2018年1月15日 11:30
絶対持たせたい!子ども用防犯ブザーの選び方と使用方法
などと説明するだけではなく、親が不審者役になりシミュレーションしたほうがよいでしょう。
体を動かしながらシミュレーションしましょう。大人が両手を広げてもつかまらない距離はどのくらいなのか、距離を取りながらどうやってブザーを鳴らすのか、などを確認しましょう。
ブザーを取り付ける位置にも注意が必要です。当然すぐに手の届く場所に取り付けます。ランドセルの側面に付ける子も多いですが、とっさの時に手が届きにくいものです。肩ベルト全面の金具であれば、小さい子にもすぐに手が届くでしょう。男子であればズボンのベルト通しも手が届きやすいです。
成長に合わせて、取り付け位置の見直しを行いましょう。
実際に危険に遭遇しても「勘違いだったらどうしよう」などと子どもが使用をためらうケースもあります。しかし、子どもをだます声掛けは、巧妙化しています。「もし悪い人ではなかったら謝りに行くから大丈夫だからね」などと伝えてあげ、少しでも危険を感じたらためらわずにブザーを鳴らすように教えましょう。
防犯ブザーを持たせたから安心というわけではなく、使用方法の確認や練習、定期的なメンテナンスは必要です。ふざけてオモチャとして使用しないように言い聞かせることも大切です。防犯ブザーに限らず、日頃から防犯についての話を親子でしておくことが重要ですね。
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