3歳の娘が教えてないのに字が読めるように!親がやった3つのこと
でも今思えば、そのことがよい作用をもたらしたように感じています。
もしたくさんの時間の余裕があったら、娘が初めて授かった子であることや、私のわりと生真面目(?)な性格を考えると、娘のやっていることがいつも気になってしまい、余計な口出しをしていたかもしれません。
忙しい状況だったからこそ、過干渉を防げたのだと思います。
娘は、自分の思うままに絵本を開き、メモ用紙に書き、自ら進んで文字に親しんでいきました。
強要されることなく、自分から取り組んでできるようになったという経験は、娘にとっても自信になったようです。
3つのポイントはほかのことにも応用できる
わが家の事情は、あくまで一例。さらに、文字は読めても書くときのフォローにはとても苦労した経験もあります。
でも、
【あちこちに興味のタネ】がある環境で
【楽しい遊び】として文字に触れあうことができて
【強要されない】状況で自分のペースで取り組めた
この経験は、早く文字を読めるようになることに限らず、いろいろなことに生かせるように感じています。
興味のタネをたくさん撒いてあげて、子ども自身のペースを尊重しながら、サポート役として応援する姿勢をとる…この3つは、親としてこれからも大切にしていきたいなと思っています。
そして、さまざまな事情で、子どもをきちんと見てあげられない、サポートする時間が足りないと感じていても、親が懸命にがんばっていれば、子どもはその姿を見て、何かを感じ身につけていってくれることを実感しています。
これからも前向きに親業に励んでいきたいと思います。
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<文・写真:ライターOtoka>