発したのです!!責任感は強いけど甘えるのが苦手な私は、勝手にひとりで限界を迎えてしまったのです。夫は夫の責任感で動いていたので、まさかそんなことになっていたとはと驚きの表情。夫婦はどこかで「気持ちが通じ合っているはず」「通じ合っていなくてもせめて察してほしい」という気持ちがあるものです。しかし!子育てが始まると「察する余裕」なんてありません。もとから夫は「察する」ことがあまり得意でないタイプ。ということもあり、「察してもらう待ちはダメ、我慢せずにその都度何でも言う」というルールが自ずとできました。これがあるだけで、お互いを思いやって行動できるようになりました。最近ではあまりにも我慢せずに、ちょっとでも何かストレスの兆候になるようなことがあればすぐさまお互いに冗談交じりで言い合っています。しかし、それくらい「すぐに言う」というのはとても大事なのだなと感じた経験でした。
2021年07月14日わが家には3歳になった息子がいます。兄弟はいないためひとりっ子なのですが、保育園へ行くとたくさんのお友だちと過ごしており、おもちゃをみんなで共有して遊んだり、順番を守って遊具で遊んだりと、日々いろいろなことを学んでいます。家では1人なので何でも自分で独り占めできてしまうのですが、なるべく私や夫も参入し、「おもちゃ貸して」や、「おやつ分けて」などと言い、共有することを家でも実践しております。「みんなで遊ぶと楽しいね~!」「みんなで食べるとおいしいね~!」と言いながら楽しく過ごしているのですが、先日、ちょっと困ったことが起こりました…。いつも息子のおやつには、甘さが控えめの子どものお菓子やカルシウムのおせんべいなど、体に良さそうなものをあげています。その日もいつもの甘さ控えめのおやつをあげました。そして私だけこっそりキッチンの方へ行き、息子がおやつを食べている間に自分用に買ったケーキをささっと食べてしまおうとしたのです。しかし、一口パクっと食べようとした瞬間……と息子の声が……!!何かコソコソしていると勘づき、のぞきに来た息子。そしてド正論を言っている息子…。仕方なく、ケーキを少し分けて2人で食べることになりました。まさか自分が良かれと思ってやっていることが自分の首を絞めることとなるとは…。しかし、子どもと約束したことはきちんと守らなくてはと思いなおした一日でした。
2021年05月13日タモリタモリのイメージは世代によってまったく違う。1970年後半~1980年代における”アングラ時代”の彼を想像する方もいれば、’82年〜’14年まで8054回にわたって出演した『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)でサングラスをつけている司会者、と思う方もいるだろう。いくつもの顔を持つ背景には「今」と「普通」を楽しむ彼の”禅的”な考えがある。ぜひとも、タモリの魅力について語らせてほしい。■“私”を消してすべてを許す力タモリという男は不思議だ。日本全国のほとんどが彼の存在を知っている。しかし「タモリがどんな人か」をつかめている人は少ないだろう。例えば、彼は小学3年生のころに、けがをして右目を失明している。この重大な事実はあまり知られていない。また、タモリは肩書きの付けようがない。いわゆる”ゆとり世代”だった少年期の私にとって、タモリといえば「お昼にサングラスをかけている、あやしい司会者」だった。しかし、その後、深夜に『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)を観たときに「あっ、この人は芸人なのかも」と直感した記憶がある。芸人、司会者、俳優、ミュージシャン……どれもタモリの側面を表した言葉でしかない。その結果、彼は「タレント」という超便利な言葉で呼ばれる。「日本でトップクラス並みに有名なのに、まったくつかみどころがない」。タモリという男はまったく飄々(ひょうひょう)とした”不思議な人”だ。その背景には、彼の”禅的”な生き方がある。具体的には後述するが、「私を消してすべてを許すこと」「今を楽しむこと」「“普通”を愛すること」がタモリたるゆえんだ。そんな彼のゆるい生き方は、SNS全盛の時代の中で、少し忙しく生き過ぎているであろう現代人にこそ、必要なのかもしれない。まず、タモリについて、とにかく誰もが「怒らない」と言う。「笑っていいとも!」の最終回では爆笑問題の太田光も、関根勤も「タモリは怒らない」と口をそろえた。