ママにかまってほしい「中間子」に、自信を持たせてやる気を引き出すヒケツ
相手が望んでいることを叶えようとするあまり、自分の意見を定めず相手に従うことを優先させてしまいます。
この性質は、時として「相手によって態度や意見を変える」という性質にあらわれてくることがあります。本人には悪気はなく、むしろ相手にとって都合の良い自分でいたいと思うあまりの行動なのですが、八方美人とか、意見が一貫していないと評価されてしまうこともあるでしょう。
その根底にある心理は、やはり相手に気に入られたい、認められたい、相手にとって一番の人になりたい…という欲求です。中間子がしつこく振る舞っているうちは、なかなか八方美人にはなりません。しつこくすることで親から怒られる経験を重ねると、今度は相手の言うことを聞くことで好印象を勝ち取ろうという発想の転換が起こってしまうのです。
「あなたはあなたでいい」と伝えて
中間子の基礎になるのは、ママやパパの関心がほしい!という欲求です。もちろんより幼い子に手が掛かるのは仕方ありませんが、一番下の子がいるにしても、中間子に毎日、一定の気持ちを割くことを決して忘れないでください。
そして無理をしなくても、ありのままのあなたを愛していること、あなたの頑張りに期待していることを伝えましょう。見てくれている、期待されていると感じることで、中間子は自分の実力を余すことなく発揮します。そして他人の意見を尊重しつつも、左右されることなく自分自身で判断できる大人へと成長していくことでしょう!