【習い事】6歳息子の「ぼく勝てないから…」で考えたやめさせ時
習い事で、子どもに「行きたくない」「やめたい」と言われたことのある人も少なくないと思います。せっかく続けてきた習い事をやめるか続けるかは、親としても悩みますよね。
6歳の息子は先日、1年ちょっと通った将棋教室をやめました。やめるに至った経緯と辞めるタイミングに関する失敗談を紹介します。
4歳で将棋を始めた息子、少しずつ勝てるようになったころ…
息子が将棋教室に通い始めたのは、年中の終わり。4歳には早いかな? と思いましたが、体験教室へ行ったら「楽しかった! やりたい!」と言うので、始めることに。まわりの子は年上ばかりで、最初の頃はまったく勝てませんでしたが、少しするとときどき勝つことも出てきました。
グッと上達した時期もあり、集中して考えながら将棋を指していましたが、ある時から明らかに下手になっている! と感じるように。
中だるみの時期かと思い、様子を見ていました。
息子の気持ちに気づけなかったと反省
10か月経った頃から、教室へ行くのを渋ったり、「ぼく、勝てないから…」と、グチも言うように。励ましたり、慰めたりしつつ、イヤならやめてもいいとも伝えましたが、本人は「やめない」の一点張り。教室の先生も友達も好きとのことなので、どうしたらいいか迷っていました。
先生に相談したところ、「最近はやる気がなく、勝ちたいという意思が見えない。勝負に勝てないことを気にする子もいて、そういった子は、将棋を指すのが辛いかもしれません」と。性格によって向き不向きがあるとのこと。
勝負に負けると「悔しい、次は勝ちたい」と闘争心を燃やすタイプと、「自分はできない、ダメなんだ」と落ち込んでしまうタイプがあります。
息子は、完全に後者タイプ。
先生のお話を聞いて、今まで息子の気持ちに気づいてあげられなかったと反省しました。
思いきってやめたら気持ちが軽くなった
今までは、習い事の曜日が来るたびに、「やめさせた方がいいのか…でもせっかく続けてきたのにやめるのはもったいない…」と憂鬱になっていました。将棋教室をやめてからは、親も子も気持ちがふっと軽くなった気がします。
ただ、習い事をやめたあと友達と将棋を指す機会があったときには、「ぼく、弱いから…」と、指したがりませんでした。やめさせるタイミングが遅くなり、自信を失わせてしまったことは、私の反省点です。
習い事をする目的を再確認
今回のことで「習い事はなんのためにさせるの?」