「タモリ怒らない説」を象徴するのが、早稲田大学時代のエピソードだ。彼は入学後、わずか1年で学籍を抹消されている。その理由は「学費が支払えなかったから」だ。当時、仲間内で旅行を計画していた際に、仕送りがあるのがタモリしかおらず、友人のぶんを立て替えた。そのお金が戻ってこなかったから、除籍になったのである。タモリがすごいのは「その仲間たちとは、退学後も何も変わらず仲良く遊んだ」という点だ。人生を変える大きなミスを受けても、タモリはほとんど気にしていなかったのである。自分と相手の間に相違があったとき、人はついプッツンしがちだ。怒りとは、つまり「自分の考え以外を認めない」ということだ。自我を捨て、すべてを許して受け入れると、人は怒らない。仏教の言葉に「一切皆苦(いっさいかいく)」や「諸法無我(しょほうむが)」がある。前者は「そもそも人生って思い通りにいかないもんだ」という考えである。後者は「世の中、自分の所有物なんてなく、すべてはつながりのなかで生まれ、変化していくよ」という意味だ。まとめると「“私の考え”自体がそもそも存在しないし、トラブルが起こるのなんて当たり前だよ」ということになる。すると、もとより「怒るきっかけ」がないのだ。タモリにはそもそもプライドがないのである。なんて軽々として“自由”な考えだろうか。また、“私”を消してすべてを受け入れることで、人との距離も縮まる。笑福亭鶴瓶は、先述した『笑っていいとも!』のスピーチの場で「(明石家)さんまも(ビート)たけしも緊張するが、タモリとは普通に喋れる」と感嘆する。おぎやはぎの矢作兼は、ラジオ番組で「タモさんは大御所なのに、ずーっと自然でいられるの」と驚く。相手をすべて受け入れるからこそ、誰もが肩の力を抜いて喋れるのだろう。■過去・未来でなく「今」を楽しむ姿勢タモリは早稲田大学時代「モダンジャズ研究会」に属していた。また、芸能界に入るきっかけもピアニストの山下洋輔をはじめ、ジャズマンが関わっている。山下は偶然出会ったタモリが、初対面にもかかわらず場を盛り上げまくったことを気に入り、後日、漫画家の赤塚不二夫や作家の筒井康隆など自分の友人に、タモリを紹介したのだ。タモリを表すキーワードには間違いなく「ジャズ」があり、ジャズといえば「セッション」。つまり、即興だ。タモリはご存じの通り、生放送のMCをいくつか務めている。また、毎年恒例で出演しているトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、「芸人泣かせ」として知られる黒柳徹子の無茶ぶりにも完璧に応(こた)えて徹子を毎回、爆笑させる。この当意即妙なトーク力の裏には間違いなく、ジャズで鍛えたアドリブ力があるに違いない。アドリブとは「思いついたことを実行すること」だ。前もって考えた台本はない。タモリは過去でも未来でもなく「今」を楽しむ天才である。例えば、タモリの名言に「反省するな」や「目標なんていらない」がある。反省や目標とは「過去」や「未来」を考えたうえでの言葉である。そうではなく「今を生きる」のだ。これは、曹洞宗の開祖・道元の言葉でいう「而今(じこん)」 だ。私たちは常に「今」の連続にいる。未来がくるかどうかなんて、わからない。過去を悔んだり、未来に不安を感じるのなんて、ある意味で時間の無駄なのだ。それより、とにかく今と向き合うことが大事だと説くわけである。こう書くと「うだうだ言わずに、目の前のことを全力でやれ!」とスパルタっぽく見えるかもしれない。しかし、それでは長続きしない。タモリは「やる気になって仕事をしたことがない」とも語っている。今と向き合うことを長く続ける秘訣は「決して張り切らずに楽しむこと」なのだ。■普通を愛する“諦め”の思考先述したように、タモリの真骨頂は「アドリブ力」にある。とにかく、いつ何時ネタを振られても、すぐさま反応し場を笑わせる。タモリの芸は仕込んだものではない。タモリは「ミュージカル嫌い」としても有名だ。急に踊ったり歌ったりする様に「こっちが恥ずかしくなる」のだという。これに通ずるエピソードとして「テレビの過度な演出を嫌った」という話がある。音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『笑っていいとも!』でスタッフが演出を加えようとすると「普通でいいんだよ」と直したそうだ。また、タモリはこんな言葉も発している。「マンネリ化した番組は、いろんなことをやろうとして失敗する」と。『タモリ倶楽部』1000回放送記念の際には「652回と1000回で何が違う」と語った。