コミックエッセイ:スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜

魚料理が嫌いなのに「嫌いじゃない」という夫 その理由は?【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.7】


魚料理が嫌いなのに「嫌いじゃない」という夫 その理由は?【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.7】
魚料理が嫌いなのに「嫌いじゃない」という夫 その理由は?【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.7】魚料理が嫌いなのに「嫌いじゃない」という夫 その理由は?【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.7】
魚料理が嫌いなのに「嫌いじゃない」という夫 その理由は?【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.7】

義父母に夫のことを聞かれたので、彼の好き嫌いのことを相談をしようと思ったら、逆に自分たちがどれだけ大変だったかというのを思いっきり聞かされてしまいました(笑)

いや笑ってられない。この時私は、夫が不憫に思えてしまいました。
夫の生い立ちをたまに聞く機会があるのですが、彼にとっては当たり前の義父母の言動は、私からすると随分と厳しいという印象があります。その上、食卓までこんなに厳しく育てられていたとは…。ただただ嫌いなものが食卓に登らないことを祈るしかないですよね。

戦後の食糧難からきている義父の固定観念も理解はできました。小さい頃に空腹でつらい経験をした方からすると、食卓に出されたものを嫌いだから食べないなんて「あり得ない」ことでしょう。だけどここまではっきりと「恥だ」と断言してしまうのも、幼い夫の心を思うと、とても不憫でなりませんでした。

私も今では好き嫌いなく目の前に出るものは何でも平らげますが…、小さい頃は夫と同じくお肉の脂や、お魚や、食べたことのないものへの恐怖心があり、いつもお皿をこねくり回していました。しかし6歳のある日、これまではずっと黙っていた母が、いきなり物凄い剣幕で「人が一生懸命つくったもん、食べたくないんやったら食べなさんなーーーー!!」と怒ったのです。

びっくりしたのと同時に、私の言動が母に嫌な思いをさせていたことにこの時初めて気づきました。それから母の気持ちを考えるようになったことで、自分の食べ物への恐怖心は消え失せたというのを、今でもすごく覚えています。

教育で好き嫌いは変わるのでしょうか? 好き嫌いは恥だと言い続けられても変わらなかった夫、そして一回の大声で変わった私。やっぱり人それぞれなんでしょうね。

次回に続く
「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
「魚料理は嫌い」と言えない理由を聞き怒りが収まった

この続きは...「魚料理は嫌い」と言えない理由を聞き怒りが収まった【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 vol.8】

読者アンケートにご協力ください (全4問)

Q.1 家族の好き嫌いに関するエピソードがありましたら、お聞かせください (最大1000文字)

Q.2 Q1で記入いただいた内容を、乗り越えたエピソードがあれば教えてください。 (最大1000文字)

Q.3 この記事へのご感想をぜひご記入ください。 (必須) (最大1000文字)

Q.4 今後取り上げてほしいテーマがありましたら教えてください。 (最大1000文字)

ご応募いただいたエピソードは、漫画や記事化されウーマンエキサイトで掲載される場合があります。この場合、人物設定や物語の詳細など脚色することがございますのであらかじめご了承ください。
 
この記事もおすすめ

新着子育てまとめ
もっと見る

ウーマンエキサイトで人気のコミックが動画でも!

チャンネル登録よろしくお願いします!

記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.