小2でお金の貸し借りトラブル!?お金についてどう教える?
と教えるだけでなく、「友達に何かを買ってもらってはいけない、買ってあげてはいけない」と教える必要があります。
優しさのつもりで「買ってあげる」ことにも要注意!
子ども達には、ものを買ってもらうことが、“借り”であるという意識がありません。
特にお店で買い物をするということに抵抗がなくなってくると、まったく悪気なく、まるでお母さんに言うように、友達にも「買って!」と口にしてしまうことも。
このとき、たまたまお金を持っていた子は「これくらいなら、お金もまだあるからいいか」という気持ちと、「自分だけ買って、友達が買えないのはかわいそうだな」という気持ちがまざりあって、「いいよ!」と買ってあげるかもしれません。
しかしこれが度重なると、次もまた「買ってよ」「この前、買ってくれたでしょ」となることも。
大人であれば、一度何か買ってもらったら「お返しを」と考えるところですが、子どもにはそのような考えはありません。中には親に報告をせず、気軽に「買って」と口に出す子もいるようです。
親が知らない間に、よその子に何度もおやつを買ってもらっていること、反対にわが子が買ってあげる立場になっていることも可能性として考えられるのです。
お金を使い始める時が教え時
お金の使い方と言うと、「どれだけの金額を何に使うか」「ムダ遣いをしないように」といったことに意識がいきがちですが、小学生になると友達と一緒に行動をすることを前提としたお金の使い方も、忘れずにレクチャーしたいところです。
お金を使い始める時は、お金の使い方の教え時でもあります。「買ってよいもの、ダメなもの」のほかに、「お金を貸さない、借りない」「ものを買ってもらわない、買ってあげない」の2点も忘れずに伝えましょう。
子どもには「どうして?」と言われることがありますが、トラブルに発展する可能性があることを丁寧に説明しましょう。
予定外の事態は親に報告をするように伝える
また、断っても買ってくれる、もしくは子ども側が断り切れないという「予定外の事態」が起こるケースも。
わが家では「もし、そういうことがあったら、ママがお礼をするから必ず報告してね」と子どもに言っています。実際に最近、2年生になった次女が財布を持たずにでかけたときに、コンビニで友達からアイスを買ってもらうという事態が起こりました。
帰宅後そのことを娘が話したので、友達には私からアイス代を返し、「今度からお店に行く時にはお金を持っていかせるから、お店に行く前に教えてね」