また『笑っていいとも!』の最終回での締めの言葉は、それまでと同じ「明日も観てくれるかな」だった。タモリは常に「普通」や「日常」を愛し続けた男だったわけだ。仕事もプライベートもマンネリ化すると、足掻(あが)きたくなるものだ。しかし、タモリはある意味で諦めている。「諦」という言葉は、実は仏教用語の1つだ。今ではネガティブなイメージが強いが、もともとは「明らめる」。つまり、集中をやめることで、周りがよく見えてくるわけである。これは彼の「やる気のある者は去れ」という名言にも通ずる姿勢だ。往々にして「派手なコンテンツ」というものは、一発屋になりやすい。「最初のインパクトを次回以降で超えられないから」というのが原因のひとつである。毎日きちんと「普通」であり続けることで、視聴者も安心して番組を観られる。タモリが担当した番組の多くが長く愛される理由ともいえるだろう。人は生きている限り、周囲とコミュケーションをとりながら暮らしていく。ましてや現代はSNSの影響などによって、過剰なほど他人の声が聞こえてくる。とんでもない速さで情報が入ってくる現代はとっても便利だ。しかし、便利過ぎて、LINEの通知や仕事のメールを少し窮屈に感じる方もいるかもしれない。そんな方に、私はタモリの気張らない生き方を提唱したい。「私を消す」「今をゆるく楽しむ」「普通を愛する」という3点に共通するのは「がんばらないこと」だ。もし他人とぶつかっている方は、いったん戦うのをやめて、相手を認めてあげるといい。過去の後悔や未来への不安にとらわれている方は、まずは今だけを見つめてみてはどうだろう。周りと比べて特別な自分になろうとしている方は、普通の自分を維持することの素敵さを見つめ直すのも一興だ。何かとがんばりたくなる私たちだからこそ、タモリの“飄々とした禅的な生き方”は、きっと救いになるに違いない。(文/ジュウ・ショ)【PROFILE】ジュウ・ショ◎アート・カルチャーライター。大学を卒業後、編集プロダクションに就職。フリーランスとしてサブカル系、アート系Webメディアなどの立ち上げ・運営を経験。コンセプトは「カルチャーを知ると、昨日より作品がおもしろくなる」。美術・文学・アニメ・マンガ・音楽など、堅苦しく書かれがちな話を、深くたのしく伝えていく。note→
2021年04月24日息子は、生後10ヶ月の頃から保育園に通っています。保育園へ通ってみて、それまで知らなかった保育園での持ち物事情をいろいろと知りました。正直、最初から知っていればこれは買わなかったのに…と思うものがあったりしたので、今日はいろいろとご紹介していこうと思います。もちろん、保育園によって持ち物は様々ですので、参考程度に読んでいただければと思います。たくさん必要になったお食事エプロン息子の離乳食が始まる頃、お食事エプロンを買いました。シリコン製のものや、食べこぼし受けの部分だけプラスチックになっているもの、ポリエステル製の軽い布エプロンのようなものまで、一通り購入しました。しかし、その後知人2人からポリエステルの布製エプロンをまた頂いてしまい、ポリエステルのエプロンが3枚くらいあるという状況でした。せっかく頂いたので、自分で買った分は誰か他の人にあげて、プレゼントしてもらったものだけ使おうかな…等々考えていたのですが、バタバタと日々が過ぎていきました。そんな中、保育園が始まり、このポリエステルのお食事エプロンを毎日2枚ずつ持参しなければいけないということを知りました。シリコン製やプラスチックはダメで、ポリエステル製のタイプでということだったので、誰かにあげてしまわなくて本当に良かったと思いました。フード付きの服はNGまた、フードの付いた服も保育園へは着て行ってはいけないということでした。お友だちがフード部分を引っ張ってしまう可能性もあり、危ないということからのようでした。理由を聞いて、なるほど! と思いましたが、フードのある服ってかわいいんですよね……。それまで結構買ってしまっていたのですが、保育園でNGだと知っていれば、あまり買わなかったかなと思いました。アウターなども意外とフードが付いているものが多いのですが、良く見ると取り外しができるものも結構あるため、その辺を見極めて買うようにしています。保育園での持ち物事情、中々入ってみないとわからないことがあるかと思いますが、参考になればと思います。
