キャンプ歴15年のママ直伝!子連れキャンプで必要な3つのポイント
キャンプ、アウトドアの季節到来!今年の夏にキャンプデビューするご家族へ、キャンプ歴15年の著者が、子連れキャンプで心得ておきたいポイントをまとめました!
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日常の喧騒から離れた自然の中にいると、ついつい気が緩んでしまいがち。ですがキャンプはアウトドアなので、常に“危険と隣り合わせ”ということを忘れてはいけません。
キャンプ場に到着、受付でチェックイン。利用するテントサイトを教えてもらい、まず行うことはキャンプ場内をぐるっと1周してみることです。トイレ、炊事棟、ごみ置き場はどこにあるのか、場内での自分たちのサイトの位置関係も家族で歩いて確認します。
このとき、場内に危険な場所がないかもチェック。管理人さんが事前に教えてくれることもありますが、親の目で実際に見て確認しておきましょう。危険箇所を見つけたら、「ここは転がり落ちる危険があるから、入ったらダメだよ」、「この池の近くは大人と一緒だよ」と、その場で具体的に伝えること。
次にテントやタープなどの設営です。我が家は、三姉妹それぞれ1歳の頃にキャンプデビュー。子どもから目が離せない時期は、私が必ずそばについて見ていました。その間に夫は1人で黙々とテントを設営。1人なので時間がかかるのですが、必要なときには簡単なヘルプをしながら、子どもの安全を第一に設営します。
子どもたちが小学生にもなると、手伝いができるようになります。我が家はキャンプの度に経験を重ねてきたので、子どもたちも設営・撤収のコツをつかみ、大人1人分の仕事が任せられるまでに成長。
キャンプ場内ではたくさんの家族が、それぞれの時間を過ごしています。壁のない場所で互いの気配を感じながら過ごすので、他のグループに迷惑をかけないような心がけが大切。
【ハヤシ家のキャンプルール】
・あいさつを忘れない。夜は遅くまで騒がない
キャンプ場内で人とすれちがったり、炊事場で一緒になったら、必ず気持ちよくあいさつをすること。
またキャンプは他人に迷惑をかけないことが基本ですので、夜は遅くまで騒がない。我が家は夕食後、静かに焚火を眺めながら焼きマシュマロをして、早めにテントに入って眠ることにしています。自然の中での早寝早起きは、最高です。
・サイトを離れ遊びに行くときは必ず大人に伝えてから
最初から子どもを自由にさせておくと、行方が分からなくなる危険性があります。山ひとつがキャンプ場になっていたり、サイト近くに川が流れているところもあります。初めての場所では子どもが迷子になりやすいですし、探す方も大変。サイトを離れて遊びに行く際は、必ず親に伝え許可をえてから行くこと、これは鉄則です。私たち夫婦も、子どもがどこで何をしているか、常に様子を把握しながら過ごすように心がけています。
・1人でトイレに行かない
トイレはどこも個室、何が起こるかわかりません。危険を回避するために、子ども1人では絶対に行かないこと。トイレに行きたくなったら姉や妹を誘うか、大人と行くことに決めています。
・他のテントサイト内を横切らない
子どもは近道や狭い場所が大好き。トイレや炊事場への近道だからと、目の前のサイトを横切ってしまうことも。しかしそこは他のグループの空間です。人のサイトには勝手に入らないよう、横切らないよう、子どもにきちんと伝えておきましょう。
何より危険なのは、サイト内で使っている焚火や、テント・タープを支えているロープ。通り過ぎる際に足をひっかけたり、怪我をする危険性がなきにしもあらず。人のサイト内で子どもの事故やトラブルが起きないよう、注意が必要です。
キャンプ場はみんなが共有する場所。自分たちさえよければいい、そのときだけ良ければいいという考えはNGです。トイレや炊事棟の共有場所をきれいに使うのはもちろん、撤収後はサイト内にゴミが落ちていないか最終確認をして、チェックアウトしましょう。
これらのちょっとした心がけで、ファミリーキャンプは安全でより楽しいものとなります。“お金を払っているお客だから当然!”ではなく、“サイトを借りている”、“自然から場所を借りている”という気持ちも忘れずに、楽しい家族の思い出を作ってくださいね!
