子どものウソの原因は親!?気をつけたいNG言動4つ
子どもが話したことがウソだったとわかった時は大きなショックを受けると同時に、どうしてこんなウソをつくんだろう…と親として悩むものです。
あれこれ考えてもわからない、ウソをつく原因。それ、あなたのせいかも…!?そう、親の言動のためにウソをつくことがクセになってしまう子どももいるのです。
今回は心理カウンセラーの立場から、子どもにウソをつかせてしまう親の言動、また子どもがウソをつく理由についてご紹介します。
その1.子どもを強めに叱ることが多い
まずは叱り方。子どもがいけないことをした時や、失敗をした時に、声を大きくしたり、言葉遣いを荒くしたりして、強めに叱っていませんか?親も人間なので、イライラするとつい強めに叱ってしまうこともあるでしょう。
ただ、この叱り方が子どもがウソをつく原因として、もっとも多いと言えると思います。
何か問題を起こしたとき、子どもとしては「バレたら怒られる!」と考えます。
それが怖いので、自分の身を守るためにウソをつく道を選んでしまうことがよくあるのです。
その2.心配性あるいは過保護である
自分のことで心配させたくない
親が心配性だったり、過保護だったりするときにも子どもがウソをつくことがあります。子どもは親のことが大好き。だから、子どもなりに「自分のことで心配させたくない」と考えているのです。
例えばお友達とケンカになったり、トラブルがあったような時など、(このことがママにバレたら、心配するだろうな…)などと思うと、「何かあった?」と親が聞いたときに「ううん、何もないよ!」と答えるケースが見られます。
余計な口出しをしてきそうだな
同様に、(これをママに言ったら、ママが余計な口出しをしてきそうだな)と子どもに思われているケースも。自分がトラブルに遭遇しても、親に口出しをされたくないという理由でそれを隠すためにウソをつく子もいます。
その3.そもそも親が子どもにウソをついている
「言うことを聞かないと、おもちゃ捨てちゃうからね!」
例えば子どもがなかなか言うことを聞かない時など、つい「そんなことをするなら、もうお菓子買ってあげないから!」とか、「言うことを聞かないと、おもちゃ捨てちゃうからね!」なんて叱り方をしたことはありませんか?
けれど実際、もうお菓子を買わないなんてことはないし、気に入っている子どものおもちゃは捨てられない…。
親からすると子どもに言うことをきかせるための手段でも、子どもから見ると、立派なウソです。