2021年04月08日ハライチ・澤部佑「マスクをつけて緑のキャップもかぶっていましたけど、すぐに“澤部だ!”って気づきました(笑)。奥さんが男の子をベビーカーに乗せて、澤部さんは2人の娘さんと並んでミニチュアダックスフントを散歩させていました。澤部さんはしきりに娘さんに話しかけており、優しいパパなんでしょうね」(目撃した男性)2月中旬の日曜日、大勢の人でにぎわう東京都世田谷区内のとある街を練り歩いていた“やーつ”は、お笑いコンビ『ハライチ』の澤部佑。「澤部さんは、7本のテレビ番組のレギュラーをかけ持つ超売れっ子。『タレント番組出演本数ランキング』によると、2015年から6年連続で、年間300本の番組に出演しています」(テレビ誌ライター)相方の岩井勇気が「〇〇なやーつ」というお題を出して無茶ぶりするボケに対して、澤部が全力でリアクションをするという“ノリボケ漫才”で人気を確立。10年以上も芸能界の第一線を走り続ける澤部は、多忙な日々を送る一方で、家族のためにも全力投球している。「2013年に結婚した一般女性との間に3人のお子さんがいます。6歳の長女と4歳の次女、2歳の長男のパパとして奮闘中。番組で共演する“後輩パパ”からは、子どものあやし方や成長の度合いなどの相談を受けることもあるんですよ」(テレビ局関係者)コロナ禍で自宅にいる機会も増え、子どもたちと過ごす時間を大切にしているという。「早朝から仕事がある日以外は、澤部さんが2人の娘さんを幼稚園まで送り届けているんですが、逆にその時間が癒しになっているとか。自宅では『ニンテンドースイッチ』や『ツイスターゲーム』で遊んでいるそうです。お子さんと対戦しても“ついつい優しくなっちゃう”って話していました」(芸能プロ関係者)■娘に全力の「ノリボケ」冒頭に目撃されたこの日も、子どもたちには愛情深く“ノリボケ”ていたというのだが……?「奥さんがスーパーに立ち寄っている間、澤部さんは2人の娘さんとワンちゃんと周辺を歩き始めました。パチンコ店の前を通りかかると、娘さんが“このゲームやりた~い!”と叫んだのに対して“これは大人が遊ぶやーつ!”と、澤部さんが全力でリアクション……、いやツッコんでいました(笑)」(前出・目撃した男性)澤部は人生における大切なことを、子どもたちにも伝えているそうで─。「彼は“愛嬌が重要”だと考えており、子どもたちにも“ニコニコして元気に挨拶しようね”と伝えているんですよ」(前出・芸能プロ関係者)芸能界で生き残るのは、澤部のような“愛嬌があるやーつ”に違いない!
2021年03月04日左上から時計回りに坂上忍、恵俊彰、加藤浩次、宮根誠司「この番組ではニュース、ワイドショーを一切扱いません」3月29日から始まるTBSの新しい朝番組『ラヴィット!』(月〜金朝8時)について、チーフプロデューサー・小林弘典氏がそう宣言した。報道番組ではなく、視聴者の日常が今より楽しくなる情報を笑いとともに届ける“バラエティー番組”にするという。来月に現在放送中の『グッとラック!』(TBS系)、そして22年続いた『とくダネ!』(フジテレビ系)が終わりを迎え、新たな番組に生まれ変わることに視聴者の期待も高まっている。■多いわりには嫌われ者なワイドショー現在、平日昼間の番組を見てみると『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)、『ひるおび!』(TBS系)、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)……など、ワイドショー・情報番組がとにかく多く、朝から夕方まで続く。だが、正直どれも内容は似たり寄ったりで、視聴者からは「つまらない」「くだらない」「いらない」という辛辣な声が聞こえてくる。SNSでも、番組を楽しむ声よりも、MCやコメンテーターの発言などに対する批判の声の方が圧倒的に多い。また連日のコロナ報道で、“煽りすぎ”と言う意見もあり、これらをきっかけにさらにワイドショーや情報番組が嫌いになったと言う声も。いつからこの類の番組は「嫌われ者」になってしまったのだろうか。「今ではワイドショーではなく、頑なにワイドショーと言わずに情報番組と言い張る局もある。なぜなら“ワイド”じゃないから。今は取り扱う情報がどこも似ています。コロナと天気と、最近ではオリンピック?くらい。『週刊文春』によるスクープ“文春砲”が出たときはそれに乗っかって報道することもありますが、独自のゴシップネタとかもやらなくなった。それを考えたら、そもそもワイドじゃないんですよね」そう話すのは、コラムニストの吉田潮さん。