<文・写真:フリーランス記者林未香>
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「普通免許で運転可能!キャンピングカーで自由気ままに家族旅行」
1.まずはキャンプ場内の設備と危険場所のチェック
日常の喧騒から離れた自然の中にいると、ついつい気が緩んでしまいがち。ですがキャンプはアウトドアなので、常に“危険と隣り合わせ”ということを忘れてはいけません。
キャンプ場に到着、受付でチェックイン。利用するテントサイトを教えてもらい、まず行うことはキャンプ場内をぐるっと1周してみることです。トイレ、炊事棟、ごみ置き場はどこにあるのか、場内での自分たちのサイトの位置関係も家族で歩いて確認します。
このとき、場内に危険な場所がないかもチェック。管理人さんが事前に教えてくれることもありますが、親の目で実際に見て確認しておきましょう。危険箇所を見つけたら、「ここは転がり落ちる危険があるから、入ったらダメだよ」、「この池の近くは大人と一緒だよ」と、その場で具体的に伝えること。
子どもの危険は親が見ていないときに起こることがほとんどなので、子ども自身に注意を促しておくことが必要なのです。
2.テント設営・撤収時の過ごし方
次にテントやタープなどの設営です。我が家は、三姉妹それぞれ1歳の頃にキャンプデビュー。子どもから目が離せない時期は、私が必ずそばについて見ていました。その間に夫は1人で黙々とテントを設営。1人なので時間がかかるのですが、必要なときには簡単なヘルプをしながら、子どもの安全を第一に設営します。
子どもたちが小学生にもなると、手伝いができるようになります。我が家はキャンプの度に経験を重ねてきたので、子どもたちも設営・撤収のコツをつかみ、大人1人分の仕事が任せられるまでに成長。
最近では料理も担当してくれるので、一番ラクをしているのは母ではないかというウワサも(笑)。
3.人に迷惑をかけない“ルール決め”
キャンプ場内ではたくさんの家族が、それぞれの時間を過ごしています。壁のない場所で互いの気配を感じながら過ごすので、他のグループに迷惑をかけないような心がけが大切。
【ハヤシ家のキャンプルール】
・あいさつを忘れない。夜は遅くまで騒がない
キャンプ場内で人とすれちがったり、炊事場で一緒になったら、必ず気持ちよくあいさつをすること。
またキャンプは他人に迷惑をかけないことが基本ですので、夜は遅くまで騒がない。我が家は夕食後、静かに焚火を眺めながら焼きマシュマロをして、早めにテントに入って眠ることにしています。自然の中での早寝早起きは、最高です。
・サイトを離れ遊びに行くときは必ず大人に伝えてから
最初から子どもを自由にさせておくと、行方が分からなくなる危険性があります。山ひとつがキャンプ場になっていたり、サイト近くに川が流れているところもあります。初めての場所では子どもが迷子になりやすいですし、探す方も大変。サイトを離れて遊びに行く際は、必ず親に伝え許可をえてから行くこと、これは鉄則です。私たち夫婦も、子どもがどこで何をしているか、常に様子を把握しながら過ごすように心がけています。
・1人でトイレに行かない
トイレはどこも個室、何が起こるかわかりません。危険を回避するために、子ども1人では絶対に行かないこと。トイレに行きたくなったら姉や妹を誘うか、大人と行くことに決めています。
これは日頃スーパーなどに行った際も同じで、我が家のきまりです。
・他のテントサイト内を横切らない
子どもは近道や狭い場所が大好き。トイレや炊事場への近道だからと、目の前のサイトを横切ってしまうことも。しかしそこは他のグループの空間です。人のサイトには勝手に入らないよう、横切らないよう、子どもにきちんと伝えておきましょう。
何より危険なのは、サイト内で使っている焚火や、テント・タープを支えているロープ。通り過ぎる際に足をひっかけたり、怪我をする危険性がなきにしもあらず。人のサイト内で子どもの事故やトラブルが起きないよう、注意が必要です。
万が一、子どもが迷惑をかけてしまった場合は、先方に謝るのもマナーです。・来た時よりもきれいに
キャンプ場はみんなが共有する場所。自分たちさえよければいい、そのときだけ良ければいいという考えはNGです。トイレや炊事棟の共有場所をきれいに使うのはもちろん、撤収後はサイト内にゴミが落ちていないか最終確認をして、チェックアウトしましょう。
これらのちょっとした心がけで、ファミリーキャンプは安全でより楽しいものとなります。“お金を払っているお客だから当然!”ではなく、“サイトを借りている”、“自然から場所を借りている”という気持ちも忘れずに、楽しい家族の思い出を作ってくださいね!
<文・写真:フリーランス記者林未香>