子どもの忘れ物対策、どうしていますか?
今の時期は、新調しなくてはならないものや、サインして提出しなくてはならないものも多いですよね。これらすべてを母親がひとりで管理して、忘れ物がないようにするのは、かなりの労力だと思います。
ちなみに現在10歳の娘と、7歳の息子は、ほとんど忘れ物をしません。それは筆者が「ダメ母」であるがゆえなのです。
娘の幼稚園スタート、あれもこれも忘れてしまう…
新しい生活が始まった4月。入園した娘はたくさんの手紙を持ち帰ってきました。筆者は、それらの手紙をきちんと読み込まず、スタート時から数々の忘れ物をさせてしまいました。
幼稚園での芋掘りで軍手忘れる大失敗
数々の忘れ物のなかでもいまだに話題になるのが、芋掘りの軍手のこと。園バスから、開口一番「軍手がなかった!」と叫びながら降りてきた娘。
その日は、園内の小さな畑で、小さなお芋を1人ひとつ掘るイベントがありました。入園説明会で先生から「ほんの少し土を触るだけなので、砂場遊び用のプラスチックのシャベルを持参してほしい」と聞いていました。
しかし、その後の園からのお知らせの手紙に別途持ち物として、「軍手」が書かれていたのです。話を聞いていたのですっかり油断して手紙を見ていませんでした。
娘は悲しんでるわけでも、怒っているわけでもなく、ただただ、初めての集団生活で自分だけ必要なものを持っていなかったことに、とても衝撃を受けていました。
そして、「私の持ち物を確認する意識はここから芽生えた」と、娘は言います。
明日の持ち物を私に伝えて来るようになった娘
その後も、忘れ物やミスをちょいちょい犯してしまう母。遠足の際には体操帽子と麦わら帽子を間違えて持たせ、工作で使用する牛乳パックを用意し忘れ、園に提出しなければいけない手紙を忘れ…。
その様子を見ていた娘の中で、何かが芽生え、育っていったのでしょう。年中になったある日のこと、私に明日の持ち物を伝えてくるようになりました。
今では提出物とともにボールペン、ハンコを持ってくるように
幼稚園時代から「持ち物の管理は母に任せておけないのでは?」と気がつき始めた娘。現在は、必要な道具は自分で準備し、家の中にないものは私にメモを書いてくれるようになりました。提出しなくてはならないプリントは、持ち帰ったその日にボールペン、ハンコとともに私のところへ持ってきます。