多くのワイドショー・情報番組がニュースをメインとしているが、ひと昔前は違ったという。「例えば20年くらい前は、芸能、ゴシップ、スキャンダルというのがメインディッシュだったはず。でも10年くらい前から芸能界ネタが少なくなった気がします。ネット社会になったというのも大きいのかなと。ネットには細かい情報が山ほどある。裏どりができてない情報だったり、ガセネタもあるけど、とにかく活発じゃないですか。誰でも書き散らすことができるネットがメインカルチャーになってしまったので、そこに裏どりが必要になるテレビは、スピード的にも抗えない。あとはゴシップなんてどうでもいいという高貴な人々が増えたのかな(笑)。私は下世話な人間なので、芸能系もどんどんやればいいのにって思いますが、世の中はそういう感じでもないんですね」■人畜無害で特徴なし改善の鍵を握るは“女性”?受け手側が変わってきたこともあるが、出演陣の“体質”にも変化が。最近は強い発言をすれば叩かれ、発言しなければ忖度していると言われる始末。「”MCやコメンテーターも言えないことが増えたり、そもそも意見を言わない人が増えましたよね。今は毒舌とか、そういうのも受け入れられない傾向にある。だから“毒”を吐く人もいないし、みんな当たり障りのない、害のない人ばかり。なのでどこも特徴がないんです。人畜無害だらけのワイドショーって、どうですか?(笑)。今、毒舌といえば坂上(忍)さんくらいじゃないですか。他番組がえげつなさを捨てていく中で、『バイキングMORE』だけはその方向でいこうぜって。ある意味、プライドを持ってやってると思う。昔はそういう、えげつなさや、毒ある発言も楽しみの一つでしたが、今はそれがウケる時代ではなくなってきたんだと思います」実際、600人に聞いた「嫌いな司会者」アンケート(『週刊女性』2月2日号)では、『バイキングMORE』の坂上忍がぶっちぎりで1位だった。そんな中、『とくダネ!』のあと番組で3月29日から始まる『めざまし8』のMCに選出されたのは、谷原章介。それについて、吉田さんはこう深読みする。「ここで谷原さんを持ってくるあたりが、世の中、毒舌を求めてないってことじゃないですか。爽やかで穏やか。声だけ聞いてても、何となく“いいことを言っている”感じがする。でも、中身があることを言うかは別。だって芸能人の話はしづらいでしょうからね。例えば俳優が薬物で捕まっても、同じ俳優として当たり障りのないことしか言えないでしょうし。となると、他番組同様、あまり芸能ニュースも取り扱わなくなるのかなと思います」ひと昔前より、MC、そしてコメンテーターの顔ぶれも随分変わった。特に最近では、コメンテーターを務める芸人も増え、まさかフワちゃんやロンドンブーツ・田村淳など、バラエティーを得意とする芸人がニュースを扱う番組に朝から出演するなんて、思ってもなかったのではないだろうか。世間からは「ワイドショーに芸人はいらない」という批判的な声も少なくないが……。「芸人さんの中でも、一歩抜きん出たコメント能力を発揮する人もいるじゃないですか。カズレーザーさんとか、ちょっと前はオリエンタルラジオの中田(敦彦)さんとかは頭もいいし、コメンテーターとしてはよかったんじゃないですかね。だから私は一概に芸人がダメってわけでもないと思う。どこの番組も同じようなネタを扱って、テレビ業界に盾をつかない人ばかり使っていたら、それこそつまらなくなるわけですから」ではワイドショーに、足りないもの。それはいったい何なのか。「女性がメインの番組って少なくないですか?大下(容子)さんの番組くらいで。コメンテーターにいる、弁護士の萩谷麻衣子さんとか、脳科学者の中野信子さんは、聡明で非常に理論的、多少の毒を盛り込みながらも、私はこう思う、といった形で主張もできる。でもそういう女性はいつもサブポジションなんです。和田アキ子さんや上沼恵美子さんとか年配の方でもなく、ミドルエイジの女性がメインを張る番組が増えたら、新しいし面白いのかなって思います」東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言が問題視され、女性の活躍の場が見直される昨今。ワイドショーに新たな風を吹き込む“キー”となるのは女性か、それともーー。
