直線縫いだけで簡単!給食用ランチョンマットの作り方
裏地つきの場合、縫い代の線は1センチ幅で引いてください。
そして、縫い代をつけたサイズで裁断します。
指定サイズ(縦30センチ×横40センチ)の場合、裁断後は縦32センチ×横42センチの布になります。
それぞれ裁断できました。
【ステップ2】
次にそれぞれの生地を中表(表面同士を合わせる)にします。
どこか適当なところを7センチほど残して、グルッとできあがりの線を縫います。
角は斜めに切り落とすと、表にひっくり返したときにキレイです。
【ステップ3】
先程、縫わずに残した7センチの部分からひっくり返して表にします。
【ステップ4】
縫っていない部分も1センチ内側に折り込み、アイロンをかけます(この部分は、生地を表にして整えるとキレイに縫い代が内側へ折り込まれます)。
【ステップ5】
ミシンがある方は、まわりをぐるっとコバステッチ(0.2〜0.3センチ幅の細かいステッチ)をかけて完成。
ミシンがない場合は、ぐるっとステッチかけるのが大変だと思いますので、アイロンを掛けたあと、穴部分を手縫いでかがってもOKです。
今回は、裏地ありとなしの両方のランチョンマットの作り方を紹介しました。生地ですが、縮みを防ぐために、購入したら裁断前に「水通し」(※注2)をすることをおすすめします。
また、ランチョンマットに適している生地は綿の「オックス」(薄いキャンバス生地のようなもの)がベストだと思います。
個人的には、歪みや縮みなどを気にせず使えて洗える「裏地なし」のランチョンマットが好みなので、わが子にもこのタイプを持たせています。
とはいえ、表裏違う柄などのデザインにしたい!などという思いもありますし、縮まず使える素材もありますので、ぜひお好みで裏地ありなしを作ってみてくださいね!
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※注1【生地の方向の確認の仕方】
生地は、必ず縦と横があります。柄物は分かりやすいですが、無地は縦横が分かりにくいですね。
生地の「耳」と呼ばれるほつれてこない部分(生地によっては針を通した穴が開いている部分)が、左右の両サイドにくるようにしましょう。
ランチョンマットを作るときは、生地が横長になるように裁断してください。
※注2【水通しのやり方】
洗面ボウルに水を張ります。そこへ購入した生地を投入し、完全に水に浸します。
15分ほどたったら、洗濯機で脱水し、干して乾かします。乾いたら生地にアイロンをかけて水通し完了です。
<文・写真:ライターMAI>