一般的にいう「イヤイヤ期」とは、1歳代後半から3歳くらいまでの、なんでも自分でやりたい時期のことを指すかと思います。しかし、わが家では長男の「5歳のイヤイヤ期」を経験。
そこで今回は、悩んだことと、わが家が実践している5歳のイヤイヤ期にうまくつき合う方法を紹介します。
2歳のイヤイヤ期と、5歳のイヤイヤ期の違い
わが家には学年で3歳違いの兄弟がいます。5歳(長男)と2歳(次男)のイヤイヤ期を同時に目の当たりにし、その違いは明らかでした。
「2歳のイヤイヤ期」別名:なんでも自分でやりたい期
・自分でやってみたいことを手出しされるのがイヤ
・とにかく何でも目に入ったものはマネをしてみたい
「5歳のイヤイヤ期」別名:なんでも言い返したいあまのじゃく期
・くり返し同じことを注意されるのがイヤ
・とにかく言われたことの反対のことを言ってみたいし、やってみたい
性別や性格によって個人差はあるかと思いますが、周りのママ友たちに聞いてみたところ、「わかる~!」の大合唱(笑)。わが家だけではなかった!と、なんだか救われた気持ちになりました。
5歳のイヤイヤ期は、プチ反抗期
長男の場合、5歳のイヤイヤ期が顕著に表れたのは「モノづくり」のときでした。園で教わった工作を家で再現するとき、ブロックや折り紙、お絵描きのときに思いどおりにならないと、かんしゃくを起こすように。
その後はこちらが「こうしてみたら?」とアドバイスをしてみても、すでに聞く耳をもっていません。本当はやりたいのに「もうやらない!」、本当は手伝ってほしいのに「ママはもう何も言わなくていい!」と反抗されてしまうのです。
自分なりにこうしたいという理想ができているからこそ起こることなので、見守るスタンスでいなくては…と、頭ではわかっています。しかし、毎日のように続くイヤイヤに、そしてその矛先が弟へと向かうことについイライラしてしまい、ヘトヘトになることもありました。
わが子への対応で必要なのは私の「流すスキル」
園での様子が気になり、先生に確認したところ、園では思いどおりにならなくてもかんしゃくを起こすことはないとのこと。うまくいかないときには先生に質問しているようです。
家の中だけでということは、甘えたいのかもしれません。
何度も長男とやりとりしていて気がついたのは、親があれこれと口を出さずに子どもが落ち着くまで“待つ”(これが、私にとっては一番難しいのですが…)