2021年02月26日あだ名付けの天才・有吉弘行ここ最近、話題を集めている、小学校など教育現場での“あだ名禁止”問題。いじめにつながるおそれがある、というのが理由らしいが、あだ名やニックネームは、親しみを込めて名付けたり呼んだりする、プラスの要素も大きい。そのため、さまざまなメディアでこの“あだ名禁止”をめぐり、議論が繰り広げられている。■“見た目いじり”で命名された高木ブーところで、芸能界は古くからあだ名やニックネームが当たり前のように使用される世界である。最近でも、みちょぱやフワちゃんなど、ニックネーム的な芸名を使用する人気者も多数いる。今回の話題の発端は、クラスメートなどに、身体的特徴や不名誉なことなど、本人が嫌がるようなあだ名をつけてしまうことがあるという点だが、芸能界にはこういう例は昔から存在する。「高木ブーさんなんかは、ズバリその見た目で、クレージーキャッツのハナ肇さんが命名した、“見た目いじりの代表”のような名前ですし、たけし軍団も、ギリギリのラインの名前をノリでつけられています。ジャニーズのグループ名だって、ジャニーさんから最初に聞かされたとき、戸惑ったというエピソードは結構ありますしね。パワハラにつながる可能性もあるため、本人が嫌がれば無効になるようなことも今後は出てくるのでしょうが、そういう文化です」(芸能記者)「おしゃべりクソ野郎」(品川祐)「クソ煮込みうどん」(狩野英孝)「元気の押し売り」(ベッキー)「月9バカ」(木村拓哉)「昼メガネ」(タモリ)「迫りくる顔面」(高橋英樹)近年のテレビ界でのあだ名といえば、有吉弘行ではないだろうか。彼の再ブレイクのきっかけのひとつになったのが、共演者たちに数々のあだ名をつけていったことだった。「有吉さんの付けるあだ名は、ディスりの領域ではありますが、その人の本質を臆することなく発せられたものなので、多くの人にウケました」(前出・芸能記者)■教育現場であだ名禁止令が出たら…こういったあだ名が面白いとして、そのノリが学校に持ち込まれた場合、たしかに問題が生じる可能性は考えられる。大人の世界と子供の世界では大きな差はあれど、言う側と言われる側の信頼関係が必要だと言うのは、バラエティー番組などを手がけるある放送作家。「いじりやディスを盛り込んで笑いもとるというのは、相当高いセンスが必要です。つける側はもちろんですが、これを受けて返す側にもセンスが必要なんです。あだ名にかかわらず、いじりやディスりを、いじめやパワハラ的に見せないというのは、そこにたくみなセンスと技術があるからなんです」お笑いやバラエティーの世界では、“あだ名禁止”に繋がってしまう身体的特徴などをいじって笑いを取る、“容姿いじり”が問題視されたばかりだ。たんぽぽの川村エミコは、幼少時代に「粘土」というあだ名をつけられた過去をもち、容姿について自虐ネタを披露してきたが『わたしもかわいく生まれたかったな』というエッセイ集を発売している。アジアンの隅田美保は、大御所芸人らから横顔が“靴ベラ”と言われて笑われるのが実は嫌だったと告白したことも。「そこで笑いをとるのは違うんじゃないの、という流れができました。もちろん、自らの容姿をうまく活かして笑いをとる人もたくさんいます。それがいじめやパワハラに感じられるかどうか、行き過ぎないようなラインの見極めは大事ですね」(前出・放送作家)近年は、後輩芸人やスタッフを叩いたり蹴ったり、または過激なチャレンジをさせることで笑いを取るスタイルは減少し、マイルドなものに置き換えられたりしてきている。「食べ物を粗末にしたり、外国人いじりをしたりで笑いをとるなど、さまざまなことが問題視され、変化してきました。学校のあだ名問題も、今は全面的に禁止という流れにはならないと思いますが、これが世の中的に『あだ名で呼ぶのはどうか』という空気ができたとき、テレビ界でも対応をしていくことになるのではないでしょうか」センスあるいじりが見られなくなってしまうのは、できれば避けてほしいところだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年02月25日もうすぐ3歳になる息子。ヒーローや戦隊ものにガッツリとハマっており、YouTubeも大好きです。デジタル端末が身近にある環境なので、自然と息子も見はじめたのですが、私はテレビやゲームなどに対して、比較的寛容な考えを持っています。というのも、私自身子どもの頃にテレビを観たり、ゲームをしたりしながら、共働きの両親が忙しい時はひとりで楽しんでいたからです。とにかくずっとテレビを観ていたという記憶があります。さらにゲームも大好きでした。ゲームをすることは「勉強の妨げになる」と、親にあまりいい顔をされませんでしたが、それでもよくやっていたものです。 