2021年1月20日 14:00|ウーマンエキサイト

【医師監修】子どもの突然の嘔吐…どうしようと慌てる前に確認することは?【子どもの「病気・けが」教えて!ドクター 第7回】



■【子どものおう吐】教えてドクターQ&A

最後に、「教えて!ドクタープロジェクト」に子どものおう吐にまつわる悩みにお答えいただきました!

――おう吐症状がある時に、何をどれくらい食べさせるべきか悩みます。本人が食べたがっていたら、食事を取らせてもいいですか?

まずは水分から少しずつ始めてください。経口補水液がのぞましいですが、薄めたリンゴジュースなどでも構いません。

よほどおう吐しなさそうで、大丈夫そうであればうどんなど消化のいいものを少量から与えてあげてください。

――泣きすぎたり咳をしすぎたりして嘔吐することがあります。問題はないのでしょうか?

子どもは少しの刺激でも大人より嘔吐しやすく、咳を繰り返したり、泣いたりしただけで吐いてしまうことがあります。お子さんによっては吐きやすいお子さんもいますが、これ自体は病気ではありませんので心配は不要です。

ただ、何か病気ではないかと不安になってしまうお気持ちもわかります。
吐く状況が「咳をしているとき」「泣いているとき」など状況が限定されているかどうかで、区別することになります。ただし、よくわからないこともあると思いますので、その場合には医療機関でご相談いただければと思います。

※本連載で紹介する情報は、2020年12月時点のものです。
【医師監修】命にかかわる子どもの誤飲、予防法や対策とは?

この続きは...【医師監修】命にかかわる子どもの誤飲、予防法や対策とは?【子どもの「病気・けが」教えて!ドクター vol.8】


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【医師監修】子どもの突然の嘔吐…どうしようと慌てる前に確認することは?【子どもの「病気・けが」教えて!ドクター 第7回】
●「教えて!ドクタープロジェクトチーム」とは?

長野県佐久医師会・佐久市による、子どもの病気、ホームケア、地域の子育て支援情報などを発信するプロジェクトチーム。地域の子育て力向上事業としてだけでなく、SNS発信により「医師による確実な情報」を、リアルタイムで全国に発信している。
公式HP:教えて!ドクタープロジェクトチーム


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