【防災】乳幼児家族が生き延びるために確認しておくこと
子どもは食べたことのないものを嫌がる傾向がありますので、子どもが食べて慣れているものを中心に準備するのもポイントだそうです。
それに加えておやつも必要だと聞き、驚いた私。永吉さんいわく、「災害時は非日常で、それだけでもストレス。子どものストレス緩和のためにも、おやつは必要です」とのこと。
実際の避難生活では、ストレスや栄養失調での災害関連死も問題視されているので、再度チェックしておきたい点です。
その他、オムツ等は配給で子どもにぴったりなサイズを受け取れるとは限らないので、日常から1カ月分はストックしておくよう心がけましょう。
あったら便利なグッズとアプリ
非常時用持ち出し袋は多くの家庭で準備していると思いますが、小さな子どもを連れて避難する場合は荷物が重すぎたり、また子どもをおんぶするなどでリュックを背負うことができない場合も。
そんなときは持ち出し袋の代わりに、“防災ベスト”がオススメ!背負う子どもの体重+防災ベストで10kgを目安に荷物を準備をするとよいそうです。
ベストのポケットに入る量は限られますが、最低限入れてほしいものは、”ヘッドライト、水、行動食、呼子、そしてゴミ袋”。ゴミ袋は雨具や風よけにもなります。
魚釣り用のベストやカメラマンベストでも代用可
その他、便利な防災アプリも。永吉さんがインストールしているアプリを見せてもらいました。
永吉さんが使っている防災関連のアプリ
「避難所ガイド」は出先でも最寄りの避難所を確認できるそうなので、私も早速インストールしました。
「ゆれくる」は緊急地震速報以外にも観測後の震度情報、津波警報・注意報の発表・解除も教えてくれます。使えそうなアプリを事前に調べ、インストールしておくことも準備のひとつです。
子どもを守る=災害前にいかに準備ができているか
永吉さん自身は3歳と0歳児を育てるママ。ママになってから防災の"抜け"に気づき、“子連れのための防災が必要”だと、改めて学び直したのだそう。
子育てママ応援サロン「ほっこり~の」にて、ママ向けの防災講座
実際に永吉さんの防災講座を受講したママからは、「何とかなるだろうと思っていたけど、自分の考えの甘さに気づかされた」、「 自分が死ぬ可能性を想定していなくて、親が死んだときに子どもがどう生き抜くかを考えたことがなかった」と、リアルな感想が聞かれます。
「子どもを守れるかは、子どもと一番長く過ごす母親(または父親)