そんな私なので子どもにあまり強く言えない…というのもありますが、それでも「テレビやゲーム、漫画などにもメリットはある」と思っています。【私が考えるテレビ・ゲーム等の娯楽のメリット】●テレビ:いろんな情報が身につく●ゲーム:プログラミング的な思考が身につく「テレビや漫画が見たい」「ゲームがやりたい」が他のことを達成するモチベーションになることも!テレビはとにかくいろんな情報が身につきますし、私もゲームでプログラミング的な思考を身につられたと感じています。実際私は、「テレビやゲーム、漫画を制限されないために、成績を落とさない」という信念を持っていたので、今の自分からは想像もできないほど、子どものころは頭が良く、通信表もオールA判定だったのです。(自慢か! とお思いの皆さま、安心してください。正直に言うと、このころをピークに私の学力は順調に下がっていきます…)「テレビが見たい!」「ゲームがやりたい!」という気持ちがなければ、あのころの余力で大学に行けていなかったと思うので、いかに気持ちが強かったかがうかがえます…。すっかり息子もテレビ大好きっ子なのですが、まだ2歳ということもあり、お風呂に入る前や寝る前に見てしまうと、なかなかやめることができません…。いくら最初に「お風呂の時間になったらテレビを止める」ということを言い聞かせても、まったく「そんなこと聞いてない~!」という感じでイヤイヤモードに突入します。私も半分諦めモードだったのですが、とある方法でちゃんと言うことを聞いてくれるようになったのです。それは本当にシンプルなものなのですが…。「テレビ見てもいいけど、お風呂に入る時間になったらやめるんだよ」と「目を合わせて」伝えるこれだけです。となりでいくら声をかけても、子どもって全然聞いてなかったりするものなんですね…。自分の中で勝手に「きちんと伝えた」と思っていても、まったく届いていなかったわけです。きちんと目を合わせて伝えるだけで、驚くほどちゃんと聞いてくれるようになりました。「テレビの後は、お風呂で〇〇して遊ぼうね!」など、遊びの予定を入れてあげることもとても効果がありました。考えてみれば当たり前のことなのですが、ついつい忙しさにかまけて伝えた気になっていた自分を戒めるきっかけにもなりました。
2021年02月09日みなさん、部屋は片付いていますか?片付けても片付けても散らかってしまうのがわが家です…。おおまかな部分は片付けているのですが、テーブルの一角にある書類や、部屋の隅にあるアウターや部屋着といった「ここはとりあえずこのままでいいかな…」という箇所が、部屋のところどころに点在しております。でもじつは、こういったスッキリしていない場所こそが、ちょっとしたストレスになってくるんですよね……。そんなわが家の中で、私が一番ストレスを感じているところ、それが「電源タップ周辺」です!!スマホの充電器、ドライヤー、子どもの鼻吸い器、こたつ、ノートパソコン…さまざまなもののプラグが刺さり、コードがぐちゃぐちゃに絡まり、本当にスッキリさせることができません!市販で電源タップを隠すボックスみたいなものが売っているのですが、このボックスを使っても、結局はそこからさまざまな線が出てしまうので、散らかり加減は変わらない気がするのです…。ネットを探しまくっても、なかなか良いものが見つからず…とうとう自分の理想のコーナー収納を描いてしまいました。それがこちらです!【私の理想のコーナー収納】●設置場所:部屋のコーナー部分●メリット・充電もこのコーナーでできるので配線の邪魔にならない・ノートパソコンの充電も棚の上部で完了・ワイヤレス充電器をあらかじめコーナーで充電させておけば、スマホを使用しながら充電できる・ドライヤーもコーナー収納にかけてすぐに使用OKいつも使っているゴミ箱の上部に棚が位置しているので、新たな収納スペースも必要ありません!!なんて完璧な収納なんでしょう!!さらにコードがごちゃごちゃしていると、子どもが手や足を引っかけそうで心配なときがありますが、このコーナー収納でその問題も解決!またおもちゃで散らかりがちな部屋もほんの少しですが、きれいに見えるはず…!?しかし、わが家のゴミ箱やコーナーに合ったこういうものがあるわけはなく…木材を買って来てDIYするしかないのかもしれません……。しかしここまで理想のものができたら本当にスッキリするので、ぜひ2021年はチャレンジしてみたいです!!2021年もよろしくお願いいたします!
