入園入学の必須アイテム!手提げバッグを作ってみよう
秋の気配を感じるようになると、そろそろ来年度の入学や入園のことを考え始める人も多いかもしれません。
そこで、今回は入園入学に必須な手提げバッグに向いている生地や用尺(必要布のメーター数)、そして作り方を紹介しようと思います!
裏地なしでしっかりした袋ものの生地選び
まずは、基本的な生地の選び方から。
手提げバッグなどの袋もので裏地をつけるのは難しそう。そう思っている人も多いと思います。
でも、実は袋ものって裏地がなくても生地次第では、しっかりとしたものができあがります。
ということで、今回は裏地なしでもしっかりとできる生地選びから!
☆キルティング☆
袋ものでよく見かける生地ですね。
生地と生地の間に綿が挟まっていて、ステッチで縫われている生地のことです。バッグ作りには最適です!
☆帆布(はんぷ)☆
「キャンバス生地」とも呼ばれ、いわゆる市販の「トートバッグ」によく使われる生地です。
難点は、生地が硬いので少し太めのミシン針と糸が必要なところ。そして、端などを三つ折りすると縫いにくいこともあります。
マチをつけたら、手を放しても自立するくらいしっかりした仕上がりになるのが魅力。
「麻」の風合いがほしい人は、「ソフトキャンバス」が縫いやすくておすすめです。
☆オックス☆
オックスは厚めのシャツにも使われるもの。ポーチやミニバッグにも使われます。
帆布生地を薄くしたイメージで、かわいいプリント生地もたくさんあります。
柔らかめのバッグになりますので、使わない時は折りたたんでランドセルにもしまえるのがメリット!
よい柄のオックス生地があったけど、シワができにくく、パリッと硬く仕上げたい!という時には、裏にアイロンでくっつく「接着芯」を貼るといいですよ。
これ以上薄い生地になるとペラペラで強度も弱くなるのでおすすめできません!
また、春夏には向いていませんが、秋冬であれば、フリース生地やウール生地もOKです。
生地は何メートル買えばいいの?
「何メートル買えばいいか」は、みなさんが悩むところかと思います。
生地の幅は、90〜92センチ幅・110センチ幅・144センチ幅が多いです。なので、この3種類の布幅で一番幅の狭い90〜92センチ幅で考えたいと思います。
必要な用尺と裁断図は以下の通り。
図のように、80センチあれば足りますが、不安な方や布が50センチ単位で売ってくれるようなお店では、1メートルで買ったほうがいいと思います。