コミックエッセイ:両手に男児
「友だちのうちに行きたい!」 子ども同士のつながりが新しいフェーズに…しかし新たな問題も【両手に男児 Vol.51】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは! はなうさです。
子どもの成長とともに広がる「子ども同士の繋がり」
親の手元を離れていく、自立への一歩でもあります。
保育園の頃はお友だちの持ち物や好きなキャラクターなどに影響を受けたりすることが多く、「自分もテレビで〇〇見たい!」「あのキャラクターのパンツが良い!」など、「自分も欲しい」「やってみたい、見てみたい!」という影響が多かったのですが、長男が小学生になってからは新たな要求が出てきました。それは…
「〇〇君のお家に遊びに行きたい!」
そう、お友だちのお家に行きたいという新たなフェーズに突入したのです。
ここで問題なのが、小学校と保育園の大きな違いで親同士の繋がりがほとんどないということ。(送迎がないだけで全く面識がなくなる)
それに反して子どもたちはより、個人同士での親交を深めていきます。この図、まさに反比例。
お友だちの顔も、ましてや親御さんの連絡先なんて知る由もありません。
いつか来るとは思っていたけれど、ついに来たか、という感じ。
長男はまだ一年生。そして、この頃はコロナも落ち着いてきてはいたものの、マスクも日常的に使っており色んな意味で「まだ早い」時期だと判断しました。
長男には相手のご家庭のことやおうちの場所もわからないのでそのことも踏まえておうちに行くのはまだ早いと説明し本人もそれで納得したのですが…。
次の日。
「〇〇君のおうちわかった。近いよ。」
と長男。登下校コースが一緒だったのかな? と思って聞いてみると、なんとパソコンの授業で使う地図サイトを駆使してみんな自分の家の場所を教え合っているとのこと!! これには私もビックリ!! じ、時代~!!
今はそうやって家の場所を教え合うのかと驚きつつも、近くてもおうちの人の事情もあるから遊びに行くのはダメと言ったのですが…。
なんとお家の人の許可までとってきた…!!
おいおい、すごい行動力だな。遊びに行きたい熱量は伝わってきたのでそこまでしてお友だちの家で何をしたいのか聞いてみると…
ですよねー!!
我が家にはゲーム機がないのですが、祖父が長男のために買ってくれたものが私の実家にありまして。じぃじばぁばのおうちに行った時だけの楽しみになっています。
ゲーム大好きな長男は、やはり同じゲーム好きだったことから〇〇君と仲良くなったようで毎日ゲームネタで盛り上がっていたそうです。
その流れから「今度うちでやろうよ!」と誘ってもらい、長男から私に友だちのお家に遊びに行きたいとお願いしてきた、という流れでした。