2021年01月15日冬も本格的になり、ますます感染対策が大事な季節となってきましたね。いつものインフルエンザや風邪などに加え、今年はコロナ対策もしていかなければならず、より様々なことに気を配りながら生活しております。とは言え、ずっと家に引きこもっているわけにもいかないので、出かける際はきちんと感染対策をしております。わが家のお出かけ時の感染対策グッズはこんな感じです。除菌ジェルはコロナ前からいつも使っていたのですが、最近はそれに加え、除菌シートも持ち歩いています。買い物などに出かけた際に、子どもを乗せるカートが除菌済みかどうかわからないこともあり、そんなときには除菌シートで拭いてから使っています。フードコートなど、その都度テーブルを除菌しているか微妙なところなどでも大活躍しております。そして予備のマスクも念のため持ち歩いています。以前トイレにマスクを落としてしまったことがあって…そのときも予備を持っていたので安心しました。ちょっと忘れがちなのがマスク入れですかね?飲食店などでマスクを取るときに、これがあるととっても便利です。マスクが入っていた袋を使うか、クリアファイルを小さく切ったものを使っております。あとは家の中でできることになりますが、日常的に乳酸菌などを摂取するようにしています。去年のことですが、咳が止まらず病院にかかったことがあります。この時先生のすすめで食事内容に気を遣い、3食きっちり食べ、早寝早起きを続けるということをしました。するとそのおかげか、いつの間にか咳が治っていたのです。やはり基本的な体づくりをすることが大切だと実感しました。この時期を乗り越えるためにも、皆さんもぜひ生活を整えてくださいね!
2020年12月09日2歳半になる息子。朝起きると、いつも「ママー、ママー」とくっついてきます。私はイラスト仕事が深夜まで続くこともあり、朝なかなか起きられないこともあるので、ほとんど息子の方が早く目が覚めます。というか、保育園に行く何時間も前に起きてしまうので、本音を言うともう少し寝ていてほしい…!しかしそんなこと息子にはおかまいなしです!「ママ! 早くリビングに行こう! おもちゃで遊ぼう!」と、朝から本当に元気です。時々、本当に本当に眠すぎて、全く目が開かないことがある私。ダメ元で息子に、「あと5分だけ…あと5分だけ寝かせて…」と言ってみることもありますが、そうなるとイヤイヤが発動してしまいそうになるため、あきらめて目を覚まします。しかし最近、パパのとある一言でママがいなくてもリビングへ行ってくれるようになったのです。それは、「朝ごはんあるよ」という一言。とにかく食べることが大好きな息子は、「朝ごはんあるよ」「牛乳あるよ」ということを聞くと、ママがいなくてもいいや! という感じで、くるっと背を向け、リビングまでダッシュで向かっていってしまうのです…。パパがいたってダメで、ママがいないとリビングへ行かない! と泣いていたはずの息子が、ある日突然ママより食べ物を優先するようになっていました…。これも成長なのか…!ちょっと寂しさもありますが、いろんなことがわかるようになってきて驚くことが増えました。私ももう少し仕事の効率を上げて、深夜まで作業せずに毎朝パッと目覚められるようにしなければ…。息子の成長に合わせて自分も成長しようと誓った今日この頃です…。
2020年11月09日