子育て情報『きっかけはハリセンボン!?子どもの“好き”から広がった学びの世界』

きっかけはハリセンボン!?子どもの“好き”から広がった学びの世界

魚をさばき命をいただく、本物の食育

私が家でさばけそうな魚は、出来る限りそのまま買って帰ることにしています。魚から季節を感じてほしいのもありますが、一番は、“私たちは生きている命をいただいて生きていること”を知ってほしいから。

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ホウボウという魚、ヒレが美しい

魚を買って帰ると、「わたしがやる!」と、魚をさばくことにも挑戦する娘。先日はメバルを購入。うろこをペットボトルのフタで取り、内臓を自分で出しました。小さな手で丁寧に「これは腸で、胃、食道と、緑は胆のう…」と言いながら、出しては並べる娘。この時も図鑑が大活躍し、内臓とその呼び名も一致してきたようです。


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その後、煮付けにしたメバルを骨付きのまま1匹与えました。途中で「食べられない~」と、弱音をはくかなと思っていましたが、黙々と格闘、きれいに完食!こんなにきれいに食べてくれたら、魚もきっとよろこんでくれるはずです。

関連記事:「子どももきれいに完食!大人でも苦手な魚の食べ方はこう教える!」https://enfant.living.jp/mama/mamnews/406885/

まだまだ広がる学びの世界

娘が魚に夢中なのは、今や道の駅のスタッフの中では有名に。将来の“さかなちゃん”になるのでは、というウワサも(笑)。
道の駅の駅長さんからは娘が持っていない珍しい図鑑や本を、スタッフの女性からは魚のシールなどの魚グッズ、娘の様子をSNSで知った友人は、お寿司がどんな魚からできているかが分かる絵本「おすしのずかん」を、また違う友人は「魚魚あわせ(ととあわせ)」という魚の漢字カルタをプレゼントしてくれました。

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ハリセンボンの様子を見ることから始まった“魚調べ”、ここまで学びの世界が広がるとは思いもしませんでした。“学びへの入り口”は、どこに転がっているか分からないものですね。<取材協力:道の駅「上関海峡」http://kaminoseki-kaikyo.jp/>

<文・写真:フリーランス記者林未香>
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